大分県との県境、熊本県阿蘇にある黒川温泉。九州を代表する温泉地といわれ、温泉が充実しているのはもちろん、おいしいグルメやお酒、さらに自然が織りなす絶景も堪能できます。大切な人とのんびりしても良し、家族でワイワイしても良しの黒川温泉の魅力をご紹介します。
黒川温泉ってこんなところ
黒川温泉の始まりは6軒の旅館から
黒川温泉は江戸時代中期には存在していましたが、現在の「黒川温泉郷」となったのは1960年のこと。6軒の旅館が、「黒川温泉観光旅館共同組合」を立ち上げたのが始まりです。しかし、立ち上げた当初は温泉地が高速道路や駅から遠いことから、客足が伸びませんでした。
そこで、黒川温泉が打ち出したのが、現在30軒ほどある旅館と周りの里山すべてを一つの旅館として考えようという、「黒川温泉一旅館」のコンセプト。地域全体で黒川温泉郷を盛り上げようとするこの試みは大成功し、今では国内外から年間100万人以上もの観光客が訪れる人気の温泉地となっています。
8つの泉質でお肌に合わせた湯めぐり
黒川温泉の魅力とは、何と言ってもその源泉の豊富さ、泉質の種類の多さです。黒川温泉内には全8種類(弱酸性、弱アルカリ性、硫黄、炭酸水素塩、塩化物、硫酸塩、含鉄、酸性)もの泉質があり、旅館ごとにそれぞれ異なる泉質や効能の温泉を楽しむことができます。
なお、複数の泉質を組み合わせて入浴することで、新たな効果も期待できます。例えば、「弱アルカリ性→炭酸水素塩→塩化物」という泉質の順番で温泉に入ると、お肌のクレンジングとコーティング効果が期待できるのだとか。このように泉質の組み合わせによる入浴を楽しめるのも、複数の泉質がある黒川温泉ならではです。
黒川温泉を楽しむなら思う存分に湯めぐりできる「入湯手形」
湯めぐりを楽しむなら「入湯手形」を手に入れましょう。これ1枚で、黒川温泉で露天風呂の立ち寄り湯を行う旅館(28軒)からお好みの3カ所に入浴できます。使い終わった入湯手形はお土産としてそのまま持ち帰ることもできるので、旅の思い出としても人気です。
入湯手形は、1枚1,300円。黒川温泉内で日帰り温泉を行なっている旅館だと入浴1回につき500〜800円はするので、湯めぐりをする場合はかなりお得に! もし1日で3カ所回れなかったとしても有効期限が半年あるので、2日目以降はもちろん、次回訪れたときにも使えるんです。
また、入湯手形を黒川温泉内の加盟店に提示すると、割引やプレゼントなど様々なサービスを受けることも。旅館やお店など加盟店は30軒以上あるので、せっかく入湯手形を手に入れたのなら、上手に活用して黒川温泉をよりお得に楽しみましょう。
黒川温泉入湯手形
- 販売場所
- 風の舎(かぜのや)、黒川温泉内の各旅館
- 利用時間
- 8:30〜21:00(黒川温泉内の全旅館共通)
※入浴時間は各旅館や施設によって異なる場合があります。
- 料金
- 大人1,300円、子ども700円
- 有効期限
- 半年
黒川温泉までのアクセス
車をご利用の場合
・熊本駅から約2時間…熊本駅→県道22号線→国道57号線→県道339号線(ミルクロード)→国道212・442号線→黒川温泉
・博多駅から約2時間…博多駅→福岡都市高速環状線→九州自動車道→大分自動車道→国道212・442号線→黒川温泉
・熊本空港(阿蘇くまもと空港)から約1時間20分…熊本空港→県道339号線(ミルクロード)→国道212・442号線→黒川温泉
・福岡空港から約2時間…福岡空港→福岡都市高速環状線→九州自動車道→大分自動車道→国道212・442号線→黒川温泉
公共交通機関をご利用の場合
【主要駅から】
・熊本駅から約2時間30分…熊本駅(JR豊肥本線)→肥後大津駅(特急バスやまびこ号)→阿蘇駅(路線バス)→南小国町役場前(タクシーまたは旅館の送迎車)→黒川温泉
・博多駅から約2時間45分…博多駅(JR九州新幹線)→熊本駅(上記と同じ)→黒川温泉
【主要空港から】
・熊本空港(阿蘇くまもと空港)から約2時間30分…熊本空港(特急バスやまびこ号)→阿蘇駅(路線バス)→南小国町役場前(タクシーまたは旅館の送迎車)→黒川温泉 ※熊本空港~黒川温泉の九州横断バスもあり
・福岡空港から約2時間15分…福岡空港国際線ターミナル2番乗り場(高速バス)→黒川温泉
黒川温泉のおすすめ3湯を湯めぐり&温泉街散策へ
ここからは実際に体験してきた黒川温泉散策コースをご紹介します。黒川温泉はメインストリートである「下川端通り(しもかわばたどおり)」を中心に、旅館や飲食店、土産物店などの多くが集まっている温泉街。下川端通りから「べっちん坂」を上ったところに、入湯手形を販売する「風の舎」があります。
「風の舎(かぜのや)」で手形をゲット!
