東京ではずせない観光スポットの1つ、「浅草」。趣のある浅草寺や雷門、食べ歩きが楽しい仲見世通りなど、日本の古き良き雰囲気が町の中に残っています。下町らしい町並みの商店にはお土産屋も多く、昔ながらの定番銘菓からお酒に合うおつまみ、おしゃれでかわいい小物まで、バラエティ豊かなお土産がそろっています。今回は、食べ物や雑貨など浅草で人気のお土産をご紹介します。
浅草といえば江戸の歴史があふれる町並みとともに、江戸や明治から伝わる老舗も多く存在しています。そんな老舗が販売する人気のお土産は、ぜひ購入したいところです。
1.御菓子司 亀十「どらやき 黒あん・白あん」
写真提供:御菓子司 亀十
浅草の超人気和菓子店「亀十」は、上野の「うさぎや」や東十条の「草月」と共に、東京の「どら焼き御三家」といわれるお店。
亀十のどら焼きの特徴は、パンケーキのようなふわふわもっちりとした生地。1つひとつ職人の手作業で焼き上げられ、焼き色は圴一ではなくムラがありますが、シルキーで滑らかな食べ心地です。中に挟まれたあんこはあずき餡の「黒あん」と、白インゲン豆で作られる「白あん」の2種類あり、上品な甘さと口当たりで生地とのコンビネーションは絶妙。
サイズは通常のものより一回り大きく満腹感はありますが、おいしくてペロリといただけますよ。お土産で購入するのはもちろんのこと、店頭に並ぶ焼きたての香ばしいどら焼きもぜひ味わってみてください。そのおいしさに夢中になってしまうことでしょう。
- 商品名
- どら焼き(黒あん・白あん)
- 価格
- 各360円
- 販売元
- 御菓子司 亀十
- 販売場所
- 東京都台東区雷門2-18-11
- 問い合わせ
- 03-3841-2210
2.浅草梅園「土産あんみつ」
写真提供:浅草梅園 本店
伝統の味を楽しむなら、元祖あわぜんざいで有名な浅草梅園 (うめぞの)の「土産用あんみつ」。創業から160年余り、伝統が受け継がれている甘味処のあんみつは人気の一品。
店内でもいただけますが、テイクアウトでもお店と同じおいしさが味わえます。弾力のある寒天からは天草の香り、コクのある蜜とあんこの上品な甘さ、みかんやあんずの甘酸っぱさ、求肥の食感と、それぞれの味が組み合わさり、これぞ老舗の味!
専用容器も梅園シンボルである梅のマークが描かれていて、とても上品。あんみつのほかにも「土産豆かん」や「土産抹茶あんみつ」もあるので、自宅でも老舗の味を楽しめます。
- 商品名
- 土産 あんみつ
- 価格
- 567円
- 販売元
- 浅草梅園 本店
- 販売場所
- 東京都台東区浅草1-31-12
- 問い合わせ
- 03-3841-7580
3.やげん堀七味唐辛子本舗「七味三種詰合せ」
写真提供:やげん堀七味唐辛子本舗
辛いものが好きな方には、オリジナルの「七味唐辛子」がおすすめ。1625(寛永2)年創業、約400年の歴史がある「やげん堀」は、直営の2店舗(新仲見世本店とメトロ店)で七味唐辛子を調合販売しています。
七味の内容は、胡麻、陳皮(みかんの皮)、焼唐辛子、赤唐辛子、山椒、けしの実、麻の実の7種。それをお店の方と相談しながら、大辛・中辛・小辛(三段階の辛さ)をベースに各素材を増やしたり、減らしたり、抜いたりすることができます。辛いのが弱い方もブレンド(辛さや香り)で調整ができるので、どんな方も満足できるはず。
専用の容器も多種あり、欅(けやき)の木をくり抜いて作った木製容器や、手軽に購入できる雷門をデザインした缶の容器などがあります。自分用のお土産としてはもちろん、親しい方への手土産や、遠方の方に思いを馳せて贈ってもよろこばれそうです。
- 商品名
- 七味三種詰合せ
[木製容器ひさご型1個、七味唐辛子(大辛・中辛・小辛)各1個]
- 価格
- 3,850円
- 販売元
- やげん堀七味唐辛子本舗
- 販売場所
- 新仲見世本店
東京都台東区浅草1-28-3
- 問い合わせ
- 03-3626-7716
