茨城県内で16番目に開駅した「道の駅常総」は「食農楽のむすびまち 輝くえがおをつむぐ駅」をキャッチコピーとし、地元の農産物や加工品の販売、飲食店などを展開しています。さらに今後、同施設に隣接して「TSUTAYA BOOKSTORE」と「温浴施設」も開業予定。すでにオープンしている空中いちご園「グランベリー大地」と併せて、「食・農・楽」を体験できる一大観光エリアとなります。
「道の駅常総」を中心とする一大観光エリアに
茨城県の南西部にある常総市では、「農業を活かしたまちづくり」を目指して「アグリサイエンスバレー構想」を掲げています。その拠点として、圏央道常総IC周辺の約45ヘクタールの土地に「農地エリア」と企業を誘致する「都市エリア」を形成し、生産から加工、販売までが一体となった一大観光エリアの開発を進めてきました。
2023年4月28日に同施設がグランドオープン。キャッチコピーを「食農楽のむすびまち 輝くえがおをつむぐ駅」として、地元の農産物や加工品の販売、飲食店などを展開しています。2022年12月に同施設に隣接した空中いちご園「グランベリー大地」がオープンしているほか、今後「TSUTAYA BOOKSTORE」と「温浴施設」も開業予定です。
また同施設は、市の中心に鬼怒川が流れ豊かな地形と土壌に恵まれ農産物の生産に適した地域です。人気の特産品やオリジナルの加工食品を展開し、「農産物直売所」やスイーツショップ、飲食店にはここでしか買えない、味わえない商品やメニューが約1,500点もそろいます。このエリアは、2015年に起きた鬼怒川の堤防決壊によって被害を受けた場所でもあり、道の駅には防災設備を備え、復興のシンボルとしても地域活性化に寄与していきます。
同施設の「農産物直売所」では茨城県のさつまいもをはじめ、生産者から直送された新鮮なズッキーニ、メロン、梨、白菜といった旬の農産物や米が並びます。食材だけでなく、特産品の魅力を活かしたオリジナルの加工品も多数。全国トップクラスの生産量を誇るさつまいもや人気の特産品、メロンを使ったスイーツはお土産にもぴったりです。
「農産物直売所」だけでなく、ショッピングやテイクアウトグルメを用意した4軒の専門店も出店しています。並ぶのはスイーツやパンを展開する「ぼくとメロンと。」、さつまいもスイーツが並ぶ「芋とわ」、種類豊富な海鮮丼を提供する「海鮮市場 とと丸」、お総菜とランチボックスを販売する「道デリキッチン」。いずれも県産食材をテーマにしたメニューを楽しめます。
常総牛や海鮮、ブランド卵などを使用したレストラン
同施設には、茨城県や常総市の食材を使った「常総 いなほ食堂」と、たまご料理専門店の「TAMAGOYA 常総レストラン・ハウス」の2カ所、食事処があります。
「常総 いなほ食堂」は常総牛、ローズポーク、つくば鶏などの茨城を代表する高品質な畜産物を使った料理を提供しています。また、海鮮や名物の納豆などを存分に味わえるメニューも用意。タワーのように盛り付けた「豊田城ソースカツ丼定食」や「はまぐり桶丼」など、ボリューム満点で写真映えするメニューもそろっています。
「TAMAGOYA 常総レストラン・ハウス」は、1羽の鶏が1日1個しか産まない「天てり卵」を用いた料理を提供するカフェレストランです。赤みの濃い黄身と弾力のある白身が特徴の「天てり卵」を惜しげなく使ったオムライスやパンケーキが目玉メニュー。物販コーナーも備え、パティシエ渾身のなめらかプリンやバームクーヘンなども購入することができます。
都心から車で約1時間弱と、東京からも好アクセスな「道の駅常総」。都会から少し離れた場所へ足をのばして、絶品グルメを味わいながら、地元の農産品や体験・娯楽施設などを満喫してみてはいかがでしょうか?
道の駅常総
- 住所
- 茨城県常総市むすびまち1番地
- 営業時間
- 9:00〜17:00 ※季節により営業時間が変更になる場合あり
- アクセス
- 【車】圏央道「常総」ICより国道294号へ降りた後、三坂新田西交差点を左折し「グランベリー大地」入口を左折後、直進し左折入場
【電車】関東鉄道常総線 「三妻」駅から徒歩約20分 - 駐車場
- あり(168台・無料)
- 公式サイト
- 道の駅常総