神戸「新・王道」モデルコース！リニューアルしたポートタワーや南京町の食べ歩きも

エリアによってさまざまな顔を持つ神戸の街。異国情緒あふれる異人館や西日本最大級のチャイナタウン・南京町、ランドマークが立ち並び、夜はきらびやかな夜景が広がるハーバーランドなど、魅力的なスポットが点在しています。そのため、どのように回ったらいいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

そこで、多種多様なエリアを効率よく歩き、1日で神戸の王道観光スポットをめぐるモデルコースをご紹介します。リニューアル施設もあるため、初めて神戸に来る方も、２回目以上の方にもおすすめです。1日で「神戸の見どころをたくさん観光したい！」という方は必見です。

 

10:00　JR新神戸駅から出発！

まずはJR「新神戸」駅で集合。「東京」駅からは、東海道・山陽新幹線で約2時間45分、「新大阪」駅からは在来線でJR「三ノ宮」駅で乗り換え約40分ほどで到着します。大阪や京都で関西旅行をしているときも、気軽に立ち寄れるアクセスの良さが魅力です。

 

▼徒歩約10分

 

10:15～12:00　ノスタルジックな洋館が並ぶ北野異人館街へ

まずは、神戸の街並みを眺めながらのんびりお散歩！JR「新神戸」駅から徒歩約10分ほどで「神戸北野異人館街」に到着します。

 

「神戸北野異人館街」は、神戸港開港後に来日した外国人の居留地として整備された外国人住宅街。ノスタルジックな雰囲気に包まれ、街全体がフォトスポットといえるほどおしゃれな建物が並んでいます。

 

複数の異人館を訪れる際は、「異人館周遊パスポート」を購入するのもおすすめ。じっくり楽しみたい人は、最初に公開された「うろこの家」をはじめ、異人館7館と展望ギャラリーを堪能できる「北野7館プレミアムパス」、パワースポットに訪れたい人は「山の手4館パス」、異人館の雰囲気を体験したい人は「北野通り3館パス」など用途にあわせて選べます。「北野7館プレミアムパス」でも所要時間は約2時間ほどです。

 

風見鶏が目印の「風見鶏の館」や、淡いグリーンの外観がかわいい「萌黄の館」、本格的なブリティッシュガーデンを備え、シャーロック・ホームズの部屋を再現した「英国館」はぜひ訪れたいところ。

 

白と緑の外観が目印の「スターバックスコーヒー　神戸北野異人館店」は明治時代の洋館を利用した特別な店舗！部屋ごとに雰囲気が異なります。当時の雰囲気を楽しみながら一休みしては。

 

「風見鶏の館」の隣、「北野天満神社」の階段をのぼると、異人館の街並みを一望できます。

見どころがたくさんの「神戸北野異人館」ですが、急な坂が多いので要注意。体力に自信がない人は「北野通り3館パス」を選ぶなど、ゆったり回るのがおすすめです。

 

住所

兵庫県神戸市中央区北野町

営業時間・料金

各異人館によって異なるため、公式サイトの「北野異人館一覧」を確認

パスチケット

【北野7館プレミアムパス】　大人3,300円、子ども880円
【山の手4館パス】　大人2,200円、子ども550円
【北野通り3館パス】　大人1,540円、子ども330円
※大人は中学生以上、子どもは小学生が対象。幼児は無料
※詳しくは「北野異人館うろこグループ」公式サイトをチェック

公式サイト

北野異人館街
北野異人館うろこグループ

▼JR「三ノ宮」駅まで徒歩約14分

▼JR「三ノ宮」駅からJR「元町」駅まで約1分

▼徒歩約5分

 

12:20～13:15　南京町で食べ歩き

続いては、日本三大中華街のひとつ、南京町へ。北西・北東・南西・南東の4つのエリアで構成され、中華料理や食材、雑貨などさまざまな店舗が軒を連ねています。南京町で楽しみたいのはもちろん食べ歩き！

 

中でもおすすめなのが、豚まん発祥の店として知られる大正4（1915）年創業の老舗「老祥記（ろうしょうき）」の豚まん。中に肉汁がたっぷり入っており、濃厚な肉の旨味に感動！小ぶりなサイズなので、食べやすいのもうれしいポイント。

 

インスタ映え間違いなしのパンダモチーフのグルメもたくさん。「エスト・ローヤル　南京町本店」の本店限定パンダシュー（411円）は、サクサクのクッキー生地とカスタードクリームと生クリームのマリアージュがたまらない一品です。

 

アクセス

JR「元町」駅より徒歩約5分

 

▼徒歩約15分

 

