リゾートホテルで気軽に徒歩0分スキー！越後湯沢「NASPAニューオータニ」の過ごし方

せっかくの週末。2人で過ごすなら、おいしいスイーツやちょっと贅沢なディナーを楽しんだり、温泉宿でゆっくり過ごしたり、思いっきり体を動かすアクティビティに行ってみたり。やりたいことは尽きませんが、すべて叶えてくれるのが新潟県にある「越後湯沢温泉　ＮＡＳＰＡニューオータニ」です。ホテルの目の前に広がるスキーヤー専用ゲレンデを思いっきり楽しんだあとには、越後湯沢の名湯に浸かり、ニューオータニ至高のホテルサービスを堪能。そんなNASPAニューオータニで過ごす贅沢な1泊2日をご紹介します！

「東京」駅から上越新幹線で「越後湯沢」駅まで最短約70分。越後湯沢は、山間の自然に囲まれたリゾート地です。多くのスキー場が集まるだけでなく湯処でもあり、夏は避暑、冬はウィンタースポーツと、年間を通じて多くの旅行客が訪れます。

そんな越後湯沢の大自然の中でリゾートステイを楽しめるのが、NASPAニューオータニ。ニューオータニ伝統のお料理や、パティシエの作る一流スイーツを始め、越後湯沢温泉に浸かれる大浴場に露天風呂、リラックスできる客室などが揃っています。

何よりのポイントは、ホテルの目の前に広がるスキー場！　一歩外に出ればスキーが始められる好立地な上に、板やウェアなど基本的なスキー装備はレンタルが可能。大荷物を持って移動する必要がないので、ストレスなく気軽にスキーを楽しむことができますよ。

雪道の運転は不安という方でも安心なのが、ホテルまでのアクセスの良さです。越後湯沢駅で新幹線を降りたら、西口から出る宿泊者専用の無料シャトルバスに乗り約3分でホテルに到着。

車を利用する場合でも、関越自動車道「湯沢」ICを降りたあとは、一般道を約5分走れば到着します。スキーシーズン中は高速道路に「チェーン規制」が敷かれることもあるので、チェーンを装着した車で向かいましょう。

概要が分かったところで、1泊2日の滞在で実際にどんな体験ができるのか、おすすめの過ごし方をご紹介します。

スキーを週末思いっきり楽しむなら、午前中のうちにホテルへ。チェックインは15:00からですが、玄関前の特設カウンターでは仮チェックインをしてもらえます。宿泊とセットのリフト券や、事前配送した場合にはスキー用具の受け取りができるほか、スキーに不要な荷物は預けることも可能。

正面玄関から道なりに左手へ進んですぐ、準備スペースである「スキーセンター」へ。更衣室、お手洗い、スクールの申し込みなど一気に用事を済ませましょう。

スキー後に板とブーツを置いておける宿泊者専用ロッカーも、スキーセンター内にあります。宿泊する客室番号で割り振られており、それぞれ部屋の広さに合わせたサイズ設計。ロッカーが見つからない、収納しきれないといった心配がありません。重い装備はロッカーにしまい、身軽にホテルへ戻れるのはうれしいところ！

ここで屋外へ。ゲレンデはもう目の前ですが、まずは「GARDEN ANNEX」内のレンタルショップで、スキーの板と靴、ウェアをレンタル。宿泊者は、日帰り利用者よりもお得に借りることができます。

店内では、スキー板やブーツがずらりと並び、身に着ける順番通りにスタッフの方が案内してくれます。スキー板は8ブランド、約800セット（子ども用は約400セット）を常備。一度借りたものが合わなければ別のものに何度でも変えられる「ブランドバイキング」が標準サービスなので、初心者で選び方が分からないという方でも安心です。

スキーウェアの取り揃えもとてもカラフル！　こちらも何度でも交換できるので、機能性はもちろん、普段は着ないビビッドな色味に挑戦してみるなど、ファッション感覚で楽しめます。

