居心地のよいラグジュアリーなホテルステイで優雅に過ごす。「ソウル新羅ホテル」で叶える大人の韓国旅

ソウル新羅ホテル

ほんの2時間ほどのフライトで行くことができる韓国は、国内旅行のように手軽に出かけられるデスティネーションとして多くの日本人旅行者が訪れます。もちろん韓国の食やショッピングも旅の醍醐味ですが、もっとゆったりと韓国ステイを楽しみたいという旅行者も増えています。

そんなワンランク上の旅のスタイルを叶えてくれるのが、韓国を代表する名門ホテル「ソウル新羅ホテル」。ラグジュアリーなホテルライフを満喫しながら観光も楽しむ、大人のための韓国旅をご紹介します。

仁川空港からリムジンバスで2時間。バス停にホテルからのお迎えも

ソウル新羅ホテル

「ソウル新羅ホテル」が位置するのは、ソウルの中心部にある南山の麓にある見晴らしの良い高台です。

仁川空港からホテルまでの所要時間は約2時間。空港から「6702K」リムジンバスを利用し、奨忠体育館前下車。バス停からホテルまでは徒歩15分ですが、坂道なので大きな荷物がある場合にはバス停に到着する10分前を目途にホテルに電話をすれば(韓国語・英語対応)、同バス停まで車でのお迎えサービスがあります。

または空港鉄道を利用してソウル駅で下車し、タクシーを利用すれば空港からホテルまで約1時間半で到着。金浦空港からはタクシーで、所要時間は約40分です。

 

『フォーブス トラベルガイド』で韓国唯一の6年連続5つ星ホテルを獲得

ソウル新羅ホテル

「ソウル新羅ホテル」は、国内外の政治家をはじめ多くの著名人が指名するVIP御用達ホテルとして、また数々の国際会議が開催される場所として、韓国でも歴史のある格式の高いホテルです。近年は、アメリカの有名なトラベルガイド『フォーブス トラベルガイド』のホテル部門で、韓国のホテルで唯一、6年連続5つ星ホテルを獲得したという実績もあります。誰もが「一度は泊まりたい」と憧れる場所なのです。

 

「コリアンモダニズム」をテーマにしたアート作品のようなフロント

ソウル新羅ホテル

世界的なホテルデザイナー、ピーター・リミディウスが手掛けたアート作品のような佇まいの館内は、韓国の伝統的な美しさと洗練されたモダンを融合した「コリアンモダニズム」がテーマ。高い天井と解放感のある広々としたフロントが、まるで美術館のような格調高い雰囲気を醸し出し、ホテルステイへの期待が膨らませます。

 

ソウル新羅ホテル

滞在中、何か困ったことがあればフロントやコンシェルジュへ相談を。英語が基本ですが、日本語ができるスタッフもいるそうです。どんな小さな相談にもゲストに気持ちよく過ごしてほしいという心配りが随所に感じられ、「ここに泊まってよかった」と思わずにはいられない質の高いホスピタリティにあふれています。

 

ソウル新羅ホテル

フロント前のソファもゆったりとしたスペース。日中は入れ替わり立ち代わり人が行きかい、思い思いにくつろいでいました。

 

自分だけのソウル旅を心ゆくまで味わう、静かなで居心地の良い客室

ソウル新羅ホテル

今回宿泊した客室は「エグゼクティブビジネスデラックス」。テーブルとソファのある43平米のシンプルでゆったりした部屋は、1Fのフロントやロビーとはうってかわり、静かな空気で満たされた居心地の良い空間。部屋に入った瞬間からくつろげます。

旅行をする際に韓国でも流行っていると噂のトコジラミを気にする方も多いかもしれません。そんな心配は無用。「ソウル新羅ホテル」では、韓国国内シェアNo.1の害虫駆除企業「CESCO(セスコ)」の管理のもと、日々徹底的に駆除・点検を行っているので心配はないそうです。

 

ソウル新羅ホテル

窓からは南山公園の中心部に建つソウルのシンボル「Nソウルタワー」が望めます。

 

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広々としたベッドには、快適な寝心地を追求する「シモンズ」のマットレス「ビューティレスト」を採用。

 

ソウル新羅ホテル

ゲストに快適な眠りを提供したいという想いから「ピローメニュー」が用意されています。備え付けの枕が合わない時には、メニューから「テンピュール」など有名寝具ブランドの中から好みのものをリクエストできます。

 

ソウル新羅ホテル

明るい窓向きの大きな机はワーケーションに最適。コーヒーを飲みながらパソコンを開けば、いつも以上に仕事がはかどりそうです。

 

ソウル新羅ホテル

さまざまなパソコンのタイプに対応するテクノロジーキットも用意されていました。

 

ソウル新羅ホテル

ヨットをイメージしてデザインされたというミニバー。木のぬくもりに癒やされます。

 

ソウル新羅ホテル

フリーで用意されたコーヒーは、ホテルオリジナルのアメリカ―ノ、ケニヤブレンド、デカフェの3種類。お茶派なら「TWG」の紅茶やカモミールティー、ホテルオリジナルの緑茶を。ミネラルウォーターもフリーでいただけます。