4.徳太樓「きんつば」
写真提供:徳太樓
奥浅草・観音浦の一角にある、1903(明治36)年創業老舗「徳太樓(とくたろう)」。「きんつば」の名店として知られています。
小ぶりで四角い形の「きんつば」は、透き通るほど薄い皮に包まれ、中のつぶし餡が見えるほど。しっとりとした皮と餡との一体感からは、丁寧な老舗の仕事ぶりが伝わってきます。北海道産の小豆を丁寧に炊いた自家製餡は、上品な甘さでさっぱりとした食べ心地。ちなみに「きんつば」の他にも、夏場の「水羊羹」や「葛ざくら」もおすすめです。
甘党な方への手土産としても上品な佇まいと味わいの「きんつば」は人気の品です。
- 商品名
- きんつば
- 価格
- 150円
- 販売元
- 徳太樓
- 販売場所
- 東京都台東区浅草3-36-2
- 問い合わせ
- 03-3874-4073
職場などへのお土産には、気軽に配ることができるバラマキ系が便利ですよね。おいしさはもちろんのこと、日持ちして値段がお手頃なことも選ぶ際に気になるポイント。みんなでおやつタイムを楽しめる、老若男女に人気のお菓子をご紹介します。
5.満願堂「うす皮芋きん」
写真提供:満願堂
満願堂は浅草に本店を置く江戸和菓子の専門店で、さつまいもで作ったきんつば「芋きん」が人気商品です。店頭での焼きたてのものは賞味期限が24時間と、日持ちしないのがお土産には難点。
そんな芋きんを味や食感はそのままに、約30日間日持ちするように真空パックで提供されているのが、こちらの「うす皮芋きん」。鹿児島産さつまいもを100%使用した焼き芋の芋あんは、ほっくりとした食感。皮が薄いので、さつまいもの自然な甘さがより引き立ちます。ちなみにおすすめの食べ方は、オーブントースターや電子レンジで温めていただくこと。常温とはまた違ったおいしさが味わえますよ。
6個入りのバックもありますが個包装は必要な分だけ購入できるので、職場など人数分を購入して配るのも良いですね。
- 商品名
- うす皮芋きん(単品)
- 価格
- 184円
- 販売元
- 満願堂
- 販売場所
- オレンジ通り本店
東京都台東区浅草1-21-5
- 問い合わせ
- 03-5828-0548
6.常盤堂雷おこし本舗「チュララMIX缶」
写真提供:常盤堂雷おこし本舗
浅草寺の雷門をその名の由来に持つ、浅草土産の定番ともいえるのが「雷おこし」。雷門のすぐ横にある創業250年余りの老舗和菓子屋「常盤堂雷おこし本舗」では、様々な種類の雷おこしを販売しています。その中でも人気なのは、サックリ軽い口あたりにほのかに甘い洋風にした「チュララMIX缶」。
かわいいパッケージの化粧缶を開けると、キャンディのような個包装で一口大のおこしがたっぷりと入っています。「キャラメルアーモンド」や「ミルクピーナッツ」、「メープルココナッツ」と、まるで洋菓子のような味も人気の1つ。人数の多い職場でも、老若男女問わずどんな方にもよろこんでもらえるので、バラマキのお土産にぴったりです。
- 商品名
- チュララMIX缶
- 価格
- 1,296円
- 販売元
- 常盤堂雷おこし本舗
- 販売場所
- 雷門本店
東京都台東区浅草1-3-2
- 問い合わせ
- 03-3841-5656
7.三鳩堂「人形焼」
写真提供:三鳩堂
浅草の仲見世通りには、東京みやげ「人形焼」のお店が多数あります。その中でも三鳩堂(みはとどう)の人形焼は、バラマキ系のお土産として人気。種類はこしあんとつぶあんの2種類あり、店頭での実演販売では焼きたてを1個から購入することも可能です。
お土産には、1ヶ月間日持ちがする真空パックの袋入り・箱入りのものを。中身が1つひとつ個包装されているので、みんなに配る用にもとても便利です。味の方は中のあんはしっとりとして甘さ控えめ、生地は卵の風味にほんのりバニラの香りも。優しい口当たりは、ご年配からお子様まで幅広い層のおやつにぴったりです。
10個入り600円という値段も、リーズナブルで魅力的。気軽に買えて浅草らしさが伝わるお土産ですよ。