「手ぶらスキー」が叶う充実したレンタル品の数々ですが、帽子やサングラス、ゴーグル、手袋など、肌に触れる小物類はレンタルがありません。スキーセンターやホテル内にあるショップで購入するか、持参するのをお忘れなく。

※サンクスデーは、12～2月の土曜日など特定日に実施。各種クローズ時刻が延長されます。詳しい開催予定などは公式Webページ（別ウィンドウで開きます）でご確認ください。

準備が済んだら、いよいよ滑走へ！　「NASPAスキーガーデン」は、国内でも希少なスキーヤー専用ゲレンデ。動きの違うスノーボーダーがいないため、初めてのスキーデビューに最適な環境です。どのコースを滑り終えてもホテルゲレンデ口の目の前にたどり着くレイアウトなので、滑り疲れたらそのまま部屋に戻って休憩することも。自分たちのペースでのびのびとスキーが楽しめますよ。

1コースあたりの滑走所要時間は、10～15分ほど。初心者にも無理なく滑りきることのできる長さです。谷川連峰や、越後湯沢の山々を望みながらのスキーイングは、特別な爽快感！

ゲレンデ総面積は約43ヘクタールあり、初級コースのみならず、上級者も満足の8コースが展開されています。

コースの中には、初級者向けと上級者向けでスタート地点が同じものもあり、異なるコースを選んでも、リフトが別々にならないのがうれしいところです！

滞在中のリフトフリーパスが付いた宿泊プランもあるので、予約時に確認しておきましょう。

初心者向けのスキーレッスンは毎日開催。校長の高橋さんによると、約2時間のレッスンでほとんどの人が初級者コースを滑れるようになるのだとか。初めての方でも、気軽に遊びに来ても、安心してスキーを楽しめるフォローが満載です。

スキーのもうひとつの楽しみといえば、ゲレンデでの食事。ホテル直営レストラン、魚沼地方のご当地メニューが味わえるレストハウスなど、味に自信があるという飲食店が揃っているのは、ホテル隣接ならでは。中でも、ふもとにある「スノーランチョダイニング」は、味はもちろんログハウス風のおしゃれな雰囲気がゲレンデのレストランとは思えないほど！　スキーの合間にぴったりな、カフェごはん風のメニューがいただけます。

手軽に食べられるワンプレートランチが充実しており、人気は「ハワイアンカレープレート」（1,500円）。スパイスと具材をよく煮込むことで甘みが増したカレーは、新潟県産のもっちりとしたコシヒカリによく絡みます！　サイドメニューの「オニオンリングコンボ」（750円）も、スキーの合間にさくっといただけて人気。

たくさん体を動かして甘いものが食べたくなったら、デザートのクレープも。一番人気「クレームブリュレ」（写真左・750円）、「バナナチョコホイップ」（写真右・550円）を始め30以上の種類豊富なメニューで、人気を呼んでいます。

日没までたっぷりスキーを楽しんだら、「徒歩0分」で再びホテルに戻り、極上のアフタースキーを堪能しましょう。

チェックインフロントで鍵を受け取ったら、客室へ。シンプルで落ち着いた作りのスーペリアツインの大きな窓からは雪景色を眺望。スキー旅行気分を高めてくれます。

ランクアップの「ジュニアスイート」からは、越後湯沢の街並みが見晴らせるお部屋も。ホテル内すべての客室が5階以上にあるので、どのお部屋からも、自然に囲まれた湯沢の四季が望めますよ。

荷物を整理したら、お待ちかねの温泉へ。越後湯沢温泉は、無色・無臭の弱アルカリ性単純泉。さらりとして入りやすいお湯は、スキーで疲れた体に染み入るようで、いつまでも浸かっていられそうです。

男女各約250坪ある広々とした大浴場には、温泉の内湯と露天風呂に加え、沸かし湯のジャグジーとサウナも完備。雄大な自然を眺めながらの入浴に、身も心もほぐされていきます。

カップルや家族連れに人気なのが、貸切風呂。こちらのお湯は加水をしていない源泉掛け流し100%。しかも、使用者が変わるたびにお湯はすべて入れ替えるのだとか。プライベートな空間で、より新鮮な温泉に浸かれます。

