提供:ことりっぷ
のんびりおさんぽに人気の吉祥寺エリア。今回は、井の頭池の周囲に咲く桜が美しい花見スポット・井の頭恩賜公園と、おいしいごはんやスイーツががテイクアウトできる吉祥寺駅周辺のお店や個性ある本屋さんをご紹介。
井の頭池に枝を差す桜。「井の頭恩賜公園」
「井の頭恩賜公園」は、JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅から徒歩5分の都立公園。園内には約500本の桜があり、井の頭池の周りには約250本の桜が枝を伸ばしています。ボートに乗って池からお花見するのもいいですね。
開花に合わせて18:00~22:00の時間帯でライトアップもされるので夜桜さんぽもできますよ。
老舗喫茶店で名物カレーを「くぐつ草」
吉祥寺駅の北口から徒歩約5分、平日でもにぎわう商店街の中にある「COFFEE HALL(コーヒーホール) くぐつ草」。創業から40年以上、オープン当初から変わらないという地下の店内は、物語に登場する隠れ家のように印象的でありながらも、ほっと休まるような温かい雰囲気に満ちています。
オリジナルの味わいを求めて試行錯誤を繰り返し、オープンから5年後にメニューに載ったという「くぐつ草カレー」は、ランチの人気メニューです。テイクアウトもできるので、ネルドリップで淹れる「ブレンドコーヒー」と共に井の頭公園で味わうのもすてきです。
「chai break」の茶葉をたっぷり使った濃厚なチャイ
吉祥寺駅から歩いて3分。井の頭公園へ向かう小道の途中にある、チャイと紅茶のお店「chai brake(チャイブレイク)」。マサラスパイスを使った「オリジナルチャイ」や、期間限定の「季節のチャイ」など、紅茶の香りとうまみをしっかりと感じられる様々なアレンジのチャイをいただけます。ていねいに手作りされたフードメニューもおすすめです。
気軽に入れる、レトロなお惣菜やさん。「しまねこ軒」
吉祥寺駅から徒歩7分。末広通りを直進したところにある、お惣菜屋さん「しまねこ軒」。店内には、野菜がたくさん食べられる、女性好みのお惣菜が並んでいます。じゃがいもと玉ねぎがたっぷり入った「厚焼きオムレツ」と、シャキシャキ食感の「人参サラダ」がお店の看板メニュー。メインのおかず1種類と野菜のおかず3種類の組み合わせでお弁当も用意されているほか、お惣菜のみの詰め合わせもできますよ。
オーガニック野菜や酵素玄米のランチボックス「オリド」
吉祥寺駅北口から歩いて約15分。東京女子大学へ向かう通り沿いに「オリド」はあります。料理の主役となる野菜は有機栽培や減農薬栽培のものから厳選。小麦粉や肉類も国産のものにこだわっています。野菜のデリやカレーが日替わりで味わえる「ランチボックス」は、モチモチの酵素玄米がクセになりそうなおいしさです。
ワクワクが詰まった絵本専門の古本屋さん「MAIN TENT」
井の頭公園とは駅を挟んで反対側に位置するサーカスがコンセプトの絵本専門の古本屋。世界中から厳選した絵本が4000冊以上並びます。誰もが知っている名作絵本のほか、コミカルな学習漫画や中学生向けのジュブナイルなど、幅広いラインナップが特徴。子どもはもちろん多くの大人たちにも愛されています。
赤栩路のカーテンが鮮やかな店内には、大きなぬいぐるみや猿のシャンデリアなど心弾むインテリアが随所に。絶版になってしまった絵本や北欧の古い教科書など、ここでしか手に入らなものに出会えますよ。
絵本から雑貨、レストランまで「クレヨンハウス 東京店」
青山の路地裏で46年のあいだ、絵本や子どもの本の専門店として親しまれていた「クレヨンハウス」が吉祥寺に移転。駅の北口からアーケードを抜けて歩くこと約7分、「東急百貨店 吉祥寺」裏の大正通り沿いにオープンしました。
眺めているだけで癒やされる絵本や国内外からセレクトした遊びにまつわるアイテムが並ぶほか、1階にはオーガニックレストランも♪野菜が美味しい日替わりビュッフェが人気です。
文:朝光洋理