- 商品名
- 人形焼(こしあん・つぶあん)
- 価格
- 1個(バラ売り) 100円
10個入り袋 600円
- 販売元
- 三鳩堂
- 販売場所
- 東京都台東区浅草1-37-1
- 問い合わせ
- 03-3841-5079
8.かりんとう 小桜「さきかた」
写真提供:かりんとう 小桜
小桜の「かりんとう」は、浅草の老舗料亭「福し満(ふくしま)」の手土産として6代目女将が考案したのが始まり。銀座の「たちばな」や湯島の「花月」と並び、東京三大かりんとうの1つとされています。
配りやすいお土産としては、「きさかた(小)」を。食べきりサイズの個包装されたかりんとうが8種類入っていて、お店の看板商品「ゆめじ(細口)」をはじめ、おもいで(白太)・ふるさと(黒太)・かえで(メープル)・きなこ・さくら・しょうが・ゆずと、色々な味が楽しめます。指でつまめる一口サイズの3センチ程度で、上品な甘さにさくっとした食感が後を引きます。賞味期限が約2ヶ月間と、長いのもいいですよね。
老舗料亭の女将のデザインした、桜の花が散りばめられたパッケージも上品。取引先や目上の方など、フォーマルな印象も欲しいというときにどうぞ。
- 商品名
- きさかた(小)
- 価格
- 1,512円
8種8袋入り(ゆめじ・おもいで・ふるさと・かえで・きなこ・さくら・しょうが・ゆず各1袋)
- 販売元
- かりんとう 小桜 浅草本店
- 販売場所
- 東京都台東区浅草4-14-10
- 問い合わせ
- 03-5603-5390
お酒好きの方へのお土産には、甘いものではなくおつまみ系がよろこばれますよね。ビールや日本酒と一緒に楽しむのはもちろんのこと、中にはご飯のお供にもなるこだわりのお土産をご紹介します。
9.海老屋總本舗「若煮たらこ」
写真提供:海老屋總本舗
「海老屋總本舗」は、1869(明治2)年創業の佃煮専門店。昔ながらの製法と秘伝のたれでじっくり仕上げた江戸前佃煮で、吟味された素材で現代の味覚に合うように丁寧に作られています。
店頭ではガラスのショーケースにいくつもの佃煮が並べられていて、袋詰めのほか量り売りも可能。しじみや小エビ、あみ、マグロ、昆布、ちりめんなどと、種類も豊富でどれを選んだら良いか迷ってしまうほど。
おすすめは、人気の「若煮たらこ」。「若煮」とは短い時間で炊き上げ塩分控えめに仕上げた佃煮で、通常の佃煮よりあっさりとした味わいになっています。100年以上も愛され続けた、老舗の味を楽しんでみてくださいね。
- 商品名
- 若煮たらこ
- 価格
- 50g入り 972円
- 販売元
- 海老屋總本舗
- 販売場所
- 本店
東京都墨田区吾妻橋1-15-5
- 問い合わせ
- 03-3625-0003
10.柳ばし 逸品会「ポップル」
写真提供:柳ばし 逸品会
「柳ばし 逸品会」は、元々は赤坂、新橋、柳橋など一流花柳界(かりゅうかい)のお土産を扱う店として創業。現在ではお酒のお供にぴったりのレンコンやオクラの野菜チップ、ブラックペッパービーンズなど、バリエーション豊かな商品が販売されています。
中でも人気なのは、デュラムセモリナ粉を使用したパスタを揚げて塩で味付けした、「ポップル」というお菓子。別名塩かりんとも呼ばれ、パスタのフジッリのような見た目で、適度な歯ごたえとほどよい塩味はビールのおつまみにもぴったりです。サイズも3種類あり、お土産として選びやすいのもうれしいですね。
ちなみに、両国国技館の売店では「ビールの友」という商品名で販売されている人気商品でもあるとのこと。ビール好きな方にうってつけです。
- 商品名
- ポップル
- 価格
- 大筒入り 1,674円
- 販売元
- 柳ばし 逸品会
- 販売場所
- 東京都台東区柳橋1-13-3
- 問い合わせ
- 03-3863-4661
11.ちんや「しぐれ煮・そぼろ煮」
写真提供:ちんや