貸切風呂には、アメニティも充実。スキーで焼けた肌にうれしいフェイスパックも！　スキーシーズンは予約でいっぱいになるそうなので、早めの予約がおすすめです。

館内には4軒のレストランのほか、バーなどが揃います。中でも、ランクアップのレストラン「FONTANA（フォンタナ）」は、ニューオータニ仕込みの絶品料理が堪能できておすすめ。落ち着いた雰囲気でコース料理が楽しめて、週末の特別なディナーにぴったりです。

コース料理は、山海の幸に恵まれる魚沼の食材をメインに使い、季節の味をコース仕立てで。旬を彩る見た目にも美しい前菜から始まり、魚・肉料理など、スキーで疲れた体にうれしいボリューム満点のラインナップです。専任のパティシエが作る季節のデザートも、食べるのがもったいないほどのかわいらしさ！

※写真は12月のメニュー。コース内容は季節により異なります。

よりカジュアルに夕食を楽しみたいという方は、ビュッフェレストラン「O’s Dining」へ。ニューオータニ伝統の低温調理ローストビーフを始め、常時およそ70種類のメニューが提供される、一番人気のスタンダードなディナーです。用途や好みに合わせて使い分けてください。

ゆっくりディナーを楽しんだら、フォンタナのお隣、メインバー「カプリ」で大人なひとときを。ウイスキーを中心に、地元「青木酒造」の日本酒「鶴齢（かくれい）」を使った珍しいカクテルなどもいただけます。

充実のアフタースキーで1日目をゆっくりと休んだら、朝食はビュッフェスタイルで。和食・洋食どちらも豊富なラインナップです。

特に、米どころ新潟のブランド米と一緒に食べたい、地元産食材を使った郷土料理コーナーが充実。しゃきしゃきとした「菊芋のたまり漬け」、青大豆を塩ゆでした「あとひき豆」など、雪国・魚沼の食卓に並ぶ珍味にご飯が進みます。

大根、野沢菜の漬物などを細かく刻んだ「きりざい」と地元の納豆を組み合わせた「きりざい納豆丼」など、ところどころに紹介されている組み合わせレシピに挑戦すれば、新しい発見があるかも！

腹ごしらえをしたら、朝一番からスキーを存分に楽しみに出かけましょう。スキーの合間や、2日目はのんびりと滞在をしたいという方にもおすすめのホテルでの過ごし方が、まだまだあります！

そのうちのひとつ、フロントロビー前にある「パティスリー SATSUKI ガーデンラウンジ」。選び抜かれたニューオータニのパティシエのみが作ることを許された絶品スイーツが、常時10種類以上いただけます。

定番の「オペラ」（786円、写真左）は、コロンビア産チョコレートガナッシュを使用。バニラクリーム、アーモンドペーストなどこだわりの8層が口の中でおいしく溶け合います。「ナポレオンパイ」（810円、写真右）は、 サクサクのパイ生地に、ニューオータニ特製の濃厚カスタードクリームが絡む絶品。フレンチプレスのコーヒーや、ロンネフェルト社の紅茶などと一緒に、至福のティータイムを楽しんで。

その他にも、自然光の差し込むプールにあるハーブミストサウナやジャグジー、2人一緒に施術可能なリラクゼーション＆ボディメンテナンス「アンジェリカプラナ」など、リゾートホテルのリラックスタイムを満喫することも。アクティブもリゾートも堪能できる充実した館内を、思い思いに楽しむことができます。

気軽ながらも初心者から上級者まで満足のスキー体験ができて、極上のリゾートホテルステイも楽しめる。今年の冬は、わがままをすべて叶えてくれる「越後湯沢温泉　ＮＡＳＰＡニューオータニ」へ、素敵な週末を過ごしに出かけてみてください。

※サンクスデーは、12～2月の土曜日など特定日に実施。各種クローズ時刻が延長されます。詳しい開催予定などは公式Webページでご確認ください。

取材・撮影・文／まのあつこ