提供:テレビ大分
ケイティーこと田中景子リポーターが今回向かったのは…?
―利用したお客さん
「インスタで見て、子どもが電車が好きなのでいいなと思って選びました」
「(ご飯も)電車の中で食べている感じで、子どもたちがすごく喜んでいました。よかったね」
SNSでも話題となっているこちらのスポット。一体どんなところなのか⁉
旧耶馬渓鉄道の車両を使った「汽車ポッポ食堂」を調査!
―ケイティー
「中津市にやってきました。中津に来たら、ここを通るたびに気になっていたんですよ〜。こんにちは!よろしくお願いします」
視線の先には、電車に、踏切!
案内してくれるのは、こちら「汽車ポッポ食堂 民宿・別邸」勤務歴15年の木村春子さんです。
―ケイティー
「今、SNSでもすごく噂になっていると思うんですが、どういったお店なんですか?」
―汽車ポッポ食堂 民宿・別邸 副支配人 木村春子さん
「約50年前に廃線になった、耶馬渓(やばけい)鉄道の車両などを使って食堂と民宿をしております」
旧耶馬渓鉄道の車両で楽しむレトロなひととき!
噂の正体は「電車」でした。
こちらの「汽車ポッポ食堂」に停車しているのは、大正2年から62年間、耶馬溪を流れる山国川の景勝地に沿って走っていた「旧耶馬渓鉄道」。
廃線となった際、先代が地元の財産を残したいと車両を買い取り、ここで新たな歴史を刻み始めました。
そんなわけで、店内はもう鉄道一色!
ということで、ウワサノ!旧耶馬渓鉄道の旅、スタートです!
旧耶馬渓鉄道を再現したジオラマや、音が鳴る踏切などもあるんです。
とにもかくにも、驚くものばかり!当時のものをそのまま残すという「レトロ感」や「エモさ」が若い世代からも注目されています。
さらに、明治22 年に製造され、世界の貿易港とも言われていた門司港へ乗客を運んでいた貴重な木造客車では、昔ながらの洋食メニューをいただくことができますよ。
―汽車ポッポ食堂 民宿・別邸 副支配人 木村春子さん
「こちらがハヤシライスでございます。創業当時から変わらない味で特製のデミグラスソースとケチャップを使用しています」
―ケイティー
「デミグラスソースとトマトソースの酸味、コクがすごく絶妙!車両の中で食べられるというのも格別ですよね」
宿泊施設も完備!電車好きにはたまらない
満腹になったところで屋外へ。またまた踏切を発見しつつ向かったこちらのエリアは…。
―汽車ポッポ食堂 民宿・別邸 副支配人 木村春子さん
「泊まれるんですよ」
―ケイティー
「泊まれる?泊まれるんですか??」
そう!ここも噂の宿泊施設!それぞれ違ったコンセプトを持った3棟が並んでいます。
扉を開けると、まさかの電車!
―ケイティー
「まるっと一両!この部屋の中に泊まれるんですか?ドアもかわいい!失礼します。わぁ!」
そこには、温もりを感じられる上質な空間が。
駅舎に停車している汽車を再現したお部屋には、敢えてテレビを置かず、特別な時間を堪能してほしいというオーナーの思いが込められています。
運転席があったり、床を一部ガラス張りにして車輪や線路を見せたり、まさに唯一無二の空間が楽しめます!
実はこの電車、重さがあるため工事の際はとても苦労したそうです。
―汽車ポッポ食堂 民宿・別邸 副支配人 木村春子さん
「クレーン車で設置作業をしました。外に置いていて劣化してしまったので、修繕して。後世に残そうということで、建物の中に入れることになりました」
ウワサノ!スポットには、大きな愛で守られてきた列車がありました。
汽車ポッポ食堂と民宿・別邸
- 住所
- 大分県中津市万田500-1
- 営業時間
- 11:00~15:00、18:00~21:00
- 電話番号
- 0979-22-0275
※この記事は、2024年06月20日にテレビ大分「TOSオンライン」で公開された記事を転載したものです。
大分県の宿
大分県の楽パック(航空券+宿)
大分県のJR楽パック(JR・新幹線+宿)