提供:ことりっぷ
由比ガ浜の海岸へと続く路地沿いにたたずむ「café recette(カフェ ルセット)鎌倉」は、都内にある最高級パン専門店「recette(ルセット)」の直営カフェ。古民家をリノベーションした店内では最高級の食パンを使ったパンスイーツがいただけます。ここでしか味わえない贅沢なスイーツを味わってはいかが?
キラキラとした海まですぐそこの古民家カフェ
江ノ電長谷駅から徒歩約3分
風情ある門の向こうに白い暖簾が見え隠れする「café recette 鎌倉」。大正時代に建てられた古民家をリノベーションしたカフェで、情緒ある門の引き戸が建築当時の様子を物語っているかのようです。
江戸時代から使われてきた歴史のある梁が今も健在
艶のあるウォールナット材のイスとテーブル
障子を開けてお店に入ると、木の温もりにあふれた素敵な空間が広がります。大正時代に建築した際、建材はすでに江戸時代に使われていたものを再利用していて、天井の梁には当時の職人さんのカンナ跡などもみられます。
(左上)天井が高くゆったりとしている(右上)自家製シロップなどの販売も(左下)オレンジ色の瓦を敷いたテラス(右下)障子を開けて店内に
障子の引き戸には今ではつくることのできない手づくりのガラスがはめられ、庭は大正時代の洋館で使われていたオレンジ色の瓦を敷き詰めるなど、これまで使われてきた資材を大切に受け継いでいます。
海辺の写真のテーブルとイスはこのカフェのもので見ていると海にいるような感覚に
手触りのいいウォールナット材のイスやテーブルはオーダー品で、テーブルは肘をテーブルについてパンを食べるところを想像したデザインになっているのだそう。よく見るとテーブルの真ん中から端に向かってほんの少し傾斜しています。そんな配慮もあって居心地も満点。
端正な手仕事の積み重ねから生まれる食感と味わい
「究極のフレンチトースト」(単品1650円)和皿は益子や笠間などで活躍している若手作家の作品
お店の看板商品「究極のフレンチトースト」は、「recette」の最高級食パン「@butter(アットバター)」を使った贅沢なフレンチトースト。平飼いの卵と牛乳のアパレイユに一晩漬けて、低温でじっくり焼き上げます。
「究極のフレンチトースト」(単品1650円 ラスクの付くドリンクセット1980円~)
なめらかでしっとりとしながらも表面をキャラメリゼした食感も楽しく、アーモンドとピスタチオのトッピングで香ばしさも加わります。生クリームとの相性も良く、自家製の2種類のシロップ、カラメルメープルとハニーソルトで様々な味の違いが楽しめるのも究極のフレンチトーストと呼ばれる所以です。
ショウガはカットする部位によってハート型になることも「自家製ホットジンジャー」(単品690円 セットの場合は+150円)
プリンセスの食パンには月替わりのアイスクリームを選んで
「姫様のフレンチトースト」(単品1100円、ドリンクセット1430円~)「姫ふうき」(710円、セットの場合は+150円)
アイスクリームをのせた「姫様のフレンチトースト」は月替わりのアイスクリームから2種類を選びます。キュートなネーミングは横須賀の「姫様のたまご」を使った「姫様の生食パン」を使っていることから。ほんのりとした甘みが特徴の生食パンで、ドリンクには姫つながりの鹿児島県産の和紅茶「姫ふうき」もおすすめですよ。
アイスクリームは「あまおう苺」(+50円)と「つぶつぶピスタチオ」
最高級食パンを贅沢なスイーツで味わえる「café recette 鎌倉」。朝10:30(土日祝は10:00)までは食パンの美味しさを堪能する「Theモーニングプレート」(1250円)も用意されています。大仏様の参拝で賑わう長谷の散策でぜひ立ち寄ってくださいね。
文:高橋茉弓