1880(明治13)年創業の老舗すき焼き店「ちんや」。国産黒毛和牛の雌牛だけを使う、伝統的なスタイルのすき焼きを店内でいただくことができます。
すき焼きのお肉はご自宅やお歳暮、お中元、お祝いの贈り物として購入できますが、お土産におすすめなのは精肉した時にできる端材肉を使った「しぐれ煮」と「そぼろ煮」。すき焼きと同じ最高級の牛肉を贅沢に使い、濃厚な秘伝のタレで煮込んで作られています。
甘辛いタレと牛肉の旨味が一体となった、老舗の味が自宅でも楽しめるのがたまりません。白いご飯はもちろんのこと、お酒のお供にぴったりの贅沢な一品です。
- 商品名
- しぐれ煮(240g)
- 価格
- 3,700円
- 販売元
- ちんや
- 販売場所
- 東京都台東区花川戸 2-16-1
- 問い合わせ
- 03-3841-0010
12.浅草 よ兵衛「揚餅」
写真提供:浅草 よ兵衛
昔懐かしい母の味を目指した「揚餅」 を販売しているのは、雷門から歩いて約5分のところにある、手作り揚餅店「浅草 よ兵衛」。
宮城の特級米「黄金餅」をつきあげて天日で約2週間陰干しした後、上質のコーンサラダ油でカラリと揚げているからこそ、サクサクとした食感と素朴で香ばしい風味が楽しめます。味付けは、生醤油やしお、カレー、生醤油唐辛子など6種類。
こだわりの素材に化学調味料などは使わない素朴な味わいは、まさにお袋の味。軽い口当たりでついつい手が出てしまう揚餅は、有名人からのファンも多いそう。おやつでももちろんのこと、晩酌のおつまみにもぴったりですよ。
- 商品名
- 揚餅
生醤油(110g)、しお(110g)、生醤油唐辛子(130g)、海老しお(110g)、玄米しお(110g)、カレー(110g)
- 価格
- 各630円
- 販売元
- 浅草 よ兵衛
- 販売場所
- 東京都台東区浅草2-2-7
- 問い合わせ
- 03-3841-0868
老舗や伝統のイメージが強い浅草ですが、実はかわいいお土産もそろっています。キュートなクッキーからまるで宝石のような和菓子、クリエイティブな昆布、こだわりの手ぬぐいまで、インスタ映えも狙えるかわいいお土産をご紹介します。
13.菓子工房ルスルス「鳥のかたちクッキー」
写真提供:菓子工房ルスルス
「菓子工房ルスルス」は、2007(平成19)年創業の焼菓子店。古民家を改装した浅草店は、いつも多くのお客さんでにぎわっています。こちらでのお土産には、見た目のかわいいアイシングクッキーはいかがでしょうか。
「鳥のかたちクッキー」は硬めのサクサクした食感の生地に、白色はレモン風味、緑色は抹茶風味のアイシングがかけられています。アルミ缶の中にはピンクやオレンジのカラフルなペーパーも入っていて、クッキーをのせる敷き紙になる、そんなおしゃれな気配りもGood!
1つひとつ丁寧に作られた手作り感と懐かしさも感じさせる魅力的なクッキーで、女子への手土産によろこばれること間違いなし。人気の商品なので、お店に行く前に予約しておきましょう。
- 商品名
- 鳥のかたちクッキー
- 価格
- 1,660円
- 販売元
- 菓子工房ルスルス
- 販売場所
- 浅草店
東京都台東区浅草3-31-7
- 問い合わせ
- 03-6240-6601
14.舟和「あんこ玉」
写真提供:舟和
1902(明治35)年、東京・浅草に創業した老舗和菓子店「舟和」。元々は「芋ようかん」の元祖として知られていますが、その芋ようかんに次ぐ人気商品が、この「あんこ玉」です。
玉型に丸めたあんこを寒天で包んだシンプルなお菓子で、ピンポン玉よりひとまわり小さく、一口でパクリといただけるサイズ。口の中で硬めの寒天がプチッと弾けて、中からあんこが広がります。カラフルで光沢のある見た目は、まるで食べる宝石のよう。
お土産には、6色入ったカラフルなものがおすすめ。味はあずき、白いんげん、抹茶、みかん、いちご、珈琲と、様々な味が楽しめます。あんこ好きの方はもちろんのこと、甘さ控えめなのであんこが苦手な方もぜひ試してみて!
