2016年には国の登録記念物にも指定された静岡県の十国峠(じゅっこくとうげ)。山頂エリアの大幅リニューアルにともない、2022年8月11日に展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059(パノラマテラス1059)」と「TENGOKU CAFÉ(天国カフェ)」がオープンします。
見た目も楽しめるカフェメニューにも注目
昔の国名で伊豆、駿河、遠江、甲斐、信濃、相模、武蔵、上総、下総、安房の十国(現在の静岡県、山梨県、長野県、神奈川県、東京都、千葉県)を見渡せたことに由来する十国峠。地上から十国峠の山頂までは全長316mの「十国峠ケーブルカー」で登ることができ、晴れた日の車内からは、富士山や駿河湾などの美しい景色を望めます。
山頂からも、富士山や南アルプスといった山々や駿河湾の展望を満喫することが可能。さらによく晴れ渡った日には、三浦半島や東京のビル群、房総半島までを見渡せます。
そんな十国峠の山頂エリアが、この夏に大幅リニューアル。360°の絶景パノラマを堪能できる展望テラス「PANORAMA TERRACE 1059」と、富士山や天空をモチーフにしたメニューを味わえる「TENGOKU CAFÉ」が新たにオープンします。
「PANORAMA TERRACE 1059」には、山頂広場を囲むようにして、富士山を一望できるデッキや、寝転びながら駿河湾や初島の景色を楽しめるハンモック付きデッキを設置。山頂の景色をこれまで以上にゆったり満喫できるスポットへと生まれ変わりました。さらに、十国峠の文字を象った巨大モニュメントや“十の国”を指す矢印フォトスポットなどが登場するなど、記念撮影にぴったりなスポットも新登場。ここだけの絶景を背景に、とっておきの1枚を撮影できます。
一面ガラス張りの山頂駅の1階には、「TENGOKU CAFÉ」が新オープン。富士山をモチーフにしたモンブランをはじめ、フルーツをふんだんに使用したフルーツポンチ、青空を連想させるドリンク、「峠」の文字をかたどったチュロスなど、見た目も楽しいオリジナルメニューを存分に味わえます。そのほか、地元食材の抹茶や牛乳を使ったスイーツやドリンクも多数用意されています。
見渡す限りの大自然に囲まれた開放感いっぱいのテラス席でいただくドリンクやスイーツは、一層おいしく感じられること間違いなしです。
新名所の登場で、山頂の絶景をさらに満喫できるスポットへと生まれ変わった十国峠。フォトスポットや写真映えするカフェメニューも揃っていて、フォトジェニックな写真にこだわりたい人にもぴったりです。ぜひこの夏は、家族や友人、恋人と一緒にリニューアルした十国峠へお出かけしてみては?
十国峠
- 住所
- 静岡県田方郡函南町桑原1400-20
- ケーブルカー営業時間
- 8:50〜16:50
※毎時5分、20分、35分、50分運行予定 - ケーブルカー料金
- 大人往復730円(片道370円)、小人往復370円(片道190円)
※大人は中学生以上、ペット往復200円 - チケット
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- アクセス
- JR「熱海」駅から伊豆箱根バスで約40分
東名高速道路「御殿場」ICから乙女峠、箱根湖尻経由で約60分 - 詳細
- 十国峠 公式サイト