奈良公園内に誕生した「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」で1300年の歴史と文化を体感

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

“日本のはじまり“とされ、1300年の歴史を伝える古都・奈良。2023年8月、奈良公園の西端に「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が誕生しました。

建築家・隈研吾氏が設計を手掛けたホテルは、大正時代に建てられた旧奈良県知事公舎のしつらえを残しつつリノベーションしたメイン棟、新築の宿泊棟などで構成され、「伝統と現代の結び」をコンセプトに、古今を融合させたひとときを提供しています。

歴史的建築と世界遺産に彩られた「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」での至福の滞在の模様を紹介します。

 

 

世界遺産・東大寺のほど近く、奈良公園内に誕生した最高級ホテル

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室

「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」は、その土地の美しい自然や文化を世界に発信するホテルブランド「翠 SUI」と、マリオット・インターナショナルの最上級ホテルブランド「ラグジュアリーコレクション」とのダブルブランドとして開業しました。

ホテル名は山々がみずみずしく青々と美しい様子を表す「紫幹翠葉(しかんすいよう)」に由来。奈良に息づく悠久の歴史と文化、風光明媚な自然を肌で感じながら、この土地でしか得られない旅の記憶を刻んでくれます。

奈良公園

そんなホテルが位置するのは、奈良公園の西端。東大寺や興福寺、春日大社などの世界遺産に囲まれた緑豊かなロケーションに佇んでいます。

近鉄奈良駅からはタクシーで5分ほど。けれど、天気が良ければ、駅から歩くのもおすすめ。駅を出るとすぐに奈良公園が広がり、“神の使い“として大切に保護されている鹿たちの姿が目に飛び込んできます。

 

大正時代建造のレトロな美空間でチェックイン

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

奈良の澄み渡る空の下、鹿の潤みを帯びた瞳と肢体のシルエットの美しさに見惚れながら15分ほど歩くと、白壁に囲われた重厚な門構えが見えてきます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

門をくぐると、この土地の歴史に敬意を込めて選定された黒松が凛と佇み、ゲストを迎えます。

まず案内されるのが、大正11(1922)年に建造され、平成29(2017)年まで奈良県知事公舎として活用されてきたメイン棟。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

扉が開くと、杉戸絵をしつらえたレセプションが。この杉戸絵は知事公舎時代から受け継がれたもので、当時の色彩に合わせて忠実に修復が施されたといいます。

枯れた盆栽をアップサイクルした現代アートと杉戸絵が調和を生み、光と影が織りなす艶やかな景色として目に焼き付きます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

チェックインはラウンジで。そこへ向かう廊下の壁には、帽子とコート掛けが当時のまま残されていました。一列にいくつも並ぶ様子から、歴代県知事を尋ねて多くの要人が訪れたことがうかがい知れます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

「寧楽(なら)」と名付けられたラウンジは、かつて迎賓の間として使用されていた場所。知事が大切な人を迎え入れる部屋であったため、柱や梁を露出させる日本の伝統的工法の真壁造りや格天井など、随所にこだわりが見て取れます。

波打つ大正ガラスの窓からは柔らかい光が差し込み、滞在中はここで自由に過ごすこともできます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

ラウンジのとなりには、昭和天皇がサンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に署名した「御認証の間」も。円卓や椅子、調度品などがほぼ当時のまま残されています。また、廊下の壁には当時、ここに滞在された昭和天皇の記録写真も展示されています。

 

「時の道」を抜けて客室へ

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

43の客室を備える宿泊棟は、メイン棟の庭園を抜けて、「時の道」と名の付いた通りを渡った先にあります。

旧奈良県知事公舎の歴史ある空間から、新しく生まれた空間へーー。「時の道」はホテルのコンセプトである「伝統と現代の結び」を象徴する場ともいえます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良
紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

宿泊棟は「鳳凰」と「花鹿(はなじか)」の2棟からなり、今回は「鳳凰」に宿泊。館内に入ると茶筅をモチーフにした照明が灯り、飛鳥時代の伎楽面(レプリカ)が壁に飾られています。廊下には、奈良の自然をイメージした緑色のカーペットが敷かれていました。

 

窓いっぱいに絵画のような緑が広がる「スタンダードルーム」

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室

客室は全室40平米以上のゆとりある広さと、日本の伝統工芸を生かしたデザインが特徴となっています。「スタンダードルーム」(定員3名)は約41平米と、ホテル内ではコンパクトな客室タイプですが、部屋に入った瞬間、その開放感に驚かされます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室