- 商品名
- あんこ玉
- 価格
- 9個 874円
- 販売元
- 舟和
- 販売場所
- 浅草本店
東京都台東区浅草1-22-10
- 問い合わせ
- 03-3842-2781
15.昆布の川ひと「彩り昆布」
写真提供:昆布の川ひと
かわいいのはお菓子だけではない!?こんなデザインされた「彩り昆布」を販売しているのが、浅草寺のすぐ近くにある昆布および海藻加工品販売店の「昆布の川ひと」。
「彩り昆布」とは、北海道産の昆布を様々なデザインにレーザーカットしたデコレーション昆布のこと。乾燥した小さな昆布を水で5分ほど戻すと、文字や形になります。日本の季節をイメージしたものやキャラクター、「寿」「愛」「福」といった漢字など、種類も豊富。お弁当やパーティーなどのお料理を華やかに飾る、アクセントになってくれます。
食材として出汁をとるイメージの強い昆布ですが、ここまでクリエイティブになるとは想定外。料理好きの方へのお土産によろこばれる、特別な一品です。
- 商品名
- 彩り昆布
- 価格
- 1袋(3〜6個入)324円〜
※デザインによって内容量が異なり、378円、432円のものもあります。
- 販売元
- 昆布の川ひと
- 販売場所
- 浅草本店
東京都台東区花川戸1-5-3 若松屋ビル1F
- 問い合わせ
- 03-5246-4771
16.染絵てぬぐいふじ屋「手ぬぐい」
写真提供:染絵てぬぐいふじ屋
浅草には、日本の伝統が伝わる手ぬぐいの専門店がいくつもあります。中でも1946(昭和21)年創業の「染絵てぬぐい ふじ屋」は、「注染(ちゅうせん)」という染め方を貫く数少ない手ぬぐい屋さんです。
店内には常時200種類ほどの手ぬぐいが置いてあり、一枚一枚職人の手で作られたオリジナリティあふれるものばかり。ハンカチやタオル代わりに使うだけでなく、日本らしい季節の草花や歌舞伎などの絵柄は、額に入れてお部屋のインテリアとして取り入れても。外国人観光客のお土産にもよろこばれそうですね。
自分へのご褒美や大事な人へのちょっとしたプレゼントなど、手ぬぐいで江戸の粋を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?
- 商品名
- 手ぬぐい
- 価格
- 1,100円〜
※種類によります。
- 販売元
- 染絵てぬぐい ふじ屋
- 販売場所
- 東京都台東区浅草2-2-15
- 問い合わせ
- 03-3841-2283
おしゃれにこだわりのある女友達や先輩女子には、心がときめくようなお土産をあげたいもの。パッケージがおしゃれなプリン、花束に見立てたお菓子、オトナ向けのチョコレート、日本の美意識を感じさせる和紙など、とっておきのお土産をご紹介します。
17.浅草シルクプリン「浅草シルクプリン」
写真提供:浅草シルクプリン
「浅草シルクプリン」は、浅草にある小さなプリンの専門店。元々はイタリア料理店のデザートだったプリンが評判を呼び、現在では浅草の新名物として1日に1,000個以上も売れる人気スイーツとなっています。
種類は定番のプレーンのほかに、コーヒー、いちご、抹茶、チーズなど10種以上あり、どれも絶品です。選ぶのに迷ったら、まずは定番の「浅草シルクプリン」を試してみて。毎日取り寄せている新鮮な卵や牛乳を使ったプリンは、驚くほど濃厚。口に入れると滑らかでシルクのような口溶けに、上品な甘さと苦めのカラメルがたまりません。
パッケージもおしゃれなので、様々な種類を組み合わせて並べるとテンションも上がりますね。
- 商品名
- 浅草シルクプリン
- 価格
- 530円
- 販売元
- 浅草シルクプリン
- 販売場所
- 東京都台東区浅草1-4-11
- 問い合わせ
- 03-5828-1677
18.NOAKE TOKYO「ボンボンキャラメルブーケ」
