歩いてめぐる鳴子温泉街。こけしと温泉に癒やされるほっこり女子旅

1,170views
鳴子温泉

東北の名湯・宮城県「鳴子温泉」。昔ながらの風情が残るこの街は、鳴子こけしのふるさとでもあります。かわいいお土産や和スイーツ、絵付け体験やこけしスポットめぐりなど、女子旅にぴったりのほっこり癒やされる街歩きをご紹介します。

 

 

 

鳴子温泉とは

鳴子温泉

宮城県大崎市にある鳴子温泉は、古くから湯治場として栄えた東北屈指の温泉街。鬼首(おにこうべ)温泉や東鳴子温泉など、周辺4つの温泉と合わせた「鳴子温泉郷」の中心地です。駅と商店街、温泉宿が徒歩圏内に集まっているので、食べ歩きやお買い物など、散策が楽しいレトロな街です。

 

 

鳴子温泉までのアクセス

鳴子温泉駅

東京からは、東北新幹線で約2時間15分、仙台駅の次の古川駅で下車。古川駅から陸羽東線快速に乗り換え、約40分で「鳴子温泉駅」へ到着します。タイミングが合えば、土日・祝日に期間限定で運行している「快速 湯けむり号」のかわいいラッピング車両に乗れるかもしれません。

 

 

鳴子温泉駅足湯「ぽっぽの湯」から旅を始めよう!

鳴子温泉駅

鳴子温泉駅の駅舎正面には、温泉街らしく足湯があります。無料で利用できる「ぽっぽの湯」は、観光客はもちろん、電車を待つ地元の方も利用していて、ちょっとしたコミュニケーションの場になっているようです。

 

鳴子温泉駅

青みがかった硫黄泉で、湯の花が浮かぶ本物の温泉です。さすが名湯の里ですね!

 

鳴子温泉駅

鳴子温泉は、こけしの里としても知られています。首が動いてキュッキュッと音が鳴る「鳴子こけし」が街のいたるところに飾られ、旅人を迎えてくれます。こちらは駅構内の窓口の上に飾られた「駅員さんこけし」。

 

鳴子温泉駅

駅に併設の観光案内所には、ご当地ゆるキャラの「なる子ちゃんこけし」や「アマビエこけし」もいます。こちらではタオルも販売しているので、足湯や温泉に入るなら旅の最初に入手しておくと便利です。

 

鳴子温泉駅

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元2-1
地図
MAP①

 

 

街に散りばめられた「こけしスポット」

鳴子温泉街

鳴子温泉散策の楽しみのひとつが、「こけしスポット」を探すことです。街のあちこちにこけしをモチーフにした看板やオブジェなどがあり、こけしファンにはたまらなく楽しい街です。

 

歩いてめぐる鳴子温泉街。こけしと温泉に癒されるほっこり女子旅
歩いてめぐる鳴子温泉街。こけしと温泉に癒されるほっこり女子旅
鳴子温泉街

 

 

地元の味に出会う「ゑがほ食堂」でランチ

ゑがほ食堂

駅から徒歩約1分の「ゑがほ食堂(えがおしょくどう)」。人気の「山菜きのこそば」(1,100円)には、ワラビ、ゼンマイ、ウド、ひらたけ、舞茸、なめこなど、山菜がふんだんに使われています。鶏肉の脂と香りがさらにうまみを引き出します。一緒にいただいた「温泉卵」(100円)も、温泉街で食べたい一品です。

 

ゑがほ食堂

昭和初期から続き、現在は3代目。カツ丼やカレーなど定番のメニューも豊富。山形県にほど近い鳴子では、両県の食材が手に入るのだそうで、春は山菜、秋はキノコと、山の恵みをたっぷりと味わえます。地元のお母さんたちが切り盛りする店内は、ほっとくつろげる空間です。

 

ゑがほ食堂

 

ゑがほ食堂(えがおしょくどう)

住所
宮城県大崎市鳴子温泉湯元2-4
営業時間
9:00〜15:00、16:00〜20:00 不定休
アクセス
JR鳴子温泉駅から徒歩約1分
地図
MAP②

 

 

「桜井こけし店」の絵付け体験でオリジナルこけし作り

桜井こけし店 絵付け体験

ゑがほ食堂から徒歩約5分。「こけし通り」の先にある鳴子こけしの工房「桜井こけし店」で、こけしの絵付け体験をしてみましょう!

