【茅ヶ崎日帰りさんぽ】初秋の海風を感じながら、アートや庭園、甘味を堪能する旅

【茅ヶ崎日帰りさんぽ】初秋の海風を感じながら、アートや庭園、甘味を堪能する旅

提供:ことりっぷ

 

残暑も少しずつ和らぎ、おさんぽにぴったりの時候になりました。渋谷駅や東京駅から1時間ほど、非日常的な時間が流れる茅ヶ崎へ、足を延ばしてみませんか? 今回は、緑地に併設された美術館や、古民家をリノベーションしたカフェなど、しっとりと茅ヶ崎を満喫するコースをご案内。駅前でレンタサイクルを借りるのもおすすめです。

 

 

朝からとっておきの焼き菓子で癒やされる「ヤミーベイク」

朝からとっておきの焼き菓子で癒やされる「ヤミーベイク」

茅ヶ崎さんぽのスタートは、朝8時にオープンする茅ヶ崎のベイクショップ。パステルイエローの扉を開けると、カウンターにズラリと並ぶ15種類ほどの焼き菓子が目に飛び込み、温かみのある空間にほっこり。店内奥にある工房は大きなガラス張りで、製造している光景が垣間見れます。

神奈川県相模原市の平飼いブランド有精卵「さがみっこ」を使い、お菓子の特徴によって発酵バターとカルピスバターを使い分け、主にフルーツは契約農家から旬のフルーツを取り寄せるなど、こだわり素材で丁寧に作ったお菓子。どれもやさしい味わいで、いただくと思わず笑みがこぼれます。

 

「お出かけ前に朝から気軽に立ち寄ってほしい」という思いで朝早くから営業。通勤前や朝の散歩途中にテイクアウトをする人や、友人宅に訪問する前に手土産を買っていく人も多いそう。「ヤミーベイク」の日常に寄り添うシンプルでやさしいお菓子を頬張りながら、次の目的地へと向かいましょう。

 

 

「茅ヶ崎市美術館」で緑に囲まれ、癒やしの時間を

「茅ヶ崎市美術館」で緑に囲まれ、癒やしの時間を

「ヤミーベイク」から歩いて約30分ほど、あるいは茅ヶ崎駅南口行のバスに乗って、次の目的地「茅ヶ崎市美術館」へ。

美術館は1階と地下が展示室、2階はカフェとワークショップなどを行うアトリエになっています。地元茅ヶ崎に住む建築家が設計した展示室は、自然の光を取り込んでいるのが印象的。9月3日(火)からは、茅ヶ崎市とホノルル市・郡の姉妹都市友好協定締結10周年を記念した展覧会「柳原良平 ごきげんな船旅」が開催予定です。

 

「茅ヶ崎市美術館」は高砂緑地内にあります。こちらは明治期の俳優・川上音二郎とその妻貞奴が暮らした自宅や、実業家・原安三郎の別荘といった、瀟洒な建物があった場所。日本庭園を構えた緑地内には、茶室・書院の松籟庵(しょうらいあん)も。外から見学することができるので、アート鑑賞のあとは、園内を歩くのもリフレッシュできそうですね。

 

 

海風を感じながら「WAVE」でランチ

海風を感じながら「WAVE」でランチ

アート鑑賞でリフレッシュした後は、サザンビーチ沿いに建つサザンビーチヒルズの1F「サザンビーチカレー&カフェWAVE」でランチ。茅ヶ崎市美術館から、てくてく徒歩で20分ほど、浜見平団地行のバスに乗ると約10分ほどで到着します。

デッキには白いパラソルが並び、リゾート感たっぷり。思わず中に入ってみたくなる、すてきな外観です。

 

海の大パノラマを楽しむなら、ぜひテラス席へ。潮風吹くテラス席は、海のナチュラルなパワーをじんわりと感じられます。ランチにおすすめなのは、えぼし岩をイメージした2色の特製カレー「二股のカレー氏」。一晩寝かせてイカのコクと旨味を凝縮させた「イカスミカレー」と、野菜&手羽元骨付きチキンで煮込んだ「ほねほねチキンカレー」を同時に味わうことができます。

 

 

茅ヶ崎らしい景色が広がる「サザンビーチ」をおさんぽ

茅ヶ崎らしい景色が広がる「サザンビーチ」をおさんぽ

「WAVE」でのランチが終わったら、目の前のサザンビーチへ。こちらは正面に「えぼし岩」や「伊豆大島」、東に「江ノ島」、西に「富士山」と、茅ヶ崎らしい風景に出会うことができる場所。遊歩道が整備されているので、おさんぽコースにぴったり。

水平線から昇る日の出も美しいので、時間に余裕がある人は1泊2日で近くの宿に泊まり、早起きするのもおすすめです。

 

 

「濱時間カフェ」であんみつを食べた後に、おみやげ探し

「濱時間カフェ」であんみつを食べた後に、おみやげ探し

「濱時間カフェ」は、サザンビーチから徒歩15分ほど、南湖地区にあります。約160坪の敷地に貸別荘・日本庭園・カフェ・ショップが隣接した、のんびり時間が漂う施設です。

「濱時間カフェ」でいただけるのは、どこかほっとする和のスイーツ。特にあんみつは種類が豊富。目にも鮮やかで、素材そのものの味わいが楽しめます。ほかにも、美しいグラス入りの抹茶パフェ、ほうじ茶パフェも。地元茅ヶ崎の「ビーンズ香房」の豆を使ったコーヒーや、さわやかな濱時間クリームソーダなど、飲み物も個性的です。

 

カフェの入り口スペースでは、アンティークの食器や、和雑貨、タイチークの小物なども販売。他に、手ぬぐいやポチ袋などの和雑貨や、タイチークのコースターなど、おみやげにおすすめのグッズも並んでいます。

貸別荘エリアはプライベートなテラス付き一棟で、四季折々の草花が楽しめるお庭が魅力。泊まりで茅ヶ崎を訪れたい人にはぴったりの場所です。

 

いかがでしたか?
今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、茅ヶ崎日帰りさんぽの行き先にぴったりのスポットをまとめてご紹介しました。最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。

 

 

文:ことりっぷ編集部

 

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