東京にいることを忘れてしまうような美しい庭園に囲まれた「ホテル椿山荘東京」。10月から新たに東京都民も対象に加わった「Go To キャンペーン」が賑わいを見せる中、非日常を味わいに、ホテル滞在を楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。
今回、「ホテル椿山荘東京」で幻想的な一夜が過ごせる夢のようなプランをご紹介。四季折々の庭園と美しい自然に包まれて特別なひと時を楽しみませんか。
都会のオアシス「ホテル椿山荘東京」
東京都文京区にあり、東京メトロ 有楽町線「江戸川橋駅」から徒歩約10分、東京メトロ 東西線「早稲田駅」から徒歩約13分の場所にある「ホテル椿山荘東京」。
客室からは森のような庭園とその奥に広がる都会のネオンの融合を眺望しながらの滞在が叶います。
癒しと心に潤いをもたらすこの自然を、現代の人々の心にも残したい、庭園を通して人々をほほえみの時間へと誘うオアシスであり続けたいという願い。それとともに、70年近くもの間、変わらず自然あふれる庭園として愛され受け継がれる都会のオアシスのようなホテルです。
毎週変わる装花が迎えてくれるフロントロビー
ヨーロッパの伝統を受け継ぐエレガントな雰囲気で迎えてくれる「ホテル椿山荘東京」のフロントには四季折々の花々が飾られています。
毎週変わるという館内の生花や滝の音、小鳥のさえずりまで、一歩足を踏み入れると東京にいることを忘れてしまうような優雅な世界への入り口です。取材時はイエローの向日葵が明るく出迎えてくれました。
入り口から徹底されたコロナ感染対策
ホテルエントランスには自動体温測定器サーマルカメラの設置、アルコール消毒が徹底されている他、各施設の入り口にもアルコールが設置されています。
エレベーター同時利用の人数制限などをも設けていて、コロナ感染対策も万全です。
チェックイン時には健康チェックシートの記入も行われているので、必要事項を書き込んでチェックインしましょう。
庭園に現代技術を融合したプロジェクト「東京雲海」
創業時から愛され続けている「ホテル椿山荘東京」の自然あふれる庭園に、現代技術を活用した演出を掛け合わせた「庭園プロジェクト」が現在開催中です。奇跡的に美しい雲海現象を、東京にいながら通年体感することができます。
庭園や客室から望む幻想的な「東京雲海」
「雲海」は山間部などで放射冷却によって霧、層雲が広域に発生する自然現象です。大気層、気温や風などの気象や時間、さまざまな条件が整ったタイミングでしか見ることのできない奇跡的な現象を「ホテル椿山荘東京」の庭園や客室から楽しむことができます。
霧や雲と同じ細かい水の粒を均一に発生させることで、日本最大級の霧の庭園が出現。朝・昼・夜と一日に数回見ることができるので、その日の天候や時間によって異なる景色へと誘われます。
朝日に反射して霧の粒がキラキラと舞い、月夜とともに感じる幽玄さなど、いろんな表情の雲海を堪能できます。夕刻時は庭園に点在する史跡などもライトアップされ幻想的な空間に包まれます。
千の光のライトアップも必見
2008年より開始し12年ぶりのリニューアルとなる「千の光のライトアップ」。庭園の木々を照らす千の光は都会のイルミネーションとは一線を画した優しい光で、庭園全体の自然の魅力をより幻想的に見せてくれます。庭園に点在する三重塔や滝などもライトアップされ、夜だけの違った魅力が映し出されます。
幻想的な雲海を楽しむ屋外ディナーコース
千の光にライトアップされ、日中とは異なる表情を魅せる庭園を望みながらシャンパンやワインとともにフレンチディナーを楽しめる期間限定イベント「東京雲海 GARDEN TERRACE DINNER」も開催。宿泊の時間は取れないけれど、ディナーと庭園を堪能したい人におすすめです。
夕刻にしか見ることのできない金色の雲海とともにフレンチのショートコースを堪能しましょう。飲み物はフリードリンクになっていて、シャンパーニュやビール、赤・白ワイン、ホットワイン(白)、ソフトドリンクをご用意。
フレンチのショートコースは13種類の前菜盛り合わせ、チーズフォンデュ、ビーフステーキ、デザート、コーヒーといった内容になっています。(※仕入れ状況により、メニュー内容が変更となる場合があります)
- 開催日
- 10月17・18・21・22・23・24・27・29・30・31日
※2名様以上〜
- 時間
- 19:00〜21:00(平日)
18:30〜20:30(土日祝)
※2時間制
- 料金
- 通常料金10,000円、公式ウェブ予約9,500円
雲海をイメージした各レストランの限定ディナーコースも
ホテル内の 各レストランにて10月1日〜期間限定で、雲海アレンジのディナーコースを味わえます。お食事前後には庭園で「東京雲海」鑑賞を堪能できるので、夜のみの雲海時間も満喫できますよ。
こちらはイタリア料理を提供するレストラン「イル・テアトロ」の限定ディナー「Mare di nuvole〜雲海〜」(17,000円 税・サ-ビス料別)で11月30日まで提供をしています。