 

桜井こけし店

「桜井こけし店」は、伝統的な鳴子こけしの技を受け継ぎつつ、現代風のデザインや色彩を取り入れた新しいこけしも製作しています。センスの良い店内には、かわいらしいこけしや関連グッズが並び、まるでセレクトショップのようです。

 

桜井こけし店

江戸時代から代々技を受け継いできた櫻井家は、歴史を辿ると鳴子こけしの創始者といわれる大沼又五郎にまで遡る老舗の工房です。店内には、その系譜や工人たちの特徴、製作工程が紹介されていて、鳴子こけしの歴史を垣間見ることができます。

 

桜井こけし店

美しいフォルムと、モノカラーの彩色が目を引くこちらのこけしは、6代目・櫻井尚道工人が手掛けた「リフレクションズ」ライン。世界中のバイヤーが集まるパリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」に出品し、国内外から注目を集めています。

 

桜井こけし店 絵付け体験

さっそく絵付け体験に挑戦!赤、黒、緑の伝統的な3色を使い細い筆で描きます。工人が使うのと同じ道具だそうです。手が震えてなかなか見本の通りにはならず、一筆でさっと描くのがどれほど凄いか、身を持って知りました。

 

桜井こけし店 絵付け体験

なんとか完成。ちょっとクセのある表情に仕上がりましたが、これはこれで愛着が湧きます。旅の良い記念になりそうです。絵付け体験(1,980円)の所要時間はおよそ30分。3名以下なら予約は不要だそうです。

 

桜井こけし店

「ふらっと立ち寄った方が、かわいい!と連れ帰ってくれるのがうれしいです。多くの方に鳴子こけしの魅力を知っていただけたら」と笑顔の素敵なスタッフさん。絵付けのあいだはそばで寄り添ってくれて、楽しい時間を過ごせました。

 

桜井こけし店

住所
宮城県大崎市鳴子温泉湯元26
営業時間
9:00〜17:30 不定休
絵付け予約
0229-87-3575
アクセス
JR鳴子温泉駅からこけし通りへ徒歩約5分
地図
MAP③

 

 

「餅処 深瀬」で人気の栗だんごを食べよう!

餅処 深瀬 栗だんご

桜井こけし店から徒歩約1分。「餅処 深瀬」で鳴子名物「栗だんご」(2個入380円)をいただきます。柔らかいお餅の中に、ごろんと大粒の栗。上品な醤油あんが甘みを引き立てます。防腐剤を一切入れていないため日持ちはしないので、現地でできたてを食べていただきたい逸品です。

 

餅処 深瀬

鳴子名物としてすっかり定番となっていますが、最初に考案したのが「餅処 深瀬」の初代当主でした。娘さんがパティシエということで、現在は和菓子と洋菓子の両方を扱うお店で、お土産選びにもおすすめです。

 

餅処 深瀬

 

餅処 深瀬

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元24-2
営業時間
8:00〜18:00 不定休
アクセス
JR鳴子温泉駅から駅前通りを右折、徒歩約2分
地図
MAP④

 

 

「鳴子温泉 ゆめぐり広場」で手湯タイム

鳴子温泉 ゆめぐり広場

「餅処 深瀬」から徒歩約1分、駅前の交差点にある「ゆめぐり広場」で小休憩。ベンチとテーブルがあるので、テイクアウトした栗だんごを食べるのも良いかもしれません。冬季間は、イルミネーションで広場がライトアップされます。

 

鳴子温泉 ゆめぐり広場

広場の建物の中には、珍しい「手湯」があります。無料で利用可能で、やはり本格温泉です。手を入れてしばらくすると体中がぽかぽかしてきますよ。

 

鳴子温泉 ゆめぐり広場

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元108
営業時間
9:00~20:00 ※季節によって変動あり 無休
アクセス
JR鳴子温泉駅から徒歩約1分
地図
MAP⑤

 

 

「まるぜん」でかわいいお土産を探す

まるぜん

ゆめぐり広場の向かいにある土産物店「まるぜん」で、かわいいお土産を探します。ハンカチやマスキングテープ、メモ帳など、こけしをモチーフにした商品が並んでいますが、見逃せないのが「こけしマッチ」(180円)です。

 

