北陸・富山県の本格的な春の観光シーズン幕開けを告げる毎年恒例の「となみチューリップフェア」が、2024年4月23日(火)~5月5日(日)まで開催されます。趣向を凝らしたさまざまな形の花壇に約300万本のチューリップが咲きそろうほか、晴れた日は会場から立山連峰の雄大な景色も望めます。
約300万本のチューリップが咲き誇り、北陸に春を告げるイベント
砺波(となみ)チューリップ公園で春の恒例行事となっている同イベントは、毎年約30万人が来場する国内最大級の花の祭典。園内には300品種約300万本のチューリップが咲き誇ります。同公園のシンボルでもある高さ13mのチューリップタワーは上部が展望スペースとなっていて、カラフルな21万本のチューリップで地上絵が描かれる「大花壇」をはじめ、園内全景を一望できます。
見どころ満載! 個性あふれる花壇の数々
園内人気スポットの一つである「花の大谷」は、富山を代表する観光名所・立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」をチューリップで再現した花の回廊です。高さ4mのチューリップの壁に囲まれた空間は、フォトスポットとしてもぴったり。会期前半は雪をイメージした白色系の品種で上品に彩られ、後半では一転して色とりどりのチューリップが春爛漫のにぎわいを演出します。
園内にある「チューリップ四季彩館」では、360度を花々に囲まれた「チューリップパレス」が設けられるほか、施設内にはユリ咲きや八重咲きなど様々な花型のチューリップが並びます。また、ロイヤルコレクションとして2022年度に皇室献上されたチューリップの品種も観賞できます。
さらに今回は、2024年3月に北陸新幹線が福井県敦賀市まで延伸されることを記念し、園内の砺波市美術館で「福井県立恐竜博物館」所蔵の化石標本が出張展示されるという、異色のコラボイベントの開催も発表されました。
2024となみチューリップフェアのテーマは「チューリップで広がる 彩りの波」。会場の笑顔や感動が、波紋のように広がっていってほしいとの願いを込めているそうです。能登半島地震からの復興に歩みを進める北陸のパワーを存分に感じられる同イベントに、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。
2024となみチューリップフェア
- 会場
- 砺波チューリップ公園(富山県砺波市花園町1-32)
- 開催期間
- 2024年4月23日~ 5月5日
- 開園時間
- 9:00~17:30(最終入園 17:00)
- 入場料
- 【一般】大人(高校生以上) 1,500円、小人(小中学生) 200円
【前売り・団体】大人(高校生以上) 1,400円、小人(小中学生) 200円
※小学生未満は無料、こどもの日(5月5日)は中学生以下無料 - アクセス
- 【電車】JR城端線「砺波」駅から徒歩約15分
【車】北陸自動車道「砺波」ICから約5分 - 駐車場
- あり(有料)
- 詳細
- 「2024となみチューリップフェア」公式サイト