「HOTEL THE MITSUI KYOTO」がコンデナスト・トラベラー「The Gold List 2024」に選出【楽天トラベル】

公開日: 2023/12/29

世界遺産に登録されている京都・二条城の前に立つラグジュアリーホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO（ホテルザミツイキョウト）」が、米国の旅行専門誌『コンデナスト・トラベラー（Condé Nast Traveler）』による権威ある格付け「The Gold List 2024」に選出されました。

「HOTEL THE MITSUI KYOTO」の詳細・宿泊予約

全世界から選び抜かれたホテルだけが名を連ねるリストに

『コンデナスト・トラベラー』は、北米を中心にグローバル展開している旅行専門雑誌で、世界中の高所得者層を主な読者としています。

同誌が毎年発表している「The Gold List」は、世界3大陸7都市を拠点とするグローバルエディターたちが厳選したホテル、客船会社、航空会社などを紹介するもので、その名の通り「ゴールドスタンダード」のサービスとホスピタリティを提供する事業者だけが選ばれます。

2023年12月13日に発表された最新リストには世界の一流ホテル68軒が名を連ね、このうち国内からは「HOTEL THE MITSUI KYOTO」と、東京・日本橋のラグジュアリーホテル「マンダリンオリエンタル東京」の2軒が選出されました。

三井総領家の邸宅跡に建てられたラグジュアリーホテル

「HOTEL THE MITSUI KYOTO」は、二条城目の前のこの地に、かつて250年以上にわたって存在した三井総領家の邸宅跡地を活用し、2020年3月に開業しました。

多くの遺構に刻まれた“時の記憶”を踏襲し、現代に新しくよみがえらせる「継承と新生」をテーマとし、エントランスでは三井家時代の姿に修復された登録有形文化財「梶井宮門（かじいみやもん）」が、国内外の宿泊客を出迎えます。

ホテル中心に位置する約1,300平米の中庭は、三井家の時代から受け継がれてきた庭園をランドスケープデザイナー・宮城俊作氏が現代に再生させたもの。

京都では古くから、庭と建物が一体となって調和している様子を「庭屋一如（ていおくいちにょ）」という言葉で表現してきました。数々の灯籠や景石が美しく配置されたこの庭園にも、庭屋一如の精神が根付いています。

客室やロビーの内装は、世界的インテリアデザイナーのアンドレ・フー氏が手がけています。同氏による洗練された空間デザインと京都の伝統を感じさせるしつらえとのコントラストについては、今回の「The Gold List」上でも言及されました。

また、京都の中心地にありながら、天然温泉を宿泊ゲストは無料で楽しめるのもこのホテルの特長です。

『コンデナスト・トラベラー』の読者投票ランキング「リーダーズ・チョイス・アワード2023」でも2年連続で「日本のホテルトップ10」に選出され、米国『フォーブス・トラベルガイド』において2年連続で5つ星を獲得するなど、これまでも数多くの国際的評価を得てきた「HOTEL THE MITSUI KYOTO」。今回また新たな称号を手にしたことで、ますます国内外の注目を集めそうです。