まるぜん

テレビ番組でも紹介され話題になっていました。こけしのほかに「つるマッチ」、「ひよこマッチ」(各180円)などがあり、ゆるいイラストと、マッチの一本一本に顔が描かれている、とってもかわいい商品です。

 

まるぜん

こけしはし置き(250円)も女性に人気だそうです。

 

まるぜん

もちろん、鳴子こけしや漆器の工芸品なども数多く扱っています。店主の横谷さんは、まちのことや鳴子こけしに詳しく、鳴子こけしの音が鳴る仕組みを丁寧に解説してくださいました。

 

まるぜん

 

まるぜん

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字湯元109-1
営業時間
8:00〜19:00 不定休
アクセス
JR鳴子温泉駅から徒歩約1分
地図
MAP⑥

 

 

「こけし型郵便ポスト」に通信こけしを投函

こけし型郵便ポスト

まるぜんから徒歩約2分。まるぜんで購入した「通信こけし」(430円)を投函するため、鳴子郵便局へ。この通信こけしは、胴体の中に筒状に丸めた紙が入っています。タグに切手を貼り住所を書けば、普通の郵便と同様に郵送できます。

 

こけし型郵便ポスト

高さおよそ2mのこけし型郵便ポストは存在感抜群です。記念写真を撮る方もいるのだとか。絵付け体験で学んだのと同じ、しっかりと鳴子こけしのデザインですね。

 

こけし型郵便ポスト

住所
宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-5(鳴子郵便局前)
アクセス
JR鳴子温泉駅から早稲田湯通りを徒歩約2分
地図
MAP⑦

 

 

「足湯 下地獄源泉」で散策の疲れを癒やす

足湯 下地獄源泉

こけしポストから徒歩約2分。湯気の立ちのぼる源泉から直接引湯した、無料足湯があります。近くに公衆トイレやテーブルなどがあり、休憩におすすめです。木樋を通って流れる源泉で、歩き疲れた脚を癒やすのに丁度よいスポットです。

 

足湯 下地獄源泉

住所
宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷
営業時間
9:00~18:00 無休
アクセス
JR鳴子温泉駅から早稲田湯通りを徒歩約2分
地図
MAP⑧

 

 

大崎市鳴子総合支所の「こけし電話ボックス」

こけし電話ボックス

下地獄源泉の足湯から徒歩約2分。街中にあふれるこけしスポットの中でもぜひ見ておきたいのが、この「こけし電話ボックス」。大崎市鳴子総合支所前にたたずんでいます。ここまでくると、温泉街の心意気を感じずにはいられません。誰かに電話をかけてみてはいかがでしょうか?

 

こけし電話ボックス

住所
宮城県大崎市鳴子温泉字新屋敷65
アクセス
JR鳴子温泉駅から仲町通りへ徒歩約4分
地図
MAP⑨

 

 

こけしのかわいさと温泉街のぬくもりに触れる旅

鳴子温泉

鳴子温泉は、駅から徒歩圏内だけで楽しい発見があり退屈しません。歴史ある温泉街は、旅人を歓迎する気さくな人柄の方ばかりで、肩の力を抜いて過ごせます。立ちのぼる湯気、路地裏を歩く猫、レトロな町並みに流れる穏やかな時間。鳴子の名湯とともに、皆さんもぬくもり感じる鳴子の温泉街に浸ってみませんか?

 

 

 

 

取材・撮影・文/Junko Saito

 

 

関連記事

2020/08/04
奥州三名湯に数えられる鳴子温泉。歴史も古く、源義経ゆかりの温泉としても有名です。泉質の種類がとても豊富な温泉地で、異なる泉質の湯めぐりや観光が楽しめます。そんな鳴子温泉の宿泊に人気温泉宿・ホテルをランキングでご紹介。
Article survey

お客様のご意見をお聞かせください
このページは気に入っていただけましたか?

ワクワクする旅のきっかけから現地で役に立つ情報まで、確かな情報を旅行者にお届けします。

※当ページのランキングデータ及び記事内容の無断転載は禁止とさせていただきます。
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。
※(税抜)表示以外の価格はすべて税込価格です。場合によって税率が異なりますので、別価格になることがあります。

新型コロナウイルス感染症の拡大予防に伴い、施設やスポットによって臨時休業や営業時間、提供サービスの内容が変更されている場合があります。

また、自治体によって自粛要請がされている場合があります。あらかじめ公式ホームページなどで最新情報をご確認ください。