提供:ことりっぷ
ゴールデンウィークや夏休みの過ごし方について考える時期。目的地には、富士山が眺められる絶景スポットや、美術館、パワースポットなど1日ではとても回り切れないほどの観光スポットが点在する箱根を候補に入れてみませんか? そこで、国内外からも多くの観光客が訪れる箱根の憧れ宿を厳選してご紹介。海を一望できる宿から、オールインクルーシブルの宿まで、自分にぴったりの宿が見つかるはず。
【強羅】オールインクルーシブルの宿「箱根ゆとわ」
箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り、ガタゴト揺られること約40分。自然豊かな強羅駅から歩いて5分の場所に「箱根ゆとわ」はあります。
緑豊かな場所に佇む「箱根ゆとわ」は、施設の利用料や滞在中のドリンクがフリーになるオールインクルーシブの温泉宿。美人の湯で知られる「二ノ平温泉」の自家源泉を、大浴場、ウッドデッキの足湯、2つの無料貸切風呂で楽しめます。
木漏れ日が降り注ぐウッドデッキは、リフレッシュするのにぴったりの場所。温泉を注ぐ足湯に浸かり森の緑を眺めていると、リゾート気分が高まります。すぐ近くに大浴場があるので、お風呂上がりには、スウィンギングチェアで癒されて。
【仙石原】8000本の竹林に囲まれた隠れ宿「金乃竹 仙石原」
美術館が点在し、清涼な森のパワーに癒やされる、箱根の人気エリア・仙石原。その路地を進んだ先にあるわずか9室だけの温泉宿「金乃竹 仙石原」です。
温泉を注ぐ内風呂に加えて、テラス付きの露天風呂が楽しめる「姫」や、約136平米の空間を独り占めできるメゾネットタイプの新客室「帝」などどれもスペシャルな思い出が約束される空間ばかりです。
食事は丹精込めて造り上げた自慢の京懐石料理を部屋食で、人目を気にせずゆっくりと味わいましょう。夕食を楽しんだ後は、雰囲気が良いと評判のバー「Bamboo」へ。昼間涼し気な水盤が日没からライトアップされ、幻想的な雰囲気を堪能できます。
【箱根湯本】専用の吊橋を渡るアプローチもすてき「金乃竹 塔ノ澤」
野鳥のさえずりと、時折、聞こえてくる箱根登山鉄道の電車音が心地よく耳に届く静かな森の中に、「金乃竹 塔ノ澤」の入り口はあります。早川にかかるこの吊橋は、宿に泊まる人だけしか渡れない特別なもの。日常から非日常モードへと旅人の気持ちをシフトしてくれます。
「金乃竹 塔ノ澤」は、竹取物語をコンセプトにした人気の高級旅館「金乃竹 仙石原」の姉妹店。利用者は12歳以上に限定されており、静かに自分と向き合うためのおこもり宿にぴったりです。
自慢の露天風呂は、森の息吹を感じながら、お肌と心に潤いをチャージできる幸せな場所。湯船には、“美人の湯”とも評されるアルカリ性単純温泉を、源泉かけ流しで注いでいます。湯上りは、目にも舌にも嬉しい懐石料理を堪能して。
【芦之湯】古の時代にタイムスリップしたみたい♪「松坂屋本店」
標高約850mの山あいに佇む「松坂屋本店」。約4000坪の広大な敷地には、異なる時代に建てられた趣の異なる6つの館や、無料の貸切露天風呂が点在。一歩足を踏み入れると、まるで古の時代にタイムスリップしたかのような空間が広がります。
お部屋は、全部で22部屋。皇室別荘として建てられ、大正天皇もご宿泊されたというお部屋など、優雅な時を過ごせるお部屋ばかり。部屋の広さや間取りがそれぞれ異なるので、好みに合わせて選ぶことができます。
お部屋でゆっくりくつろいだ後は、全国的にも珍しい三大美人泉質の「硫黄泉」「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」がすべて含まれるという温泉で心ゆくまで癒されましょう。
【小涌谷】全室かけ流しの温泉露天風呂付き「箱根・翠松園」
箱根町のほぼ中央、小涌谷温泉の小道に入った場所にある「箱根・翠松園」。こちらは、約1万平方メートルの敷地にわずか23室しかない、ラグジュアリーな温泉宿。全室かけ流しの温泉露天風呂付き、それぞれ間取りやインテリアが異なり、同じ部屋はひとつとしてありません。
登録有形文化財の三井翠松園は、メインダイニング「料亭 紅葉」として、今もなお活躍中。夕食までの時間は、ダイニング周辺の庭園をゆっくり散策しましょう。ディナーは、懐石料理か鉄板焼き、好きな方をセレクト。月替りの懐石料理は地元の食材を中心に、全国各地から旬の素材を吟味。匠の技で、彩り豊かな旬菜の滋味あふれる品々を生み出していきます。
文:ことりっぷ編集部