中部エリアの空の玄関口として、2005年に愛知県常滑市に開港した「中部国際空港 セントレア」。中部を表す「central(セントラル)」と空港の「airport(エアポート)」を組み合わせた「centrair(セントレア)」の愛称で親しまれています。
愛知万博の開催に合わせて開港したセントレアは、大きな空港島の中に位置しています。国際線と国内線が同一ターミナルで隣接しているので、相互乗り換えがスムーズ。フライトまでのひとときを楽しく過ごせるショッピングやグルメスポット、リラクゼーション施設などがそろい、まるでテーマパークのようです。
今回はボーイング787の初号機を展示している「フライト・オブ・ドリームズ」を含め、フライトなしでも1日満喫できるモデルコースをご紹介します。
中部国際空港セントレアへのアクセス
セントレアは、電車・バス・車のいずれを利用してもアクセスに便利な立地です。
【電車】名古屋駅からは、セントレア直通の名鉄特急「ミュースカイ」を利用すれば名鉄「中部国際空港」駅まで約30分で到着します。駅から空港までの通路には段差がないので大きなスーツケースでの移動も、スムーズです。
【直通バス】愛知県内各所、三重県、静岡県方面から出ており、中部圏内のアクセス網も充実。「中部国際空港」バス停までJR「浜松」駅から約2時間15分、近鉄「四日市」駅から約1時間25分です。
【車】各高速道路から知多半島自動車道に入り、知多横断道路を経由でセントレアラインを利用して空港島に上陸すれば、第1ターミナルと直結している専用駐車場までアクセスできます。
間近で見るリアルな飛行機に大興奮!「フライト・オブ・ドリームズ」
セントレアに到着後、まずはターミナルに併設された複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」へ向かいます。アメリカにある航空機メーカー「ボーイング社」の最新鋭機「ボーイング787」初号機を寄贈されたことをきっかけに、2018年10月にオープンした施設です。
初号機が寄贈されたのは、ボーイング787を構成する部品の約35%が中部地区で製造されており、その部品はセントレアから大型貨物機の「ボーイング747 LCF」(愛称「ドリームリフター」)を使ってボーイング社へと運ばれていることが理由です。
ボーイング787初号機が展示してある「フライトパーク」
フライト・オブ・ドリームズの1階にある「フライトパーク」には、テスト飛行の任務を終えたボーイング787初号機が、翼を広げた姿で堂々と佇んでいます。フライトパーク内に足を踏み入れた瞬間、思わず歓声をあげる人も。至近距離から見る迫力は圧倒的です。
展示機では、コックピット内も公開。パイロットが実際に操作していたレバーや計器など、その複雑さに驚かされます。
ほかにも、フライトパーク内には、楽しく遊びながら飛行機について学べる「展示エリア」や飛行機の迫力を感じながら遊べる「キッズエリア」を完備。ミニ管制塔やアスレチック遊具、ターザンロープなど、子どもが楽しめるバラエティ豊富な遊具がそろいます。
地上6メートルのネットトランポリンで飛んだり跳ねたりできる大型ネット遊具「もくもクラウド」(有料)はスリル満点。
フライトパーク
- 場所
- フライト・オブ・ドリームズ1階
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 無休
- 料金
- もくもクラウド(3歳~12歳対象) 1回300円、1日500円
※同伴する保護者(原則1名)は無料
憧れのパイロット体験がかなう「フライトシミュレーター」
フライトパーク内には本格的なフライトシミュレーターを体験できる施設「LUXURY FLIGHT(ラグジュアリーフライト)」もあります。
シミュレーターは「ボーイング787」(通称:ドリームライナー)と「ボーイング747」(通称「ドリームリフター」)の2機から選択可能。プロも使用する本格的なシミュレーターですが、初心者でもアドバイザーが隣でサポートしてくれるので、安心してチャレンジできます。
経験豊富なアドバイザーがフレンドリーに接してくれるので、ゲーム感覚でリラックスして臨めます。初心者の人や子どもには難しい専門用語や表現などは使わず丁寧な対応、知識豊富な航空ファンには専門用語を用いた高レベルの対応をしてくれるので、参加者が最大限に楽しめるフライトシミュレーター体験になるはず。
初心者におすすめなのが「フライト体験プラン」(15分)。セントレアを離陸して3,000フィートまで上昇し、旋回を繰り返して、再びセントレアに着陸する流れです。操縦席にいる感覚のシミュレーターで、パイロット気分を味わうことができます。自動操縦の「オートパイロットモード」、リアルな緊張感を味わえる「マニュアル操縦モード」から好みに合わせて選択できます。予約優先制なので、お出かけ前に公式サイトから申し込んでおくと安心です。
