提供:テレビ静岡
静岡・沼津市と言えば「干物」。干物作り150年の老舗が提供する、カフェのような空間で食べる干物定食はひと味違いました!
おしゃれ空間に干物の香り
外観はカフェかケーキ店のような「ひもの和助」。
店内に入ると吹き抜けの広々としたホールに、テーブル席、ショーケース。
おしゃれな空間に漂うのは、干物の香りです。不思議な体験でした。
干物作りで150年の歴史を持つ「奥和」が、2003年にイートインスペースを併設してオープンしたのが「ひもの和助」です。
ショーケースの中には、アジやホッケの開きが並んでいました。
ひもの和助・奥村敬子さん:
干物作りとしては明治初期からやっております。150年になります
好きな干物を選んで定食セットに
干物の購入はもちろん、好きな干物を選んで定食で食べることもできます。
今回はお店イチオシ「真あじの天日干し(423円+定食セット968円)」を注文しました。
脂がよくのってテカテカと輝いています!
ひもの和助・奥村敬子さん:
天日干しの良さは、お日様の力で必須アミノ酸が増すところです
駿河湾からの適度な浜風とミネラル豊富な富士山の湧き水を使えることから、沼津はおいしい干物づくりに最適な土地と言われているんです。
室伏真璃アナウンサーは「さばフィレ(770円+定食セット968円)」を注文。おいしそうに焼きあがりました。
テレビ静岡・室伏アナ:
くせがなくて、身がふわふわしていて、塩気もマイルドです
干物を漬ける汁は「塩汁(しょしる)」と言って、干物作りに欠かせない塩水です。塩汁が味の決め手となります。
和助のランチは、干物は何枚でも好きなものを選んで、「定食セット」か「ご飯セット」か「おにぎりセット」を付けられるシステムです。
干物をアレンジ「押し寿司」
さらに今回、通常お店では販売していない、干物を使ったアレンジメニューを教えてもらいました。
焼きサバの押し寿司です。
焼いたサバフィレと、ご飯の間に大葉とガリが挟んであります。メニューにはないので自宅で作ってみて下さい。
【材料】
サバフィレ:半身1枚
大葉・ガリ・酢飯:お好きな量
焼いたサバフィレ、大葉、ガリ、酢飯の順番に乗せたらラップで包み、形を整えるだけ。 一晩冷蔵庫で寝かせたら、よりおいしくなります。
お店で食べてもよし、買って帰ってアレンジメニューを試してもよし。新たなひもの体験をしてみてください。
ひもの和助
- 住所
- 静岡県沼津市下河原町3-8-7
- 営業時間
- 販売 9:00〜16:30
ランチ 11:30〜14:00 - 定休日
- 日曜日
- 電話番号
- 055-962-0758
※この記事は、2024年4月15日にテレビ静岡「テレしずWasabee」で公開された記事を転載したものです。