【箱根1泊2日】新緑がまぶしい強羅や仙石原をめぐる小さな旅

【箱根1泊2日】新緑がまぶしい強羅や仙石原をめぐる小さな旅

提供:ことりっぷ

 

東京都心から90分前後で行け、週末トリップにもぴったりの箱根。今回は自然豊かな強羅・仙石原を中心にめぐる旅のプランをご紹介します。富士山をはじめとする山々の絶景や、温泉、のりもの、地元グルメなど、箱根らしいお楽しみも満載の1泊2日。箱根旅行の計画をたてるときはぜひ参考にしてくださいね。

 

 

【1日目】本物の「オリエント急行」での優雅なお茶でスタート

【1日目】本物の「オリエント急行」での優雅なお茶でスタート 2001年まで世界中の旅人を魅了したのち、20年ほど前に箱根の地にやってきた「オリエント急行4158E」

ミュージアムの宝庫、箱根。ぜひ旅の行き先のひとつに加えましょう。仙石原の自然に溶け込むように建つ「箱根ラリック美術館」は、フランスを代表する宝飾とガラス工芸の名手、ルネ・ラリックの作品を展示する美術館。クルマはもちろん、箱根の玄関口・箱根湯本駅からのバスや、新宿駅からの高速バスなどで訪れることができます。

 

1928年のラリック作品「彫刻とブドウ」など、156枚のガラス装飾が輝く室内。当時のものを復元した食器にも注目

作品鑑賞の前後にぜひ訪れたいのが、美術館に併設するティーサロン「オリエント急行」。高級マホガニーやゴージャスな絨毯、今では量産できない貴重なガラスの窓など、1929年当時のままのエレガントな豪華列車の空間で、お茶とスイーツを楽しめます。

 

名物グルメをおしゃれに♪「じねんじょ蕎麦 箱根 九十九」

名物グルメをおしゃれに♪「じねんじょ蕎麦 箱根 九十九」 エーゲ海をイメージしたという青と白のコントラストがおしゃれな店内

あちこちから名水が湧き出す箱根ならではのグルメのひとつ、お蕎麦。お店ごとの個性も豊かなので、ランチでぜひ楽しみましょう。箱根ラリック美術館から歩いて10分足らずの「じねんじょ蕎麦 箱根 九十九(つくも)」は、美術館のような真っ白な建物が目印。お店の名前もなっている自然薯とお蕎麦を堪能できる創作蕎麦レストランです。

 

3〜5月限定の「ハマグリそば」。香り高い貝のだしとふっくらとした身が美味しい

栄養価の高さや美容効果で知られる自然薯。こちらでは自社栽培して皮ごとすりおろして使っています。厳選した国産そば粉をその日の天候などに合わせて仕上げたお蕎麦との相性も抜群。定番の御膳や月替わり、季節限定などさまざまなメニューで楽しみましょう。

 

ふたつの温泉と極上の料理を楽しめる「ふふ 箱根」にステイ

ふたつの温泉と極上の料理を楽しめる「ふふ 箱根」にステイ 温泉つきでの部屋でのんびりするのも、美しい敷地内をさんぽするのも楽しい

2022年1月、6つめの「ふふ」として強羅にオープンしたラグジュアリーリゾート「ふふ 箱根」。“森林の香り 岩と草花 箱根連山が広がる山のリゾート”がコンセプトで、全39室の部屋はすべて温泉つきのスイートルームです。部屋では強羅温泉、絶景の大浴場では大涌谷温泉の2種類の泉質を楽しめ、ひのきパウダーの発酵温熱木浴も。心も身体もほぐれます。

 

食事は夕食も朝食(写真)もレストランで。山のリゾートらしい眺めもごちそう

プリフィクスの日本料理や鉄板焼きなど、お料理も評判のこちら。大満足の朝ごはんも楽しみです。美しく盛り付けられた和のおかずのほか、強羅の野菜がゴロゴロと入ったカレーも。チェックアウト前に元気をチャージして、2日目をスタートしましょう。

 

 

【2日目】「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」で新緑さんぽ

【2日目】「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」で新緑さんぽ 約28000㎡もの園内はもと雑木林。オブジェやベンチ、鉢植えなどが置かれている場所も

2日目は新緑を満喫できる「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」からスタート。2022年春にオープンしたこちらは、フラワーボックスで有名なデンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンさんが手がけた庭園です。「ふふ 箱根」からは、クルマならわずか2分、歩いても17分ほどのゆるやかな上り坂で向かいます。

 

カフェの店内やテラスはもちろん、テイクアウトして園内の好きな場所で楽しんでも。バスケットに入れてくれる

自然の地形を生かしたほどよいアップダウンと、豊かな緑を楽しみつつ、たっぷりさんぽしたら、次はランチ。入口近くには「ニコライ バーグマン ノム 箱根」があり、箱根近郊の食材を使用したデンマーク風のサンドイッチやスイーツを楽しめます。

 

地元の写真館&カフェ「スタジオカフェ・シマ」でひと休み

地元の写真館&カフェ「スタジオカフェ・シマ」でひと休み 大人気の「トコトコ登山電車のパウンドケーキ」。チョコペンとアイシングのデコレーションがキュート

たっぷり歩いてリフレッシュしたら、かわいいカフェにも寄ってみましょう。ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズからバスで1本の強羅駅すぐの場所にある「スタジオカフェ・シマ」は、大正8年(1919年)創業の写真館が開いたカフェ。大きな窓から四季の風景を望む店内には箱根の写真も飾られています。スペシャルティコーヒーなどのドリンクや手作りのスイーツを、箱根の歴史を感じながらゆったりと楽しめます。

 

「cu―mo箱根」で天空の足湯&おみやげ探し

「cu―mo箱根」で天空の足湯&おみやげ探し 眼下には強羅の街並みや箱根外輪山の明星ヶ岳。晴れた日には相模湾まで一望できる

小さな旅の終わりに、もう少し足を延ばしてみましょう。強羅駅から箱根登山ケーブルカーで10分と少しの早雲山駅は、大涌谷や芦ノ湖に向かう「箱根ロープウェイ」との乗り換え駅。2020年に構内にオープンした「cu―mo(クーモ)箱根」は、天然温泉を引いた足湯(写真)やどこまでも広がる絶景のなか、買い物や軽食などを楽しめる施設です。

 

お菓子や雑貨など250アイテム以上が並ぶセレクトショップ。見ているだけでも楽しい

足湯でリラックスしたら、セレクトショップもぜひ覗いてみましょう。オリジナル商品から温泉をテーマにした箱根らしい雑貨、知る人ぞ知る小田原の銘菓まで揃います。帰路のおやつや記念の品、おみやげ探しにぴったり。楽しい旅気分が帰ってからも続きますよ。

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、強羅・仙石原をめぐる箱根の小さな旅の行き先にぴったりのスポットをまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文:高柳涼子

 

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