フライトシミュレーター
- 場所
- フライト・オブ・ドリームズ1階 フライトパーク内
- 営業時間
- 10:00~20:00(予約優先制)
- 定休日
- 不定休
- 料金
- ・ボーイング787シミュレーター
5分(写真撮影のみ)1,100円、15分(フライト体験プラン)3,300円
20分(※キッズ体験プラン・中学生まで限定)3,300円
30分12,650円、45分16,500円
・ボーイング747「ドリームリフター」シミュレーター
15分(フライト体験プラン)3,300円
20分(※キッズ体験プラン・中学生まで限定)3,300円
30分12,650円、45分16,500円 - 公式サイト
- LUXURY FLIGHT
シアトルテラスで港町のグルメを楽しめる「SEATTLE FISH MARKET」
フライトオブドリームズの2~3階に広がる「シアトルテラス」。ここはボーイング社創業の街・シアトルをイメージしたフードコートエリアです。
この中で港町シアトルのグルメを楽しむのにおすすめなのが、「SEATTLE FISH MARKET(シアトル フィッシュ マーケット)」。シアトル名物のサーモンや白身魚などのシーフード料理が充実しています。
おすすめは「シアトルフィッシュ&チップス」(980円)。外はカリッと、中はふわっとした食感が楽しめる白身魚のフリットと、ホクホクのポテトフライとの相性は抜群。ビールなどのお酒も進む至福の一品です。
「ダブルサーモンアボカドバーガー」(1,350円)も人気のメニューです。サーモンのマリネとグリルをサンドし、熟したアボカドをトッピング。かぶりつくと口の中でさまざまな食感と味わいが絶妙なハーモニーを奏でます。見た目はボリューミーですが、ヘルシーな具材が多いので、女性にもおすすめ。
SEATTLE FISH MARKET
- 場所
- フライト・オブ・ドリームズ2階 シアトルテラス内
- 営業時間
- 10:00~18:00(L.O.17:30)
- 定休日
- 水曜日
「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」
フライト・オブ・ドリームズには、シアトルで高い人気を誇るクラフトビール醸造所「THE PIKE BREWING(バイク醸造所)」が日本で初めて開業したレストラン「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR(ザ・パイクブリューイング レストラン&クラフトビアバー)」もあります。ボーイング787初号機を見下ろしながら、クラフトビールとアメリカンな料理を楽しめるレストランです。
苦味とコク、香りのバランスが素晴らしい樽生ビールや缶ビールを多数ラインナップ。個性豊かなアメリカ仕込みのクラフトビールと、アメリカンな料理の相性は抜群です。
ビールと合わせて味わって欲しいのが、「肉増しバーガー」(2,880円)。ビーフ、チキン、ベーコン、エッグを挟んだスペシャルグルメバーガーで、肉汁あふれる豪快なメニュー。五感を満足させてくれる一品です。
港町シアトルで不動の人気を誇る「クラムチャウダー」も欠かせません。同店の「クラムチャウダー」(1,850円)は、パンのケースにあふれるほど注ぎ、こんがり焼き上げて仕上げます。熱々のクラムチャウダーとスープを吸い込んだパンは、ボリューム満点。ハンバーガーなどほかのメニューも楽しみたい人には「ミニクラムチャウダー」(1,380円)もあります。
THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR
- 場所
- フライト・オブ・ドリームズ3階
- 営業時間
- 11:00~16:00(L.O.15:30)、17:00~19:00(L.O.18:30)
- 定休日
- 不定休
世界でここでしか買えないオリジナルグッズも!「BOEING STORE」
フライト・オブ・ドリーム1階にある「BOEING STORE(ボーイング ストア)」は、アメリカ国外に初出店されたボーイング社のオフィシャルショップ。
世界でここだけしか買えないオリジナルグッズがそろうほか、機体の一部を再利用したソファなど、他ではお目にかかれないレアな商品を販売しています。
同店の人気ナンバーワンは「プリントクッキー缶」(972円)。アタッシュケースのようなパッケージ缶に入ったカラフルなプリントクッキーは、ここでしか買えないプレミアム商品です。