開放感の秘密は、床から天井まである大きな窓に映し出される景色。窓一面を松、紅葉、百日紅などの樹木が彩り、緑色の絵具で緻密に描いた絵画のような美しさ。窓辺に立つと人工物は何も見えず、奈良の街中にいながら、遠く山深い地を訪れたような感覚が生まれます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室

また、客室デザインに採用されているのが、旧奈良知事公舎の内蔵の入口にも用いられていた「いばら」と呼ばれる優雅な意匠。寝室と広縁の仕切り部分にアーチを用いることで、時の区切りを表現し、美しさを際立たせています。

「正倉院」の宝物をモチーフにしたデザインのテーブル、シルクロードから伝わった更紗のタペストリーなど、奈良の歴史を感じる洗練されたインテリアに囲まれ、寛ぎの時間が流れます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 アメニティ

弘法大師が唐から種子を持ち帰り、奈良の宇陀(うだ)で栽培したことを起源とする大和茶を寛ぎのおともに。

奈良・大和高原で農薬や肥料を使用せず、自然の仕組みに沿って生産する「健一自然農園」の桑の葉煎茶、初つみ和紅茶など、4つの味わいを有田焼の茶器で楽しめます。

ほかに、挽きたてのコーヒーの香りを味わえるネスプレッソ(無料)、奈良のクラフトビール(有料)などもミニバーに用意されています。

独特の削り痕を残す「名栗(なぐり)」と呼ばれる職人の手仕事が施されたヘッドボードは開閉可能。ベッドの裏側がバスルームになっていて、開くと、景色を眺めながら身支度できます。

洗面台の後ろには、大きなバスタブとレインシャワーを備えたバスルームが併設されています。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 アメニティ

アメニティボックスも凝ったデザイン。鹿が描かれた蓋を開けると木製の歯ブラシやコームなどがそろっています。

全43室のうち、23室は温泉付きですが、温泉のない客室には、奈良の松田商店の入浴剤がアメニティに加わります。クスノキ葉油、マンダリンオレンジ果皮油、セイヨウハッカ油など、100%自然由来の成分で作られた上品な香りに心身が癒やされます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 アメニティ

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、フェイスソープ、ボディローションやソープはスウェーデン のブランド「バイレード」の「Le Chemin」という香りのもの。

「ラグジュアリーコレクション」がイタリア発祥であることから、“すべての道はローマに通ず”にインスピレーションを受け、「道」を意味する「Le Chemin」と名付けられました。この香りは、世界の「ラグジュアリーコレクション」のホテルだけで体験できます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 アメニティ

ドライヤーは髪のツヤや手触りを良くしてくれると評判の「レプロナイザー」の最新モデル。その使い心地を体験するのが楽しみになります。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 アメニティ

肌触りの良い上下セパレートタイプの部屋着と浴衣、バスローブも用意。タオル類もさまざまなサイズが揃っています。

 

温泉露天風呂付き「デラックスルーム」でより上質な時間を

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室

「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」にある43室のうち、23室は温泉が注ぐ露天風呂または内風呂付き。温泉露天風呂付きの「デラックスルーム」は、広さ43~46平米で、広縁の向こうに露天風呂が併設されています。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 露天風呂付き客室

平城宮の朱雀門近くに湧く天然温泉「朱雀の湯」から運んだ温泉を、滞在中、好きなだけ露天風呂で楽しめます。単純温泉のさらっとした泉質で、関節痛、冷え性などに効能があるされており、体の芯から温まります。

 

夕暮れ時に開催されるシャンパンフリーフローサービス

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 シャンパンフリーフローサービス

夕暮れ時にぜひ訪れたいのが、宿泊者だけが無料で楽しめるシャンパンフリーフロータイム「ガーデンディライト」。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 カフェ

会場となるのは、ホテル敷地内にある茶寮「世世(ぜぜ)」。江戸時代に建立された旧興福寺の子院「世尊院(せそんいん)」の建物を活用し、寺院建築の美しさがそのまま残されています。

玄関でまず驚くのが、約500年の年輪を刻む杉。元は知事公舎の玄関にあったもので、現在はここでゲストを迎えています。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 カフェ

「ガーデンディライト」では、テーブル席や縁側から庭園を眺め、心地よい風を感じながら、心ゆくまでシャンパンを味わえます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 シャンパンフリーフローサービス

シャンパンのおともには、トリュフが香る自家製のケークサレ、酒粕を使用した奈良漬風味のおかきを。どちらもシャンパンとよく合い、つい手が伸びてしまうおいしさです。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 シャンパンフリーフローサービス

