名所を撮影するコツをイラストと写真で分かりやすく解説した書籍『図解で分かる名所の撮り方』が、IT関連メディア事業を展開する株式会社インプレスから、2022年3月23日に刊行されました。併せて電子版も発売されています。
著者は、デジタルカメラマガジンで「図解で分かる名所の撮り方」を連載している岡山在住のフォト&ビデオグラファー・木村琢磨氏。イラストは、商品のブランディングやパッケージデザインなどを手掛けるグラフィックデザイナーとアートディレクターの嶋田拓朗氏が担当し、写真とデザイン、それぞれのプロの視点が集約された一冊になっています。
初心者も必見。プロの撮り方を学べる観光名所の撮影ガイド
『図解で分かる名所の撮り方』は、カメラ初心者にも分かりやすく、日本各地の観光名所をプロと同じように美しく撮るためのコツを解説した撮影ガイドです。北海道の美瑛や茨城県の袋田の滝をはじめ、日本を代表する全国24カ所の観光名所を例にとり、写真はもちろん、詳細なイラストを使って撮影現場の状況をビジュアル化した解説が特徴です。被写体をどのような角度で切り取れば美しく撮影できるのか、撮り方のコツを交えて、視覚的に分かりやすく教えてくれます。
撮影のコツを写真と図解イラストでビジュアル解説
特徴は手本となる観光名所の写真と、その撮影方法を解説した図解イラストが見開きで掲載されている点です。図解イラストで撮影する位置やアングル、フレーミングなどを把握しながら、名所写真の仕上がりイメージをひと目で確認することができます。
プロが撮影した名所の写真には、撮影時に使用したレンズやシャッタースピード、絞り値などの詳細な記載があります。さらに、撮影に適した時期や時間帯のほか、レンズの種類や三脚の必要性といった撮影テクニックについても詳しく解説。まるで現地でレクチャーを受けながら撮影しているような臨場感で、手ほどきを受けられる構成が魅力です。
多彩なバリエーションの写真を撮影できるように、名所のイラストマップ上にはそれぞれ3~4つの撮影ポイントが示されています。現地での行動範囲を事前に把握することができるので、実際に名所を訪れた際にも迷わずに撮影ポイントに向かうことができるのがメリットです。定番のアングルはもちろん、プロならではのアングルからアプローチした個性的な写真を撮影することも可能。アクセス方法なども記載されています。
名所を撮影するコツだけでなく、露出やシャッタースピード、撮影の構図といった最低限知っておきたい撮影の基本も解説されています。また、おすすめの持ち物リストも紹介され、カメラ初心者にも役立つ撮影旅行の情報が満載。本を片手に、名所撮影の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
『図解で分かる名所の撮り方』
- 著者
- 木村琢磨 著/嶋田拓朗 イラスト
- 価格
- 紙書籍:1,980円/電子版:1,980円
- 発売日
- 2022年3月23日
- ページ数
- 全160ページ