ボーイング社の名前とコーポレートカラーが目に鮮やかな「バッジホルダー」(1,303円)も人気のグッズ。オフィスの社員証用に購入する人も多いとか。
セントレアの公式SNSで話題となったのが、飛行機のシートベルトをモチーフにした「ランヤード」(1,929円)。本物そっくりのミニチュアバックルが目を引きます。
フライト・オブ・ドリームズを象徴するボーイング787のグッズもはずせません。「マグネット」(1,485円)は本場アメリカから直輸入したレアアイテム。実機を精巧にかたどった「787ダイキャストトイ」(1,870円)はお子さまだけでなく、大人にも大人気です。
ボーイング787のロゴが大きく描かれた「パスポートケース」(2,640円)は、内部に収納ポケットが付いており、パスポート以外にも必要なカードやチケット類をまとめて収納することができます。
BOEING STORE
- 場所
- フライト・オブ・ドリームズ1階 フライトパーク内
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- なし
セントレアの魅力に迫る「セグウェイ・ガイドツアーinセントレア」
フライト・オブ・ドリームズを満喫したら、連絡通路を渡ってターミナルエリアへ。
セントレアでは、セグウェイに乗ってターミナルビル内やスカイデッキ、セントレアガーデンなどをガイド付きで見学できる「セグウェイツアー」を実施しています。
まずはセグウェイの乗り降りや走行方法のレクチャーから
第1ターミナル1階の「ウェルカムガーデン」にある専用カウンターで受付を済ませたら、ヘルメットとインカムを装着して乗車講習を受けます。
公認インストラクターが乗り方をていねいにレクチャーしてくれます。初めてづくしの感覚に戸惑いますが、反復練習を行えばすぐに慣れるはず。
自信がついたら、ツアーへ出発。いつもとは異なる視界とスムーズな動きに胸が弾みます。周囲から好奇心あふれる視線を送られたり、声をかけられたりすることも。屋外ではなく空港内というシチュエーションが、さらに非日常感を演出します。
スカイデッキに向かう途中も、セントレアを知り尽くしたガイドさんからインカムを通じて、次々と空港の豆知識を教えてくれます。なんとなく通り過ぎていた場所にメモリアルなモニュメントを見つけるなど、新たな発見も。
国内で一番近くに飛行機を感じられる「スカイデッキ」
いよいよスカイデッキに到着!滑走路に向かって突き出た第1ターミナルセンターピアの屋上には、長さ300メートルの総ウッド張り屋上デッキが広がります。
スカイデッキの先端から滑走路までは約300メートル、飛行機が滑走路まで移動する誘導路まではわずか50メートル程度の至近距離。離陸する飛行機を写真におさめようと、カメラを構えた人たちが肩を寄せ合っています。
運が良ければ「ドリームリフター」を見られるかも!
ツアー中、航空機「ボーイング747LCF」(通称:ドリームリフター)を見ることができるかもしれません。スカイデッキから左手国際線側の遠くに、他の飛行機とは明らかに違う大きな機体をみつけたら、それがドリームリフターです。間近で見られるのは、日本国内の空港ではセントレアのみ。
ボーイングの最新鋭機器ボーイング787の翼や胴体の一部は、中部地区で生産されているため、それらの部品をボーイング社のあるシアトルまで輸送する役目を果たしています。タイミングが良ければ、機体の後部が開き、部品を収める様子を見られるかも。エンジン全開で離陸する勇姿も見応えがあります。
今回ご紹介したセグウェイ・ガイドツアーはスカイデッキをメインに巡る「旅客ターミナルコース」(60分)。ほかにも、セントレアガーデンを巡るコースや、港のみえる屋内コースなどもあります。空港を利用するだけでは気付かない見どころをたくさん案内してくれるので、ぜひ体験してみてください(要予約)。
セグウェイ・ガイドツアーinセントレア
- 受付場所
- 第1ターミナル1階ウェルカムガーデン
- 営業時間
- 10:00~(公式サイトから要予約)
- 定休日
- 不定休
- 対象
- 16歳〜70歳くらいまで
乗車時の総重量が45キログラム以上119キログラム未満 - 料金
- 60分コース(乗車講習+以下の内1コース選択・3,500円)、120分コース(乗車講習+以下の内2.5コース選択・7,000円)
- コース
- 旅客ターミナルコース(屋内+屋外)、セントレアガーデンコース(屋外)、港の見えるコース(屋内)
- 公式サイト
- セグウェイ・ガイドツアーinセントレア
スカイタウンの左右に広がる「ちょうちん横丁」と「レンガ通り」
セントレア第1ターミナル4階スカイタウンには、グルメやショップが軒を連ねています。
