提供:ことりっぷ
関西を代表する名湯・有馬温泉は散策も楽しめる湯町です。そのおさんぽの途中に立ち寄りたいカフェ&レストランのひとつが「GRIDDLE me LOCAL(グリドルミーローカル)」。兵庫県産の食材を使った料理やスイーツを気軽に楽しめるお店です。湯けむりが立ち上る妬(うわなり)泉源を眺めながら、おいしい時間を満喫しましょう。
有馬温泉の妬泉源からすぐの複合施設へ
複数の飲食店が入る「有馬スプリングテラス」の1階。晴れた日はテラス席もおすすめ
有馬温泉街のメインストリート・湯本坂から細い路地に入ると見えるスタイリッシュな「有馬スプリングテラス」の一角にお店はあります。建物のすぐそばには、温泉が湧き出る妬泉源があり、もくもくと上がる湯けむりが旅情を誘います。
「GRIDDLE me LOCAL」は、有馬温泉街でおしゃれなゲストハウスを営む「Brücke ARIMA(ブリュッケアリマ)」が2020年7月にオープンしたカフェ&レストラン。神戸牛や神戸ポーク、新鮮な野菜、有馬特産の山椒など、兵庫県産の食材を使った料理やスイーツが評判です。
神戸牛や神戸ポークもカジュアルに楽しめます
人気のハンバーグとステーキをひと皿で楽しめるグリドルプレート3200円
湯町さんぽのランチにおすすめなのが、三大和牛で知られる神戸牛と、兵庫が誇る神戸ポークの合挽き肉を使った贅沢なハンバーグです。「神戸牛をもっと気軽に味わってほしい」との思いからメニューを考案。赤ワインを使ったコク深い自家製デミグラスソースが肉のうまみを引き立てます。1500円という良心的な価格にも驚きですよね。
鉄板焼店で腕を振るっていたご主人が焼く特選黒毛和牛のステーキプレート2100円~も人気メニュー。絶妙の火入れで、かむほどに肉のうまみが広がります。ハンバーグもステーキも一度に両方楽しみたいときは「グリドルプレート」がおすすめ。こだわりのメニューがギュッと凝縮されたひと皿で、食べごたえも満点です。
ランチタイム(11:00~15:00)は、+400円でバゲットまたはライス、サラダ付きのセットに。グラスワインまたはビールが1杯楽しめる「ビールセット」+700円(バゲットまたはライス、サラダ付き)もいかがでしょう。
温泉マークに心ときめく、兵庫県産小麦100%のパンケーキ
フォトジェニックなプレーンパンケーキ850円
こちらのもうひとつの看板メニューが、兵庫県産小麦を100%使用したパンケーキ。温泉マークの焼印がかわいいプレーンパンケーキは、素朴なやさしい甘みと、ふんわり軽い食感がたまりません。パッションフルーツを使った自家製リリコイソースのパンケーキ1400円も人気で、ソースのさわやかな風味と相まって最後まで飽きずに食べられます。
神戸ポークベーコンのベーコンエッグパンケーキ1600円
軽食にぴったりの食事系のパンケーキにも注目を。肥料や水にこだわった神戸ポークプレミアムのベーコンや、タズミのたまごを使った目玉焼きなど、こちらも地元のおいしい食材がひと皿に。自家製の有馬山椒の醤油煮が味わいにアクセントを添えます。
店主夫妻が営むゲストハウス「Brücke ARIMA」も
場所は六甲川に架かる杖捨橋のたもと。有馬温泉の街歩きを満喫するならゲストハウスもおすすめ
「GRIDDLE me LOCAL」から歩いて10分もかからない場所に、店主の落合夫妻が営む「Brücke ARIMA」があります。老舗旅館やホテルが軒を連ねる有馬温泉街では珍しいゲストハウスで、スタイリッシュな雰囲気と気軽さから女性同士のグループにも人気。有馬温泉の外湯めぐりや散策の拠点にもぴったりですよ。
毎朝店内で焼き上げるクロワッサンがおいしい「Brücke ARIMA」のモーニング(500~1300円)
宿泊客以外も利用できるカフェ&バーを併設しているのも魅力。営業時間は8:00~22:00で、焼きたてクロワッサンのモーニング、20種類以上のスパイスを使ったカレーやサンドイッチのランチ、夜はワインや一品料理が楽しめるバーと、シーンを問わずに使える心強い一軒です。
落合夫妻の温かなおもてなしも居心地がよく、地元の人々がのんびり憩う姿も。ここを拠点にすることで、有馬温泉街の新しい楽しみ方や魅力も発見できそうです。
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
文:山本恵里 写真:小川康貴