黒川温泉の中心部にある総合案内所「風の舎」では、黒川温泉のスポット案内、温泉やお酒の優待が受けられる「入湯手形」や「黒川かっぽ」、ちょっとしたお土産が売られています。マップやパンフレットも揃っているので、散策前の情報収集にはおすすめです。
早速、露天風呂めぐりのための「入湯手形」と「かっぽ手形(黒川かっぽ)」を入手!
裏面のシールの枚数(3枚)が入浴できる回数なので、間違ってはがさないように用心しなければなりません。入浴のときに提示すると、シールを1枚はがす代わりに旅館のスタンプを押してくれます。
黒川温泉を満喫する準備が整ったら、いよいよ露天風呂めぐりに出発しましょう!
風の舎(黒川温泉観光旅館協同組合)
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6594-3
- 時間
- 9:00〜18:00
- 電話番号
- なし
- 駐車場
- あり(48台)
- 電話番号
- 0967-44-0076
温泉顔蒸し器で朝からスッキリ「南城苑」
現在の時刻はまだ10:00頃。朝のひとっ風呂に「南城苑(なんじょうえん)」を選びました。南城苑があるのは、風の舎のすぐ隣。黒川温泉の中でも高台にあり、温泉街を一望できるので朝から気持ち良くスタートできること間違いなし!
小粋な小道を下ると、受付があります。小道で写真撮影をしていると、女将さんが「(地面が反射しないように)水を撒きましょうか?」と言って撮影をお手伝いしてくれました。
南城苑で利用できる露天風呂は、「星の湯」と「月の湯(半露天)」の2種類。取材日は男性が月の湯、女性が星の湯でしたが、日替わりで入れ替わります。
脱衣所に入ると、南城苑発祥の「温泉顔蒸し器」を発見! ここには温泉の湯気を閉じ込めてあり、中に顔を入れると温泉成分がお肌にダイレクトに当たってポカポカと気持ちいいです。
露天風呂「月の湯」からは、黒川温泉の街並みを一望できます。昼間でも見晴らしが良かったので、夜はさらに期待大ですね。
泉質は、保湿効果が高いとされる「硫酸塩」「塩化物」。結構なにごり具合です。湯船に入ると、お肌にお湯がくっついてくるような感じがして、確かに保湿に良さそう。ぬるめの温度なのでゆっくり浸かれ、熱いのが苦手な人にもおすすめです。
旅館南城苑
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6612-1
- 入浴時間
- 8:30〜21:00
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- あり(風の舎と共同)
- 入浴料金
- 600円
「山みず木」で大自然の中の露天風呂を満喫
朝のひとっ風呂で身体がシャキッとしたら、ちょっと足を伸ばして「山みず木」へ。黒川温泉から少し外れた山の中にある大自然の露天風呂を満喫しに行きましょう!