 

ソウル新羅ホテル

冷蔵庫の中には、ビールやシャンパン、ウォッカなどのお酒のほかに、ソフトドリンクやフリーのミネラルウォーター2本が用意されていました。

 

ソウル新羅ホテル

部屋の中で何より目を引くのが、デザインの美しさと機能性を兼ね備えたバスルーム。中央のシンクを中心に、左右にバスタブとシャワールームが分けられています。旅先でゆっくりとバスタブに浸かりたい日本人にはうれしい設計です。

 

ソウル新羅ホテル

オーバーヘッドシャワーとハンドシャワーの2つのシャワーを配したシャワーブース。シャワー後はふかふかのバスローブに包まれれば、旅の疲れがほぐれていきます。

 

ソウル新羅ホテル
ソウル新羅ホテル

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、ボディローションなどのアメニティは、英国王室御用達ブランドであり、早くから環境に配慮している「モルトン ブラウン」の商品でそろえられています。お気に入りのアイテムは1Fのショップでも購入可能。

 

ゲストのニーズに合わせた10タイプの客室

ソウル新羅ホテル

「ソウル新羅ホテル」は、ゲストのニーズに合わせて10タイプの部屋があります。その中でも日本人に人気のある基本タイプの客室はデラックスツイン。36平米にセミダブルのベッド2台と大きな机が配置されています。エキストラベッドを入れて3名で宿泊も可能。

 

シティビューの部屋からは街を一望。夜になると隣の迎賓館や街がライトアップされて幻想的な雰囲気に。

 

誰もが一度は泊まりたいと憧れる客室「スーペリアスイート」。66平米の広さに、大きなソファと机やミニバーのあるリビングルームと、落ち着いた雰囲気のダブルベッドを配したベッドルームに分かれています。リビングではティータイムやおしゃべりを楽しみ、疲れたらベッドルームで一日の疲れを癒やす。日常を忘れて極上のホテルステイを存分に味わえる贅沢な一室です。

 

子どもも大人もホテル滞在がもっと楽しくなるキッズラウンジ

ここにはホテルから外へ出ずにおこもり旅を満喫できる施設が充実しています。まず子ども連れの家族旅行なら、キッズラウンジへ(5F・10:00~19:00 ※施設整備時間 13:00~14:00は入場不可、第3水曜日は定休日)。子どもが夢中で遊べる絵本やぬいぐるみ、遊具などがそろっています。パパやママも周りに気兼ねせずゆっくり子どもとの時間を楽しんで、いつまでも心に残る親子の旅の思い出に。

※キッズラウンジは保護者同伴の場合のみ入場可能です。
※幼児を同伴した全ての宿泊客は無料で入場できます。
※特定の祝日はホテルの事情により利用が制限される可能性があります。
※ホテルの施設は感染症予防法、災害安全法などの関連法令および防疫当局などの規制、措置事項などにより、事前通知なしで利用が制限されるか変更されることがあります。

 

憧れのカバナや室内サウナで、ラグジュアリーなホテルライフを堪能

「ソウル新羅ホテル」の名物スポットといえば、都心のリゾートアイランドをコンセプトにした野外プール「アーバン・アイランド」。ソウルのラグジュアリーホテル初の温水プルーやジャグジー、ループトップを完備。特にここのカバナは各界の著名人にもファンが多いそうです。プールに浸かってカバナでひと休みすれば、ソウルの真ん中で南国リゾート気分を味わえます。

 

最新のフィットネスマシンを完備したトレーニングルーム(5F・5:30~22:30)には、早朝から夜遅くまでフィットネスを楽しむゲストが集まっています。トレーニングウエアや靴下のレンタルも。

 

サウナ

おこもりステイが目的のゲストに人気なのがサウナ(3F、5F・5:30~22:30)。広い浴槽と数タイプのサウナに出たり入ったりしながらゆったりくつろげば、一気に旅の疲れがほぐれて体がラクに。フィットネスセンターで別途1日につき宿泊客は44,000KRW、同行者は55,000KRW支払うと、何度でも利用することができます。

 

歴史ある城郭や現代アートを見ながらホテルの周りをお散歩

ホテルの隣には、重要なイベントや有名人の結婚式が行われることで有名な韓国の伝統的な様式の建物・迎賓館があります。その裏手には70点以上の国内外のアーチストが手掛けた彫刻が並ぶ、野外彫刻公園があります。ここは昔ながらの風情が残るソウルの城郭の跡。自然の中を散歩しながらのんびり過ごすのもおすすめです。

 

東大門や明洞へはフリーのシャトルバスで気軽に観光

ソウル新羅ホテル

ホテルの前からは3つの無料シャトルバスが走っており、明洞(ミョンドン)駅へは1時間に1本、東大門へは30分に1本、新羅免税店や最寄りの地下鉄の駅を回る館内シャトルバスは常時運行しています。これに乗って、空いた時間は気軽に観光へ出かけましょう。

 

