一生に一度は行ってほしい！本当に行ってよかった海外の世界遺産ランキングTOP20

※このランキングは、楽天トラベルが行ったアンケート「本当に行ってよかった世界遺産ランキング」の結果をもとに算出しています。
アンケート期間：2019年10月10日～10月15日（投票者数：6,167）

フランス王国、ブルボン王朝の優雅な宮廷生活を今に伝える宮殿です。ルイ14世の命令によって一流の芸術家や技師が集められ、見事なまでの建築美を実現しました。細部にまでこだわった室内装飾と見事な庭園が見どころです。

海に浮かぶ岩山で、フランスでもっとも有名な巡礼地です。島内にはレストランや土産物店が立ち並び、その様子はまるで中世の街並みのよう。モン-サン-ミシェル修道院では、さまざまな建築様式を見ることができます。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、サンタ・クローチェ教会、ボッティチェリ、ミケランジェロといった大芸術家達の貴重な名作の数々が残されています。街全体がひとつの大きな美術館のような美しさをたたえ、人々を魅了し続けています。

118もの小島から成るヴェネツィアは各島が多くの橋でつながっていて、街の移動手段は船か徒歩のみ。ドゥカーレ宮殿、サン・マルコ大聖堂、大運河沿いに連なる貴族の館をはじめ、美しい建築物を街の至る所で見ることができます。

シュリー橋からイエナ橋まで約8kmに及ぶセーヌ河岸が世界遺産として登録。右岸にはルーヴル美術館やコンコルド広場、左岸にはオルセー美術館やエッフェル塔、中州のシテ島にはノートルダム大聖堂など、10世紀末より首都として発展してきたパリの歴史が感じられるスポットが集まっています。世界遺産巡りをするなら、セーヌ河遊覧船やバスによる観光がおすすめです。

紀元前から続くローマの長い歴史が感じられる歴史地区。市民の生活の中心であったフォロ・ロマーノや、剣闘士で有名なコロッセオ、コンスタンティヌスの凱旋門やサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラノ大聖堂など多数のスポットが登録されています。

コロラド川に添って約446km続く峡谷が有名。20億年から2億5千万年前の地球の地層が観察でき、世界で最も多くの化石が発見されています。299種以上の野鳥、74種の哺乳動物、48種の爬虫類、5種の両生類が生息していると言われています。

スペインが生んだ天才建築家、ガウディ。バルセロナにあるアントニ・ガウディの作品群のうち、サグラダ・ファミリア、グエル公園、グエル邸、カサ・ミラ、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョなど7件が世界遺産に指定されています。

400年に渡って繁栄したアユタヤ王朝の遺跡群で、現在は歴史公園として整備されています。1767年、ビルマの攻撃を受けてアユタヤ王朝は消滅し多くの建物や石像は破棄されましたが、王宮跡と寺院跡は今もなお見ることができます。

9世紀初めから15世紀前半にかけて栄えた、クメール王国のアンコール王朝が残した遺跡群。世界遺産に登録されると同時に「危機にさらされている世界遺産リスト」にも登録され、世界から数多くの救済チームが修復作業に参加しています。

ローマにある世界最小の独立国家であり、カトリックの総本山であるバチカン。わずか0.44㎢の国土には、ミケランジェロが設計したサン・ピエトロ大聖堂、教皇の住居であるバチカン宮殿、バチカン美術館など、歴史的・芸術的に重要なスポット密集しています。システィーナ礼拝堂のミケランジェロが描いた天井画や壁画も見逃せません。入国にパスポートは不要ですので、ローマ市内と合わせて観光するのがおすすめです。

14世紀後半から20世紀まで続いた朝鮮王朝を現在に伝える古宮です。景観保護のために観覧が制限されていましたが、現在は、秘苑を除き自由観覧が可能。70種類を超える樹木で構成された造園施設と建築物の調和が見事です。

「ピサの斜塔」で有名なピサのドゥオモ広場。ピサは11世紀～13世紀末頃に海洋都市国家として栄え、イスラム軍との「パレルモの海戦」の勝利を記念して大聖堂（ドゥオモ）を建築しました。鐘楼（ピサの斜塔）、大聖堂、洗礼堂、墓所を合わせた4つの建築が美しい景観を作り出し、ドゥオモ広場は「奇跡の広場」とも呼ばれています。

全長約2,000kmに渡って連なる、世界最大のサンゴ礁群。日本列島の面積に匹敵する海域には約600の島々が点在していて、400種を数えるサンゴ、1,500種もの魚類が生息しています。約20の島にはリゾート施設があり、滞在も可能です。

ユングフラウ、アレッチュホルン、ビーチホルンなど9峰からなる約540平方kmのエリアです。4000万～2000万年前、大陸移動によって隆起した大地が山となり、その後氷河の侵食によって切り立った絶壁になったと言われています。

シドニー湾に突き出すように建設され、ヨットの帆が膨らんだように見える独創的なデザインは、オーストラリアのシンボル的存在。デザインはデンマークの建築家ヨーン・ウッツォンによるもので、着工から14年をかけて完成しました。

北京郊外を東から西へ、龍がはうように建設されています。全長は約6,000kmもあり、春秋戦国時代、異民族や隣国の襲来を防ぐために作られた土壁を、秦の始皇帝がつなぎ合わせ国境地帯を守ったことが始まりと言われています。

「街全体が博物館」とも称される古都トレド。古代ローマ、西ゴート王国、後ウマイヤ朝など様々な歴史を持ち、レコンキスタを経てキリスト教化した後も、イスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化が融合し今も残っています。画家エル・グレコが活躍した地としても有名で、スペイン・カトリックの大本山「トレド大聖堂」などがあります。

レオナルド・ダ・ヴィンチが15世紀末に描いた「最後の晩餐」。こちらはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に隣接するドメニコ会修道院の食堂の壁に描かれています。テンペラ画法の絵画は完成直後から劣化が進み何度も上書きされ、第二次世界大戦中には空爆も受け、ようやく1999年に修復されました。現在は保存のため拝観は予約制で、人数制限や入れ替え制を徹底。訪問の際には早めのご予約を。

ニューヨークのマンハッタンの沖合いにあるニューヨーク湾に浮かぶリバティ島。その島に立つ巨大な女神像で、アメリカ合衆国の誕生から100年目の1886年に、アメリカとフランス両国の変わらぬ友好を記念してフランスから寄贈されました。