山みず木までは、「わらびのぼり」と呼ばれるウォーキングコースを通っていきます。木々に囲まれ、横を小川が流れるコースは、森林浴もできて爽快です。
山道を歩くこと、およそ10分。程良い運動をしながら、山みず木に到着。なぜ黒川温泉の中心部から離れた山の中にあるのかというと、「山は山のまま、水はみずのまま、木は木のままの自然を身近に感じてほしい」との想いからだそうです。
山みず木の露天風呂の受付は、本館と別の場所にあります。
本館前の案内板に従って小道を進むと見えてくるのが、「茶房 井野家(さぼう いのや)」。茅葺き屋根が何とも風情を感じる建物で、露天風呂の受付を行っています。
中は、外観からは想像ができないような純喫茶といった雰囲気。こだわりのコーヒーのほか、ソフトドリンクやアイス、牛乳などがメニューにあり、お風呂上がりの乾いた喉を潤してくれます。
茶房 井野家
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉
- 営業時間
- 8:00〜18:00
- 定休日
- 不定休
山みず木で利用できるのは男性の「幽谷の湯」と女性の「風人の湯」の2種類
画像提供:山みず木
施設には露天風呂と内風呂があり、露天風呂のすぐ隣には川が流れ、その先は森へつながっています。「山みず木」という名前の通り、山・水・木の自然を堪能できる癒しの空間が広がります。
画像提供:山みず木
湯船が広く、温度はちょっと低め。のぼせにくいので、ゆったりと入浴を楽しめます。泉質は、刺激少なめの「弱酸性(単純泉)」。最も湯あたりしにくい泉質とされるので、子どもや高齢者など肌がデリケートな人でも安心して浸かることができます。
お風呂を堪能したあとは、本館前方にある巡回バス待合所から「湯めぐり無料巡回バス」で、黒川温泉の中心地にある風の舎向かいの「つけものや前」に戻りました。山みず木は温泉街から少し離れた立地なので、帰りはバスを利用すると便利です。
この湯めぐり無料巡回バスは、温泉街(つけものや前)、山みず木、耕きちの湯の3カ所をおよそ30分おきに回っています。
旅館 山みず木
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町奥黒川温泉
- 入浴時間
- 8:30〜21:00
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- あり
- 入浴料金
- 600円
顔まで浸かるほど深い!珍しい「立ち湯」を体験できる「こうの湯」
湯めぐり3カ所は、「旅館 こうの湯」を目指します。こうの湯には一般的な露天風呂のほか、立ったまま湯船に浸かれる「立ち湯」があるとのこと。
下川端通りを上って突き当たりを左に5分ほど歩くと到着。こうの湯の受付は石造りの門の先まで少し歩くと右手に見えてきます。
こうの湯で利用できる「森の湯」は、木々に囲まれ周囲から隔絶されたくつろぎの露天風呂。当日は昼頃だったこともあり、他の利用者がなく貸切状態でした。
泉質は、角質を取るとされる「弱アルカリ性(単純泉)」。あくまで「弱」なので肌への刺激も少なく、他の泉質(硫黄泉や硫酸塩泉など)のあとの仕上げ入浴におすすめです。
噂の立ち湯の深さは、およそ160cm(女性側は約130cm)。日本人男性の平均身長が170cmほどですから、爪先立ちにならないと鼻まで浸かるほどの深さがあります。
無料の足湯「湯上り待合所」もあり、温泉で火照った身体をゆっくりとクールダウンできます。お風呂から上がった後の待ち合わせ場所におすすめですよ。
こうの湯
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6784
- 入浴時間
- 8:30〜21:00
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- あり
- 入浴料金
- 600円
- 電話番号
- 0967-48-8700
散策しながら味わいたい黒川温泉絶品グルメ
入湯手形を使って、朝から湯めぐりを満喫してきました。時刻はもう14:00すぎに。そろそろお腹もすいてきたので、黒川温泉のグルメを堪能しましょう!
1日10食限定!「あか牛ロースのあぶり重」に舌鼓
黒川温泉のある熊本県といえば、ブランド牛の「あか牛」が有名。阿蘇地域で放牧されているあか牛は、ストレスが少なく、自然に生える野草をたっぷりと食べて育ちます。その肉質は赤身が多めで脂肪分は少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。このあか牛が食べられるのが「カフェレストラン わろく屋」。
下川端通りを風の舎に向かって下った、上川端通りにつながる橋の手前にあります。明治期の古民家を移築した店構えで落ち着いた雰囲気の店内は、居心地が良くてつい長居したくなるほど。
注文したのは、1日10食限定の「あか牛ロースのあぶり重」(2,000円)。あか牛のお重に味噌汁、小國郷(おぐにごう)のサラダ、自家製の香物が付いた贅沢なセットです。 ほどよくレアに焼かれたあか牛は、肉の旨みがしっかりと感じられ、にんにくの効いた濃いめのタレとの相性も抜群。想像以上にたっぷりあか牛の肉が載っていたので、大満足でした。
もし、数量限定のあか牛ロースのあぶり重が売り切れの場合は、あか牛と大地の恵みポーク、肥後赤鶏を使った「わろく屋三種のカレー カツのせ」(2,300円)もあります。カツには熊本を代表するブランド豚「ひごさかえ肥皇」が使用され、こちらも人気のセットです。