国際線側の「レンガ通り」は、レンガ造りの異国情緒あふれる建物と噴水広場を設けて外国の街並みを再現。空港内で、海外の旅気分を味わえます。
国内線側の「ちょうちん横丁」は日本の古き良き宿場町をイメージ。屋根瓦には中部地方が誇る「三州瓦(さんしゅうかわら)」を用いて、まるで時代劇のセットのようです。
セントレアのオリジナルグッズが手に入る「SORA MONO」
レンガ通りの一番正面に位置するのが、セントレア・オフィシャルショップの「SORA MONO(ソラ モノ)」です。飛行機の模型などエアライングッズのほか、セントレアのオリジナルグッズなどが勢ぞろいしています。
セントレア開港時からオリジナルキャラクターとして親しまれている「なぞの旅人 フー」の、笑顔に癒される「ぬいぐるみ」(Mサイズ1,650円、Lサイズ3,850円)や「ポチ袋」(250円)など、オリジナルグッズを購入することができます。
セントレアのランウェイ(滑走路)をイメージした「スケール」(15センチ 660円、30センチ1,320円)や「ポケットタオル」(1,210円)、「タオル」(1,760円)は、性別や年齢を問わず実用的で喜ばれるアイテム。日常生活に取り入れることで、手にした瞬間に旅の記憶がよみがえりそうです。
SORA MONO
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン レンガ通り内
- 営業時間
- 月曜~木曜 10:00~18:00、金曜~日曜・祝日 8:00~21:00
- 定休日
- なし
リアリティがありすぎる食品サンプル勢ぞろい!「さんぷる工房」
レンガ通りには、食品サンプルの街・岐阜県郡上八幡で創業した「さんぷる工房」もあります。メニューに合わせ、一つひとつ手作業で作り出す食品サンプルは、驚くほど精巧で本物と見間違えてしまうほど。そんな日本の技術を国内外に広く知ってもらおうとオープンしたのがこのセントレア店です。
香りが漂ってきそうなリアルすぎる食品サンプルがずらりと並んでいます。ステーキやパスタ、ピザなど、食卓に置いてあったらつい口に運んでしまいそうになるほど、リアルな作りです。
同店のおみやげで一番人気なのは「ビールと枝豆」(990円)。ビールと枝豆はビールの泡が本物のようにシュワシュワと発泡。ビール好きの人にぴったりなおみやげです。次に人気なのは「ハートレモン」(1,320円)と「手羽先」(990円)。ハートレモンは実際に広島県で作られているレモンがモチーフ。名古屋めしの手羽先も、セントレアならではのお土産としておすすめです。
食品サンプルをヘアゴムやネックレス、ピアスやイヤリングに仕立てたアクセサリーも大人気。思わず二度見してしまうビジュアルはインパクトも大きく、話題になること間違いなし。
店内では、「食品サンプル体験メニュー」(15分〜20分 1,980円)も実施。カップアイスをこぼしたようなスマホスタンドを実際に作ることができます。マーブル模様のアイスの体験は、セントレア店だけの限定メニュー。今後は倒れた牛乳ビンのメニューも追加予定です。SNS映えするマイ食品サンプル作りにも、ぜひチャレンジしてみてください。
さんぷる工房
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン レンガ通り内
- 営業時間
- 火曜・水曜 10:00~17:00、月曜・木曜~日曜 10:00~19:00
- 定休日
- なし
名古屋めしの代表格・みそかつを食べるなら「矢場とん」
レンガ通りには、「矢場とん」もあります。ここは、名古屋グルメの代表格である「みそかつ」に特化したお店。サラッとした特製のみそだれは、見た目の印象とは異なり軽やかで味わい深く、多くの人に人気です。
「矢場とん」の代表的なメニューは「わらじとんかつ」(定食1,900円、単品1,470円)。名前の通り、草履(ぞうり)のように大判で、通常のロースとんかつと比べほぼ倍のサイズ。矢場とん特製のみそだれとソースの2種類で楽しめるので、みそかつを初めて食べる人にもぴったりです。
焼いた鉄板の上にキャベツを敷いて、揚げたてのロースとんかつをのせ、特製みそだれをたっぷりかけた「極上リブ鉄板とんかつ定食」(2,000円)もおすすめ。ジュージューと焼ける音と香ばしさが食欲をそそります。箸休めに添えられたキャベツが熱冷め防止にもなるので、最後まで熱々のまま楽しめます。白いご飯がすすむ、まさに“鉄板”メニューです。
矢場とん
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン レンガ通り内
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 定休日