「ザ・エグゼクティブラウンジ」でゴージャスな夜景と食事&お酒を味わう至福の時

ソウル新羅ホテル

ソウルの街が夕焼けに赤く染まる頃、ホテル最上階の23階にある「ザ・エグゼクティブラウンジ」へ。今回はここのハッピーアワー(18:00~22:00)を利用して、夕食とお酒をいただきました。座り心地の良い椅子に身をゆだね、ソウルの夜景を眺めながら食事とお酒を優雅に楽しむ。ここでしか味わえない究極の贅沢を満喫します。

 

ソウル新羅ホテル

隣の席との間に余裕があり、プライベートな会話を楽しめる広々としたラウンジ。地元の新聞だけでなく、英字や日本の新聞も用意され、本や新聞、スマホを見ながらなど、ゲストは思い思いに有意義な時間を過ごすことができます。

 

ソウル新羅ホテル

備え付けのカフェマシンでは常時コーヒー、カプチーノ、エスプレッソなどを淹れることができます。お茶派にはイギリスのティーブランド「エリス」の紅茶やハーブティーを。

 

ソウル新羅ホテル

ラウンジのカクテルタイムというとお酒に合う軽食が一般的。でもここのお料理は国内外から高い評価を得ている本格的なもの。冷菜、メイン、デザートまで、さまざまなメニューが取りそろえられ、ビッフェスタイルのディナーに匹敵するクオリティの高い料理を堪能できます。

 

ソウル新羅ホテル
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赤・白ワイン、スパークリングワイン、数種類のビールやカクテル、ソフトドリンクがそろえられ、好みのドリンクを選べます。

 

ソウル新羅ホテル

冷菜はトマトとモッツアレラのサラダやシーザーサラダ、ブロッコリーのサラダなど、新鮮な野菜を使った料理が並んでいました。

 

ソウル新羅ホテル

ワインに合う数種類のチーズが! お酒がすすみそうです。

 

ソウル新羅ホテル

ビッフェボードに温かいメイン料理、ラム肉、牛ヒレ肉ステーキ、チキンやパスタなどが並べられた途端にラウンジ中がおいしい香りに満たされて、食欲がわいてきます。

 

ソウル新羅ホテル
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女性にうれしいデザートはフルーツとケーキの品数も豊富! どれを選べばいいか迷ってしまうほど。

 

ソウル新羅ホテル

楽しかったソウルでの一日に思いを馳せながらのディナータイム。野菜や肉の素材を活かした名門ホテルクオリティのお料理は、思わず感嘆の声をあげてしまうほどおいしく、ボリュームも満点! ソウルの夜景を眺めながらいただくお料理は、非日常感あふれるとてもロマンチックな時間でした。

 

人気の「ザ・パークビュー」の朝食ビッフェでエナジーチャージ

ソウル新羅ホテル

「ソウル新羅ホテル」の名物といえば1Fの「ザ・パークビュー」の朝食ビッフェ。宿泊だけでなく朝食目当てで訪れるゲストも多く、季節によっては行列ができるほどの人気ぶりとか。1週間通っても食べきれなさそうな豊富や種類の朝食メニューが並び、テンションが上がります!

 

ソウル新羅ホテル
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ずらりと並んだビッフェボードには熱々の料理が。その品数の多さに圧倒されて、どれを選んでよいか迷うことさえ楽しくなります。

 

ソウル新羅ホテル

ライブキッチンでは、できたてのふわふわのオムレツを提供。

 

ソウル新羅ホテル
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中華料理や洋食がずらり! たとえ好き嫌いが多い人でも必ずお気に入りの一品が見つかるはず。

 

ソウル新羅ホテル
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新鮮野菜やマリネ、韓国料理の水キムチなど、朝からたっぷり多種類の野菜をとることができます。

 

ソウル新羅ホテル
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できたての点心や胃腸にやさしい麺類も! トッピングは好みで選べます。

 

ソウル新羅ホテル
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パンやデニッシュはもちろんホテルメイド。その種類の多さに驚きます。グルテンフリーのパンやヨーグルトもありました。

 

ソウル新羅ホテル

テーブルいっぱいに並べた豪華な朝食! 種類の多さ、料理のクオリティ、見た目の美しさ、そしてひと口食べたときの口福感に満たされて、身も心もシャキッと目覚めて幸せな気分。

朝食後、もう1度ゆっくりとバスタブにつかりながら旅の余韻に浸り、心ゆくまで非日常のおこもり旅を味わった今回の滞在。できれば2泊以上して、1泊は外出せずに贅沢にホテルで優雅な時間を味わい、もう1泊はソウル観光を楽しむのがおすすめです。観光とラグジュアリーホテルでのおこもりステイ。2つの旅の楽しみを満喫する大人の韓国旅。そんな新しい旅を体験しに、次の休暇は「ソウル新羅ホテル」へ出かけてみませんか?

 

ソウル新羅ホテル(THE SHILLA SEOUL)

住所
ソウル特別市 中区 東湖路 249
アクセス
地下鉄3号線「東大入口(トンデイック・ Dongguk Univ. Station)」駅5番出口より徒歩約5分
総部屋数
463室
チェックイン
14:00
チェックアウト
11:00

取材・文/山本美和 撮影/田辺エリ 

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