お茶どころでもある温泉地の嬉野に、新しい温泉旅館「嬉野 八十八(やどや)」が2023年10月1日開業、予約受付を開始しました。嬉野の魅力は、室町時代から歴史が紡がれてきた「うれしの茶」と、とろみのある泉質が特徴で日本三大美肌の湯とされる「嬉野温泉」。同館は、全客室に源泉100%かけ流しの温泉風呂を設置するほか、香り高い「うれしの茶」の魅力を多彩なアプローチで楽しめるよう、茶アロマのロウリュウサウナや専属茶師がお茶を振る舞うティーセレモニールーム、お茶やお茶のカクテルを提供するバーなども館内にしつらえます。
客室やサウナ付き大浴場で源泉100%かけ流しの嬉野温泉を楽しむ
同ホテルは敷地内に毎分約700リットルもの温泉が湧き出るふたつの自家源泉を有し、源泉100%かけ流しを実現します。源泉口を活用した湯煙茶屋「温」では、飲泉や温泉饅頭などを楽しむことができます。
大浴場にはドライサウナとロウリュウサウナを完備。ロウリュウには茶アロマを用いて季節ごとに異なるお茶の香りを届けます。
全36室に源泉100%かけ流しの温泉風呂を完備し、ベッドマットレスと枕にはアスリートや著名人も愛用する「エアウィーヴ」 を導入予定。自家源泉の美肌の湯をひとり占めし、ぐっすりと深く眠る癒しの滞在を演出します。
離れ棟は源泉100%かけ流しの半露天風呂スタイル。全室が約80平米以上のスイートルームで、大人4名でものびのびと滞在ができる広さを確保します。プライベートサウナ付きの客室や、愛犬と一緒に宿泊できる客室なども用意されています。
オールインクルーシブの宿泊プランもあり、追加料金を気にすることなく館内のさまざまなサービスを利用できるのも特徴です。
こだわりのアプローチで提供される西九州の美食とうれしの茶
こだわりの夕食は、プリフィックススタイルの会席料理です。嬉野を中心に直径約88km圏内の、玄界灘や有明海に囲まれた西九州エリアから料理長自ら約1年をかけて生産者を訪ね歩き食材を厳選しました。佐賀牛、竹崎カニ、呼子のイカといった食材をはじめ、佐賀や長崎から届く新鮮な旬野菜を駆使します。
また、歴史ある窯元を多く有する焼き物の里・嬉野ならではの肥前吉田焼、有田焼、伊万里焼などを器に用いて、目にも美しく食卓を彩ります。
「うれしの茶」の特徴である煎茶文化を体験できるのが、ティーセレモニールーム「嬉野茶会 十徳」です。専属の茶師として嬉野の茶農家である北野秀一氏と田中宏氏を迎え、煎茶や釜炒り茶など、丹精込めて育てた茶葉それぞれに最適な手法で淹れて振る舞います。
みずみずしい緑や池をしつらえた水庭に面した「バー茶壺」では「うれしの茶」やお茶のカクテルがいただけます。かつてこの土地にあった大村藩の別邸で使われていた木材や建具などを活用したシックな内装が、歴史を感じさせつつも落ち着く雰囲気を演出します。
「うれしの茶」と美肌の湯「嬉野温泉」、「西九州の美食」をコンセプトに、新しい宿泊体験を提供する「嬉野 八十八」でくつろぎの温泉旅を堪能してみては。
嬉野 八十八
- 住所
- 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿丙2400-30
- 総客室数
- 36室
- アクセス
- 【車】長崎自動車道「嬉野」ICより約5分
【電車】JR「嬉野温泉」駅より送迎バスあり
※要予約 - 駐車場
- あり(40台・無料)