提供:ことりっぷ
愛知県岡崎市のブランド地鶏、岡崎おうはん。その魅力をまるごと体験できる、テーマパークのような施設をご紹介します。モーニングやランチを楽しめるレストランでは、濃厚なたまごかけご飯やたまごをたっぷり使ったスイーツを楽しむことも。たまご尽くしのひとときを過ごせますよ。
たまごやさんが作り上げた、たまごのテーマパーク
愛知・岡崎で飼料や鶏卵を販売してきた、明治23年創業の会社「太田商店」。岡崎の名物にしたいと、岡崎市で育種改良された地鶏「岡崎おうはん」をいち早く取り入れ、さらに独自に開発したブランドたまご「ランニングエッグ」を販売。
自然由来の素材を配合したエサで濃厚な味わいを作り上げたたまごは、その美味しさから地元のパティスリーやレストランなどで使われ、人気を集めています。
左側が「岡崎おうはん」。黒と白の模様が特徴 たまごのフォルムをモチーフにしたトイレ
そんな「太田商店」が、たまごも肉も美味しい「岡崎おうはん」の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと作り上げたのが、たまごのテーマパーク「らんパーク」。
JR岡崎駅から車で5分ほどの場所にある緑溢れる敷地にはレストランやショップ、動物ふれあいコーナーがあり、たまごをモチーフにしたフォトスポットも。「岡崎おうはん」やヤギも飼われていて、かわいらしい姿を見られますよ。
たまご尽くしのレストランで特別な朝ご飯を
「究極のたまごかけごはん」(990円)
らんパークのレストラン「たま姫キッチンうふ」は、朝から営業していて、たまごかけご飯やフレンチトーストなどの朝ご飯をいただくことができます。なかでも「究極のたまごかけごはん」は、オーダーを受けてから卓上の釜戸でご飯を炊き、炊き立てのご飯と新鮮な「岡崎おうはん」のたまごで、たまごかけご飯を楽しめます。
「たまごかけごはん」のセットは、なんとたまごは食べ放題。ご飯が炊けるのを待っている間に、白身を専用の泡立て器で泡立てて、ふわふわのたまごかけご飯を作ってみましょう。
「岡崎おうはん」のたまごは黄身が大きく、もっちり濃厚な味わいが特徴。産んで3日以内のたまごを使っているので鮮度も美味しさの秘訣です。ふわふわのたまごかけご飯のほか、もちろんシンプルにそのままたまごかけご飯にしたり。とり胸肉を使った削り節や唐辛子など、らんパークオリジナルの調味料を添えて楽しむのもおすすめです。
どれも出来立て。たまごを贅沢に使ったスイーツ
「うふプリン」(385円)
たまごを使ったスイーツもいろいろあって、どれもお店で手作りしていて出来立てを提供しています。卵黄入りのソフトクリーム「たま姫ソフト」や甘さ控えめのプリン、らんパークのキャラクター、たま姫の形をしたかわいいカステラなども。
「フレンチトースト」(858円※ランチタイムは提供不可)
フレンチトーストはオーダーを受けてからふかふかのパンにたっぷりと卵液を染み込ませていて、焼き立てを味わえますよ。どれもたまごをたっぷりと使った贅沢なメニューばかりです。
夏季にはかき氷も登場しますが、こちらもたまご尽くし。ふわふわの氷の中には、プリンとバニラアイスを入れて、カスタードソースをたっぷりと。仕上げに卵黄も添えられていて、濃厚なたまごの味わいがしっかりと感じられますよ。
「かき氷」(1,100円)
バウムクーヘンやマヨネーズなど、おみやげもいろいろ
直売所にはたまごはもちろん、地元生産者の農産物などがずらりと並んでいます。なかには養鶏で生まれるフンを堆肥にした農作物も。養鶏を通し、安心安全な循環型の養鶏・農業を目指しています。
レストランのたまごかけご飯に添えられていた鶏の削り節やたまごかけご飯用の醤油など、オリジナル商品もこちらで販売。ほかにもバウムクーヘンやマヨネーズソースなど、美味しいたまごだからこそできるこだわりの品々をぜひ試してみてください。
岡崎が誇る美味しいたまごを食べて、買って、知ることができる「らんパーク」。週末は朝から行列ができることもあるとか。いつもより少し早起きして、濃厚な味わいのたまごで幸せな時間を過ごしてみてくださいね。
文:田口真由美