ホテル庭園の木立の奥にひっそりと佇むレストラン「木春堂」。富士山溶岩石の石焼会席を楽しめ、限定メニューは石焼会席「雲海」(15,300円 税・サ-ビス料別)で11月12日まで提供をしています。
会席料理を提供する「料亭 錦水」の限定メニュー。幻想的な雲海に浮かぶ秋の庭園をイメージした「仲秋会席」(23,100円 税・サ-ビス料別)は11月12日まで提供をしています。
このように夜ならではの幻想的な庭園の雰囲気をイメージしたメニューが並び、目からも料理を楽しむことができます。この時期にしか食べられない美しいメニューの数々を心ゆくまで味わいましょう。
日本料理レストラン「みゆき」からは「東京雲海 秋の美食とともに」(15,300円 税・サ-ビス料別)を11月12日まで提供をしています。味覚の秋ならではの美食を、五感で楽しみましょう。美しく並ぶ前菜は、職人技が光ります。
おこもり旅にぴったりな優雅な客室
庭園を一望できるヨーロッパ調のオーセンティックな客室へ。ディナー後はゆったりとした空間で穏やかな時間を過ごしましょう。バスルームも広々としているので客室内でのおこもり滞在にも最適です。
限定プラン「東京雲海&千の光のライトアップを愉しむガーデンビュー」も
都会のオアシスで望む奇跡の絶景「雲海」を宿泊しながら体験できる期間限定プランもおすすめです。夕方から夜、そして朝の雲海を客室から見下ろすことができるのは、宿泊者のみの特権。朝は霧の粒が朝日に反射し、目覚めとともに絶景が広がります。
雲海をモチーフにした期間限定スイーツのティータイム付きで雲海尽くしの演出を堪能できる、今だけの特別宿泊プランです。
メレンゲシャンティー〜雲〜
雲をイメージしたサクサクのアーモンド風味のメレンゲで、シェリー酒で上品に香りづけしたシャンティクリームをサンドした軽い触感のケーキは、ホテル3Fのショップ「セレクションズ」でも購入できます。
南仏プロバンス地方の自然の恵みがつまった「ロクシタン」のアメニティの香りに、バスタイム中も癒されます。
ほかにもロクシタンのケアアイテムを惜しみなく使った「ロクシタンスパ」で、心と身体が解き放たれるようなリラクゼーションタイムを体験するのもおすすめですよ。
客室で絶品朝食を堪能
朝食は洋食、和食のレストランから選ぶことができ、お1人484円の追加でルームサービスでの朝食にも変更可能です。雲海を見ながら朝食を楽しむのも贅沢な時間です。
「ホテル椿山荘東京」の客室から庭園を眺めながら食べる朝食は、日々の喧噪から離れてリラックスした時間を改めて感じさせてくれるでしょう。チェックアウトの12時まで、贅沢気分を味わいながらゆったり過ごせるのもうれしいですね。
女子会に人気!優雅なアフタヌーンティータイム
女子会人気の高い「ホテル椿山荘東京」のアフタヌーンティーも見逃せません。3階ロビーラウンジにある「ル・ジャルダン」で庭園を望みながら優雅な大人の時間を楽しみましょう。
ホテルに宿泊したら、豊かな香りに包まれながら、本格的な英国アフタヌーンティー。旬の素材をふんだんに取り入れた季節感あふれるアフタヌーンティーを心ゆくまで楽しめます。
通年楽しめるイブニングハイティー(4,600円 税・サ-ビス料別)は、グラスシャンパン、三段のオードブルスタンド、ローストビーフ、デザートがついています。その他にも、期間限定のコラボレーションハイティ―などがあり、さまざまなメニューが楽しめるのも魅力です。
※アフタヌーンティー・イブニングハイティーは、当面の間、完全予約制(前日18時まで)
ホテルオリジナルのお土産も忘れずに!
ホテル椿山荘東京 欧風カレー 600円(税抜)
せっかく宿泊したのなら、家でも滞在の余韻を楽しめるように、オリジナルのお土産を購入してみてはいかがでしょうか。
こちらはホテル椿山荘東京の庭園と三重塔がパッケージに描かれた欧風カレー。お家でもホテルメイドの絶品カレーを味わいましょう。
オリジナル デア バウムクーヘン 1,200円(税抜)
こちらもお土産に大人気のスイーツなのだそう。ホテルの庭園に咲く椿をモチーフにした、かわいらしいボックスに入った三重塔型のバウムクーヘンです。
ラボッシュ 600円(税抜)
著名人にも人気のチーズチップスの焼き菓子は、午前中に売り切れてしまうことも多いそうなので、早めに購入するのがおすすめです。
ホテル椿山荘東京 オリジナルマスクケース 300円(税抜)
今や必需品となったマスクケースは、オリジナルのロゴ入りです。日常のマスク生活もおしゃれに彩ってくれそうです。他にもさまざまなオリジナルの商品がそろっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ホテルの非日常空間で特別な時間を
いかがでしたか?東京にいることを忘れてしまうような、美しい自然に囲まれた非日常空間で特別な時間を過ごしてみませんか。
- 住所
- 東京都文京区関口2-10-8
- 宿泊料金
- おひとり様 18,250円~(2名1室利用時)
- 客室数
- 267室
- アクセス
- 東京メトロ有楽町線江戸川橋駅1A出口より徒歩約10分。JR目白駅よりタクシーで約10分。JR池袋駅、飯田橋駅よりタクシーで約15分
撮影/湯浅良介
取材・文/髙根沢麻美