13:30～15:00　新感覚のアートな世界！劇場型アクアリウム「átoa」へ

アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館「átoa（アトア）」。館内は8つのコンセプトで構成され、国内最大級の球体水槽や、水面を歩いているような気分に浸れるガラス床水槽など、それぞれ違った幻想的な空間が広がります。

舞台美術やデジタルアート、音、光、香りなど五感で楽しめる演出が凝らされ、まさに映画の世界に入り込んだような新感覚の水族館です。

 

2024年3月8日には、水中図書館「átoa LAB（アトア）」もオープン。約2,500冊もの書籍が壁を埋め尽くし、自由に手に取って読むことができます。

 

水族館ならではのフードも大充実！インスタ映え間違いなしのカワウソメニューなど、かわいらしい限定グルメが待っています。

生きものとアートに囲まれて過ごす、非日常な時間を満喫しましょう。

 

住所

兵庫県神戸市中央区新港町7-2　神戸ポートミュージアム2F～4F

営業時間

10:00～20:00（年中無休）※最終入場は閉館の60分前まで

料金

大人（中学生以上）2,600円、小学生1,500円、3歳以上500円、3歳未満無料　（※一部価格変動制）

アクセス

【電車】「元町」駅から徒歩約15分
【車】阪神高速3号神戸線「京橋出入口」から約1分／ハーバーハイウェイ「新港ランプ」から約1分

駐車場

なし（周辺駐車場を利用してください）

 

▼神戸市営地下鉄「三宮・花時計前」駅から神戸市営地下鉄「ハーバーランド」駅まで約4分

 

15:30～16:30　神戸ハーバーランドで港町を散策

食べ歩きを満喫した後は、港町らしい景色を眺めに「神戸ハーバーランド」へ。ショッピングやグルメ、映画館、アミューズメントなどがそろう大型複合施設が集結したスポットで、1日遊んでも飽きないほど！

 

200以上の多彩な店舗が軒を連ねる「umie」でお買い物を楽しんだり、子どもと「神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール」で遊んだり。「神戸煉瓦倉庫」では、異国情緒な雰囲気も満喫できます。

 

上空約50mから神戸の街並みや六甲山、神戸大橋を一望できる「モザイク大観覧車」はデートにもぴったり。特別な日には、「神戸ハーバーランド」から出港するクルーズもおすすめです。

 

住所

兵庫県神戸市中央区東川崎町1

営業時間

店舗によって異なります

アクセス

JR「神戸駅」中央口よりすぐ

公式サイト

神戸ハーバーランド

「神戸ハーバーランド」から出港するクルーズ乗船を予約する

▼徒歩約13分

 

16:45～18:00　ポートタワーで夜景ディナーを

最後は、2024年4月26日にリニューアルオープンする「神戸ポートタワー」。「地域で愛され、世界に認知される神戸のランドマークへ」をテーマに、見て・触れて・感じて楽しめる、五感に響く体験スポットに生まれ変わりました。

 

リニューアルの目玉は、これまで見ることのできなかった屋上エリア！開放的なオープンエアデッキを備え、360度に広がる神戸の街並みの大パノラマを一望できます。日中の青い海と空、夜のきらびやかな夜景と、訪れる時間帯によって異なる雰囲気を楽しめそう。

 

タワー低層フロア3、4階にある「PORT TERRACE」では、「レトロ洋食」をテーマに地元食材の本格グルメを堪能できます。神戸港の夜景を眺めながらロマンチックなひと時が過ごせそうです。神戸を満喫する旅の締めくくりにぴったり。

 

住所

兵庫県神戸市中央区波止場町5-5

営業時間

【展望フロア】9:00～23:00（入場ゲートの最終受付は22:30）※2階ショップは9:00～18:00　
【低層フロア】10:00～20:00　※3、4階カフェ＆レストランは日～木・祝　11:00～21:00、金・土・祝前日　11:00～22:00

料金

【大人（高校生以上）】展望フロア+屋上デッキ：1,200円／展望フロア：1,000円【子ども（小学生以上中学生以下）】展望フロア+屋上デッキ：500円／展望フロア：400円【幼児】無料

アクセス

「元町」駅より徒歩15分

公式サイト

神戸ポートタワー

 

一日満喫した後は宿でゆっくり

坂の多い北野異人館から、ベイエリアまで神戸の観光スポットを一日まわったあとは、神戸市内でゆっくり休むのもおすすめです。

1泊2日の旅行なら、少し足を延ばせば、雄大な六甲山や豊臣秀吉が愛した日本三古泉のひとつ・有馬温泉、世界最長の吊り橋として有名な明石海峡大橋なども楽しめます。たくさんの魅力にあふれた兵庫の街を、ぜひたくさん散策してみてください。

 

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