初詣に行くなら！パワースポット・箱根神社の三社参りおすすめコース【楽天トラベル】

公開日: 2023/11/15

関東を代表とするパワースポット「箱根神社」と「九頭龍神社」の両社参りをし、遊覧船とロープウェーを乗り継ぎ「箱根元宮」も参拝する、芦ノ湖周辺のおすすめ周遊コース。安産杉や厄落としの階段などのご利益スポットに加え、SNS映えの狙える絶景スポット、参拝前後で訪れたいグルメ情報などもあわせてご紹介します。

8:00 開運厄除のパワースポット「箱根神社」

都心から、電車やバスで約2時間の場所にある「箱根神社」。芦ノ湖畔、箱根登山バスや遊覧船乗り場のある元箱根港に第一鳥居があり、第三鳥居までの間にお土産屋や飲食店が軒を連ねます。第四、第五鳥居を越えた先に本殿があり、源頼朝や徳川家康も参拝したといわれています。

ご利益は、開運厄除・心願成就・勝運守護・交通安全・縁結びなど多岐にわたり、一大パワースポットと称され、多くの参拝者が足を運びます。

芦ノ湖をバックに撮影する人が絶えない「平和の鳥居」

箱根神社の中で一際人が集まっているのが「平和の鳥居」。この鳥居は、上皇陛下の立太子礼（りったいしれい）と講和条約締結による日本の独立を記念して1952年に建てられました。箱根神社側からは見えないのですが、「平和」と書かれた額が湖に向かって掲げられています。

鳥居を背にして湖の上に立っているような写真が撮れると話題で、SNSで人気を集めるスポットなのですが……土日祝日は鳥居の前で撮影しようと多くの人が並んでいます。混雑するタイミングだと30分〜1時間程並ぶこともあるので、朝一番の参拝がおすすめ。取材時は学生の春休み期間でしたが、8時台に行くと15分程度の待ち時間で済みました。

森林浴を楽しみながら、本殿へと向かいましょう。平和の鳥居から本殿へと続く石段は全部で89段。厄落としの階段とも呼ばれ、登るにつれて身が引き締まります。

登りきると、箱根大神（御三神）がまつられている朱色の本殿が見えてきました。御神前に進み深いお辞儀をし、二拝二拍手一拝の作法でお参りをしましょう。

源頼朝も祈願した「安産杉」

境内には、樹齢1000年を超える御神木「安産杉」があります。根の部分が二股に分かれており、妊婦を想像させるということから、子孫繁栄や安産の祈願の場所になっているのだそう。源頼朝も、妻・北条政子の安産を祈願したことが『吾妻鏡』に記されています。

9:00 縁結びのパワースポット「九頭龍神社新宮」

箱根神社の右隣には、「九頭龍（くずりゅう）神社」の新宮があります。本宮は少し離れた場所にあり、お参りしやすいようにと新宮を建てたそうですが、本宮と同様に、縁結びをはじめ開運や金運にご利益があるそうです。

新宮拝殿の天井には圧巻の九頭龍が描かれているので、見上げてしっかりとパワーを授かりましょう。

境内から湧き出る神水「龍神水」

社殿の前には9つの龍の口が並ぶ龍神水舎があります。境内から湧き出た神水・龍神水が、龍の口から絶え間なく注がれており、口に含むと不浄を清め、運気が上がるといわれています。ご利益のある天然水ということで持ち帰る人も多く、お札所でお水取り用の空ペットボトル（1本100円）も授与しています。

お守り＆おみくじでパワーを授かる

参拝後は、パワースポットならではの、おみくじやお守りをチェックしましょう。おみくじは4種類ありますが、龍の絵が印象的な「九頭龍みくじ」を引きました。

箱根の伝統工芸品・寄木細工のお守りを発見。いつまでも健康で仲良く元気に歩まれますようにと祈願を込めた「和合御守（なかよしおまもり）」。ふたつの模様が重なり合うのは世界でひとつしかないそうなので、友達、恋人、夫婦、家族と、更に縁を深めたい人とペアで持ちましょう。

龍が描かれた、開運・金運守護と心願成就の「九頭龍御守」と「九頭龍根付御守」は大事なものに結び付けておくと良いのだそう。

お札所では、箱根神社、九頭龍神社、箱根七福神恵比寿社、箱根元宮、四社の御朱印を授与しているので、参拝の記念に集めるのも良いですね。※箱根神社での箱根元宮の御朱印授与は、元宮への登拝開所日以外となります。

毎月13日に行われる「月次祭」もチェック

タイミングが合えばぜひ訪れてほしいのが「九頭龍神社本宮」で、毎月13日に行われる「月次祭（つきなみさい）」です。本宮は縁結びのご利益がすごい！と話題なのですが、本宮は湖畔の森深くにあり、容易にお参りすることができません。月次祭では、元箱根港から参拝船が出航するので、龍神様に会いに行ってパワーを授けてもらってはいかがでしょうか。