「琵琶湖ホテル」が滋賀県特産のストレリチアをロビーの装花にして地元をアピール

琵琶湖ホテルロビーを飾るストレリチア

琵琶湖のほとりに建つ全室レイクビューの「琵琶湖ホテル」。SDGsに向けた取り組みとして、ホテルで提供するサービスに地元・滋賀県産のものを多く取り入れ、地産地消を推進しています。そのひとつが、季節やイベントに合わせてロビーを華やかに演出する装花。「ストレリチア」など意外な地元の特産を積極的にPRしています。
 

全国2位の生産量を誇る滋賀県産の「ストレリチア」

滋賀県産のストレリチア

南国の花のように見える「ストレリチア」ですが、実は滋賀県東近江市が沖縄に次いで全国2位の生産量を誇ります。和名「極楽鳥花」という縁起の良さと、「輝かしい未来」という花言葉から、お祝いや宴会の席、迎春の生け花として重宝されています。

「琵琶湖ホテル」では昨年から新成人の門出を祝う1月に「ストレリチア」をロビーの装花に採用。オレンジ色と鮮やかな緑のコントラストが、フロアを華やかに彩りました。

また、6月と9月には滋賀県守山市のバラを採用するなど、地元の特産品を積極的にアピール。コロナ禍による需要の縮小や価格の低下で苦しむ生産者を応援し、地域活性化に大きな役割を果たしています。
 

地元の食材からフラワーロス削減まで、琵琶湖ホテルの幅広いSDGs

ドライフラワーを活用した装飾

展示を終えた花はそのまま廃棄するのではなく、ドライフラワーにして再利用するなど、フラワーロス削減の取り組みにも力を注いでいる同ホテル。2002年に始動した「里山の食彩プロジェクト」では、滋賀県産の棚田米や地酒をメニューに採用し、宿泊客に無駄なく食べてもらうことで、里山の環境保全や多様な生物の生態系を守る活動にも取り組んできました。

館内にはおなじみの「信楽焼」や、江戸時代から愛される伝統民画「大津絵」など滋賀県の伝統工芸品も設置され、地元の特産品に触れることができます。また、使い捨てプラスチックのアメニティを用意せずに持参を呼びかけるなど、毎日の生活の中に無理なく環境に配慮したものを取り入れ、循環型社会の実現に貢献することを目指しています。

文化や芸術、味覚を通して滋賀県の魅力をたっぷり味わえる同ホテルで、サステナブルな旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
 

琵琶湖ホテル

住所
滋賀県大津市浜町2-40
総客室数
175室
アクセス
【電車】JR「大津」駅より徒歩約15分、京阪「びわ湖浜大津」駅より徒歩約5分
【車】名神高速道「大津」ICより約10分

 

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