青森県八戸市で名物となっている巨大朝市「館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)」の2024シーズンがスタートしました。国内最大級ともいわれる巨大朝市は日曜ごとに開催され、およそ300もの店が並ぶ様子が壮観。せんべい汁などの食べ歩きご当地グルメも充実しています。
日曜朝のお楽しみ!八戸名物「館鼻岸壁朝市」
かつて八戸市湊町の山手通り沿いに露店を並べて開催されていた朝市が、2004年に館鼻地区に移転したことで誕生したのが「館鼻岸壁朝市」。例年3月中旬から12月まで、毎日曜日の早朝に開催されています。全長およそ800メートルの会場では、夜明けとともに300もの店がオープン。インバウンドを含む約2万5千人もの観光客が訪れる、八戸市内でも有数の観光スポットとなっています。
八戸で水揚げされる鮮魚や干物といった魚介類はもちろん、新鮮な野菜・果物、多彩なお惣菜や淹れたてのコーヒー、スイーツ、パンなどのこだわりフード&ドリンクに加え、刃物や骨董品といった変わり種商品も並ぶなど、バラエティ豊かな朝市です。市内に限らず、青森、十和田、田子、むつ、岩手県北などからの出店も。
八戸の郷土料理「せんべい汁」をはじめ、ラーメンやうどん、そばなどのイートイングルメが充実しているのも特徴。早朝から食べ歩きしたり、空きスペースで行われるライブを楽しんだりと、ショッピングにとどまらない楽しみ方が広がります。
10月には2度目となる「全国朝市サミット」が八戸で開催!
2024年10月19日(土)、20日(日)には、第26回を数える「全国朝市サミット」も八戸で開催。北海道から九州までを拠点に活動する14の朝市団体が集結し、情報発信や課題共有により各エリアでの朝市活性化と地域振興をめざすイベントです。八戸では2度目の開催となるこのイベント。日曜日にあたる2日目には「館鼻岸壁」での大規模朝市も予定されていて、通常出店に加えて全国朝市サミット協議会の構成団体も出店予定となっています。
日本最大級ともいわれる「館鼻岸壁朝市」のみならず、全国の朝市の活気を体感できる絶好のチャンス。この日にはおよそ6万人の集客が見込まれるとされており、その盛り上がりが楽しみです。古くから「早寝早起き」の文化が根付いている八戸の朝を象徴する「館鼻岸壁朝市」。子どもからお年寄りまで幅広い世代でにぎわう日本最大級の朝市を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)
- 住所
- 青森県八戸市新湊3 館鼻岸壁
- 開催期間
- 2024年3月17日~12月の毎週日曜日
※5月19日(日)は八戸うみねこマラソン全国大会のため休み
※臨時開催日(予定):5月3日(金)、8月13日(火)、12月30日(月) - 開催時間
- 夜明け~9:00ごろ
- アクセス
- 【車】八戸自動車道「八戸」ICから約20分、「八戸」駅から約25分、八戸市中心街から約10分
【電車】JR八戸線「陸奥湊」駅から徒歩約10分
【バス】日曜朝市循環バスいさば号「館鼻漁港前」下車 - 駐車場
- あり(約800台・無料)
- 詳細
- 館鼻岸壁朝市公式サイト