グラスを傾け、おしゃべりしたり、庭園を愛でながらディナー前のひとときを楽しんで。もちろんアルコールが苦手なゲストのために、ノンアルコールメニューも用意されているので安心です。

茶寮「世世」では17:00までの営業時間中、カレーをはじめ、シルクロードを通じて奈良に伝わったスパイスを使った料理や、アフタヌーンティー、スイーツなどを提供。ランチやティータイムに利用するのもおすすめです。

 

茶寮「世世」

営業時間
11:00~17:00
ガーデンディライト
17:00~18:00(宿泊者限定・無料)

 

旅の醍醐味を体感するレストラン「翠葉」のディナー

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 レストラン

ディナーはメイン棟にあるレストラン「翠葉(すいよう)」へ。ここは知事公舎時代の客間を修復・再生した空間で、透かし彫りの欄間などに格式の高さがうかがえます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 レストラン

「翠葉」では、奈良の食文化に思いを寄せ、時空を浮遊するようなイノベーティブな食体験を提供しています。時には万葉集から着想を得た料理が並ぶことも。

食材は総料理長自ら足を運んで、地元の生産者と交流を深めながら調達しているといいます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

全10品のコース「時河(ときか)」は、西陣織の反物をプレスした器からスタート。

トマトを忍ばせたお米のクロケットを、奈良の月ヶ瀬茶で香り付けしたブイヨンとともに味わいます。地元で「おかいさん」と呼ばれる郷土料理の茶粥をアレンジした、さまざまな食感が楽しい新感覚な一品です。となりにはチーズの粕漬けと奈良名産の柿の白和えも。

過去と現在の食の旅を、まずはこの一品から楽しんで欲しいという思いが込められています。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

2品目は、ホテルに隣接する吉城園をイメージし、色とりどりの奈良県産の野菜を美しく盛り付けたサラダのようなひと皿。

となりに並ぶ地卵には出汁のエスプーマがのせられ、温泉卵のようにそのままいただいたり、ソースとして野菜にかけて食べたり、いろいろな楽しみ方ができます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

3皿目は焼き松茸の上に水菜がのった「羹(あつもの)」。「葉野菜はもういいから早く鯛が食べたい」という万葉集に収録された和歌に着想を得たのだそう。

次に登場する料理につながるストーリーあるメニュー構成で、“味わうこと”の楽しみが広がります。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

そして、「待ちわびた鯛」が登場。湯引きした鯛をもろみ酢または醤油でいただきます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

奈良の郷土料理の飛鳥鍋をポットパイに仕上げた料理が続きます。フランスのミシュラン三つ星レストランなどで腕を磨き、フレンチの経験が長い松勢良夫総料理長ならではの大胆なアレンジ。クリーミーな出汁と具材のハーモニーに感激します。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

続いても、1つの食材をさまざまな調理法で味わう「デクリネゾン」というフレンチの技法を取り入れたひと皿。鮎を”揚げ”と“燻製”、“幽庵焼き”の3つの調理法で楽しみます。鮎の中にはイチジクの田楽が。オリジナリティに富んだ料理が続きます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

お口直しのグラニテは、奈良の老舗酒造蔵「中本酒造店」が1300年前の仕込み配合をもとに復元した神龜乃黄金酒「長屋王」を使用し、古代日本の乳製品の一種である蘇(そ)をイメージした自家製カッテージチーズをトッピング。タブレット端末に季節の画像を映し出し、器として活用する演出に驚きます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー
紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

次は、奈良のブランド和牛「大和牛(やまとうし)」のローストと古代米のおこわを柿の葉で巻いて香りをつけた料理。醤油や味噌のルーツとされる醤(ひしお)のソースでいただきます。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 ディナー

締めはにゅう麺。奈良で育つ日本固有の柑橘である大和橘(ヤマトタチバナ)と、吉野葛を練りこんだもっちりとした麺が美味。白味噌で仕立てた伝統的な粕汁で、体の中からぽかぽかに!