わろく屋
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺黒川6600-1
- 営業時間
- 10:00〜18:00
- 定休日
- 木、金曜日
- 電話番号
- 0967-44-0283
サクッとぎっしり!「塩麹のシュークリーム」を食べ歩き
ちょっと甘いものが食べたくなったときは、「パティスリー麓(ろく)」へ。下川端通りのちょうど中心部、身代わり地蔵が祀られている「地蔵堂」の隣にあります。
店内には、ロールケーキにタルト、プリン、焼き菓子など、様々なスイーツが揃います。
今回、パティスリー麓でいただいたのは、「塩麹のシュークリーム」(250円)。ほとんどのお客さんが購入していくほど人気の商品で、黒川温泉内でも食べ歩きしている人をよく見かけます。
サクッとした生地の中には、阿蘇小国ジャージーミルクを使ったカスタードクリームが溢れんばかりにぎっしり詰まっています。かぶりついたときに、クリームが飛び出すほどのボリュームです。
パティスリー麓
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6610
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 火曜日
- 電話番号
- 0967-48-8101
「かっぽ手形」で散策しながらはしご酒
湯上りの一杯といえば「お酒」、という飲兵衛の方もいるのでは。湯船に浸かって火照った身体に、冷えたお酒をキュッと入れるのはまさに至福の瞬間ですよね。黒川温泉には、お酒好きの人にはうれしい「かっぽ手形(黒川かっぽ)」があります。
参画店舗の全12軒から好きな3カ所を選んで手形を見せると、各店舗のおすすめするお酒1杯とおつまみが付いてくるセットをいただけます。かっぽ手形は、風の舎または参画店舗で購入できますよ。かっぽ手形と一緒にもらえる、お酒を入れる竹の器がよく冷やされている心遣いもうれしい。
囲炉裏や東屋で恋人や家族とのんびりしながら1杯するのも良し、竹の器を片手に温泉の街をほろ酔い気分で散策するのも良し。黒川温泉の思い出になることでしょう。
ちなみに、車で来た人やお酒が苦手な人は、ノンアルコール飲料に変更もできます。
かっぽ手形(黒川かっぽ)
- 販売場所
- 風の舎、参画店舗
- 提供時間
- 15:00〜21:00
- 料金
- 大人1,500円
- 参画店舗数
- 旅館(11軒)、商店・飲食店(1軒)
まだまだ見所たくさん!黒川温泉をもっと楽しむ
温泉とグルメをたっぷり堪能して、これで終わりと思ってしまってはまだ早い! 黒川温泉では、季節ごとに開催されるイベントや、温泉街散策を楽しむためにレンタルできる浴衣もあるんです。
初夏のイベント「ホタルが棲む夜の里山見学」
画像提供:黒川温泉 観光旅館協同組合
6月に開催される「ホタルが棲む夜の里山見学」。黒川温泉内の旅館に宿泊している人を対象に、 ホタルが生息する里山を見学できる無料のツアーです。要予約なので、参加希望の人は宿泊している旅館に問い合わせてみましょう。
画像提供:黒川温泉 観光旅館協同組合
集合場所は「風の舎」。そこからバスに乗ってゆられることおよそ10分、ペンライト片手に川辺を進むと、ホタルたちの飛び回る里山に到着します。ホタルの光は写真に収めるのが難しいほど弱く、はかなげな光はとても幻想的です。
ホタルはあくまで自然のものなので、見学する里山は毎晩のように変わるそうです。宿泊者のため毎晩リサーチしているという、スタッフの皆さんの熱意には頭が下がります。2019年度の里山見学は終了してしまいましたが、例年開催されているとのこと。気になる方は、ぜひ体験してみてください。
好きなデザインの浴衣で街めぐり「レンタル浴衣」
また、風の舎の裏手にある「べっちん館事務所」では、「レンタル浴衣」を行っています。浴衣レンタルであれば、色とりどりの浴衣や帯、雪駄(せった)からお好みのものを選べます。思いおもいの浴衣に身を包めば気分も上がり、黒川温泉での1日をもっと楽しめることでしょう。
べっちん館事務所
- 住所
- 熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6595-3
- 営業時間
- 10:00〜17:00(利用時間10:00〜16:30)
- 定休日
- 不定休
- 料金
- 浴衣一式(浴衣+帯+雪駄)1,500円
- 備考
- 限定10着で羽織も準備
黒川温泉を満喫するなら午前中に到着すべし!
今回は、黒川温泉での入湯手形を使った3つの湯めぐりと合わせて楽しみたいグルメを紹介しました。温泉街を散策しながら気になる露天風呂を3カ所も満喫したり、熊本県産のあか牛や阿蘇小国ジャージーミルクを使ったグルメを味わったり、ホタルが棲む夜の里山見学に参加したりと、大満足の1日を過ごせました。楽しみの多い黒川温泉を満喫するなら、午前中の到着がおすすめ。
また、熊本県の阿蘇地域には黒川温泉のほかにも、癒しの絶景スポット「鍋ヶ滝」や隠れパワースポット「押戸石の丘」などの観光地もあります。黒川温泉に1泊して温泉とグルメを満喫したら、ぜひ2日目には他の観光スポットにも足を運んでみてくださいね。
取材・撮影・文/堀本一徳
※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますのでご了承ください。
※(税抜)表示以外の価格はすべて税込価格です。