写真提供:NOAKE TOKYO
浅草に本店を構える、チョコレートや焼き菓子などのスイーツのお店「NOAKE TOKYO(ノアケ トウキョウ)」。お土産には、見た目がおしゃれなブーケスタイルの「ボンボンキャラメル」を。
ロリポップのような丸いチョコレートの中には、果実のピューレをキャラメル状になるまで煮詰めたソースが入っています。味は全部で8種類あり、苺とフランボワーズ、アプリコット、バナナとオールスパイス、パッションフルーツ、グリオットチェリーとバラ、ブルーベリーとカルピス、レモンとミルク、洋ナシと蜂蜜と、名前だけでおいしそう。それぞれにトッピングも施されていて、まさにお花のようです。
店舗では、1本からボンボンを購入することが可能。色やフレーバーの組み合わせを考えて選んだお菓子のブーケに、もらった方が感動すること間違いありません。
- 商品名
- ボンボンキャラメルブーケ(5本)
※包装カラーにつきましては、季節によって異なります。
- 価格
- 1,350円
- 販売元
- NOAKE TOKYO
- 販売場所
- 浅草店
東京都台東区浅草5-3-7
- 問い合わせ
- 03-5849-4256
19.リスト「オレンジピールチョコレート」
写真提供:リスト
古い日本家屋を改築した「リスト」は、知る人ぞ知る隠れたチョコレートの名店。浅草店内ではアートも展示されており、おしゃれな雰囲気が漂っています。
どのチョコレートも高級感があり、手土産としてよろこばれそう。その中でもおすすめなのが、「オレンジピールチョコレート」。風味を逃さないようにじっくり時間をかけて漬け込んだ完熟オレンジピールを、スイスの高級ミルクチョコレートでコーティングをし、ココアパウダーをかけたスイーツです。口に入れると最初はココアの香ばしさ、そしてオレンジピールの香りが引き立ち、次第にチョコレートのコクと甘みが広がります。
贅沢でシックな味わいは、コーヒーのお供はもちろん、ワインやブランデー、ウイスキーにも合わせられます。おしゃれなオトナ時間を引き立ててくれる、こだわりのお土産です。
- 商品名
- オレンジピールチョコレート
- 価格
- クリア BOX(90g入り) 1,130円
アンダンテ(S)BOX(100g入り)1,340円
- 販売元
- リスト
- 販売場所
- 浅草店
東京都台東区浅草1-38-10
- 問い合わせ
- 03-3842-5056
20.黒田屋本店「和紙」
写真提供:黒田屋本店
「黒田屋本店」は雷門のすぐ横にある創業150年を数える和紙を扱うお店で、江戸小物や和凧、和紙、千代紙、浮世絵、千社札(せんじゃふだ)などを販売しています。中でも全国の産地から集められている和紙は、繊維の風合いが感じられる無地のものから色とりどりのものまであり、その緻密で美しい柄や繊細な色合いには思わずうっとりするはず。
お土産には和紙がおすすめ。和菓子を置いたり、ランチョンマット、ブックカバーにしたりと、使い方はアイデア次第。和紙単体でも楽しいのですが、和紙を使ったレターセットやポストカード、オリジナルステーショナリーなども多数販売されているので、そちらもよろこばれそうですね。
和紙を通して日本伝統の美意識を日常に取り入れることができるのは、なんともおしゃれ。
- 商品名
- 和紙
- 価格
- 121円~
- 販売元
- 黒田屋本店
- 販売場所
- 東京都台東区浅草1-2-5
- 問い合わせ
- 03-3844-7511
いかがでしたか?実は、浅草は老舗のお店だけでなく、イマドキのおしゃれなお店も数多くあるんです。自分へのお土産だけでなく、友人や職場の人など渡す人のニーズに合わせて、浅草でしか買うことのできないお土産を探してみてくださいね。
浅草駅土産の地図
取材・文/福田美佐子