食を通して旅の醍醐味を実感。どの料理も素晴らしく、ひと皿ひと皿から奈良という土地を知ることができ、心まで豊かになりました。

 

レストラン「翠葉」

朝食
7:00~10:00
ランチ
12:00~14:30
ディナー
17:30~21:00

※メニューは取材時のものです。

 

館内には鮨のコースを提供する鮨&バー「正倉」も

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 レストラン

館内にはもうひとつ、蔵を再生した鮨&バー「正倉」があり、イノベーティブな鮨のコースをカウンター席で楽しめます。

ドリンクメニューには、ワインやウイスキーのほか、奈良県産の日本酒や焼酎、クラフトビール、ジンなども充実しているので、料理と合わせて楽しむのもおすすめです。

 

鮨&バー「正倉」

昼食
12:00~14:30
夕食
17:30~21:00

 

早朝の静けさに包まれた奈良公園を散歩

奈良公園 東大寺

翌朝は少し早起きして散歩へ。ホテルは奈良公園内に位置し、大仏で知られる世界遺産・東大寺までは歩いて10分ほど。大仏殿は7:30(11~3月は8:00)から拝観できるので、朝、人が少ないうちにじっくりと大仏さまを拝むことができます。

奈良公園 鹿
奈良公園

世界遺産の春日大社を参拝したり、鷺池(さぎいけ)に浮かぶ浮見堂(うきみどう)でひと休みするのもおすすめ。その道すがら、若草山を背景に鹿が群れをなす風景なども見られます。

早朝の奈良公園は、観光客でにぎわう日中とはまた違った景色と出合え、朝の新鮮な空気と静けさに包まれた時間を過ごせます。

 

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 墨摺りアクティビティ

また、ホテルでは毎週月曜日の朝に、墨を磨る無料アクティビティも開催しています。

吉城園の主棟で、書の歴史とともに歩みを進めてきた奈良墨を丁寧に磨る時間ーー。早朝の静かな空間で漆黒の墨の香りに包まれ、次第に精神が統一される感覚が生まれます。日曜日に宿泊する際はぜひチェックを。

 

墨を磨る

開催日・時間
毎週月曜日 7:30~9:00(所要約30分間)
料金
無料(宿泊ゲスト限定)

 

奈良の朝食の定番・茶粥を堪能

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 朝食

散歩から戻ったら朝食へ。レストラン「翠葉」に入ると、夕食時のシックな雰囲気とは異なり、朝のやわらかい光に包まれた空間に迎えられました。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 朝食

朝食は2つの膳で構成され、壱の膳にはお浸しをはじめ、大和蒟蒻の胡麻和え、柿のピクルスなどが美しく盛り付けられています。

もろみを添えたおぼろ豆腐の炊合せは、やわらかい食感とともに出汁のやさしい味が伝わる一品。玉子〆は奈良粕がアクセントを添える、少し大人な味わい。いずれも丁寧に手間をかけて作られたことが伝わります。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 朝食

弐の膳では、奈良県産米「ひのひかり」の白米と茶粥から選べるとのことで、茶粥をセレクト。そこに焼魚、吉野葛の卵餡掛け、大和ポークの豚汁などが付きます。ごはん、茶粥、豚汁はおかわりできるのでぜひ心ゆくまで堪能してみては。

“大和の朝は茶粥で明ける”といわれるほど、古くから奈良の朝食の定番とされてきた茶粥。庭園を眺めながら、ゆったりと茶粥を味わう朝のひとときに、心にゆとりが生まれてきます。

 

宿泊ゲスト限定のスパでさらなる癒やし体験を

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 フィットネス

また、宿泊棟には24時間無料のフィットネスルームと、スパ「SUI Spa」も併設しています。利用できるのは宿泊ゲストだけなので、滞在中に体験してみては。

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 スパ

スパの建物は昭和期建造の洋館の趣を採用し、露天風呂付きの2つのトリートメントルームを用意。奈良の地で育まれた和漢ハーブを用いたメニューが充実し、心身をリフレッシュできます。

 

紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良

旧奈良県知事公舎の面影を色濃く残し、ノスタルジーを誘う美しい空間、奈良の食文化や歴史を伝える革新的な食など、素晴らしい時間と体験を心に刻んでくれる「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」。“ホテルに泊まること“もまたその土地を知ることにつながり、その土地を知るきっかけにもなることを教えてくれるホテルです。

秋の紅葉はもちろん、桜咲く春、まばゆい新緑の初夏など、季節ごとに感動を呼ぶ景色と出合える奈良。その拠点に、大切な人と「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」を訪れてみませんか?

 

紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良

住所
奈良県奈良市登大路町62番地
アクセス
JR奈良駅よりバス「県庁東」下車、徒歩約3分
近鉄奈良駅より徒歩約15分
駐車場
2,200円/泊(要予約)
チェックイン
15:00(最終チェックイン24:00)
チェックアウト
12:00

撮影:福羅広幸 取材・文:室田美々

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