- なし
老舗の心意気と技が光る名古屋伝統の味「四代目鍵三郎 宮きしめん」
ちょうちん横丁には、名古屋人が愛してやまない「きしめん」のお店「四代目鍵三郎 宮きしめん」があります。名古屋市内で創業90年以上を誇る同店が、きしめんの魅力を広く知ってほしいとの思いで、セントレアにオープンしました。
看板メニュー「宮きしめん」(880円)は、何度食べても飽きない定番の味。カツオ、サバ、ムロアジなどからとっただしと、本醸造しょうゆをベースにした通称「赤つゆ」に、油揚げ、椎茸、ほうれん草、かまぼこがのっています。
名古屋の麺料理を代表するきしめんと味噌煮込みうどんを融合させた「海老天入り名古屋コーチンみそ煮込みきしめん」(1,720円)も人気。名古屋人が大好きな海老天と名古屋コーチンも加わったハイスペックな名古屋グルメです。大豆だけで醸造した赤味噌ベースのダシが、奥深い味わいを醸し出します。冬はもちろん、暑さにバテ気味な夏場も食べたくなる一品です。
四代目鍵三郎 宮きしめん
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン ちょうちん横丁内
- 営業時間
- 平日 10:00~20:30(L.O.20:00)、土日祝 9:00~20:30(L.O.20:00)
- 定休日
- なし
入浴・スパ・食事処・コワーキングスペースがそろった「くつろぎ処」
ちょうちん横丁にある「くつろぎ処」は展望風呂、お食事処、アジアンスパ、コワーキングスペースを備えた総合リラクゼーション施設。セントレアを1日楽しんだ締めくくりにお風呂で汗を流したり、がんばった自分へのご褒美にスパを利用したり、コワーキングスペースでリモートワークをしたり、といろいろな使い方ができるスポットです。
飛行機を望める展望風呂「SORA SPA 風の湯」
展望風呂「SORA SPA(ソラスパ) 風の湯」は、種類豊富なお風呂が楽しめるだけでなく、伊勢湾に沈む夕陽や飛行機の離着陸を望める絶好のビュースポット。汗をかいたあとに展望デッキで外気浴を楽しめるサウナ室も併設されています。
展望風呂には無料のリラクゼーションスペースのほか、有料のコワーキングスペースも設置。Wi-Fiやプリンターを完備しているので、リモートワークにも最適です。
SORA SPA 風の湯
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン ちょうちん横丁内
- 営業時間
- 10:00~21:00(最終受付20:00)
- 定休日
- なし
- 入浴料
- 大人(中学生以上)タオル付き1,500円、タオルなし1,300円
少人(小学生)タオル付き900円、タオルなし700円
幼児(3歳以上)タオル付き600円、タオルなし400円 - コワーキングスペース
- 1時間800円、2時間1,400円、3時間2,000円
日頃の疲れを癒すアジアンスパ「SANATIO SPA」
アジアンテイストの落ち着いた空間で各種施術を受けられる「SANATIO SPA(サナティオ スパ)」。高級ホテルスパで受けられるような施術をリーズナブルな価格で堪能できます。
丁寧なハンドマッサージと心地よいアロマで日頃の疲れを癒す「アロマトリートメントコース」のほか、気になる部分のコリをほぐす「もみほぐしコース」、足元から心身のバランスを整える「リフレクソロジーコース」など豊富な施術から選択可能です。
SANATIO SPA
- 場所
- 第1ターミナル4階スカイタウン ちょうちん横丁内
- 営業時間
- 13:00~21:00
- 定休日
- なし
- 料金
- アロマトリートメント3,900円〜、もみほぐし3,900円〜、リフレクソロジー3,900円〜ほか
- 公式サイト
- SANATIO SPA
セントレアは空港というカテゴリーを超えた、フライトなしでも1日中楽しめるレジャースポット。
また、セントレアが位置する常滑(とこなめ)市は焼き物の一大産地で、招き猫の生産地としても有名です。ギャラリーやカフェの並ぶ「常滑やきもの散歩道」のほか、江戸時代から続く醸造蔵など見どころたっぷり。新しさと古き良き文化が融合する旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
中部国際空港 セントレア
- 住所
- 愛知県常滑市セントレア1-1
- アクセス
- 【車】名古屋市内から名古屋高速道路~知多半島道路~セントレアライン(知多横断道路・中部国際空港連絡道路)を利用して約40分
【バス】「名古屋」駅から約90分
【電車】「名古屋」駅から約30分
取材・文/露久保 瑞恵 撮影/石井 伸明