長門市のおすすめ観光スポット15選

標高333mの高台に広がる大草原から、日本海を見渡せる景勝地。春には若草、秋にはススキなど四季折々の風景が美しい。一角にはキャンプ場がある。

浄土宗知恩院派の極楽寺。中心に高さ41cmの阿弥陀如来、両脇に高さ29cm観音菩薩の三尊が並ぶ金銅一光三尊立像は鎌倉時代に作られたもの。県の重要文化財に指定されている。

仙崎出身の童謡詩人、金子みすゞが仙崎八景として詩を残した小さな島。その詩は「あまりかわいい島だからここには惜しい島だから、貰ってゆくよ、綱つけて。」というもの。

高台に建つ大鳥居の上部に賽銭箱が設置され、頭上に賽銭を放るという珍しい形式。海岸まで鳥居が並ぶ参道は壮麗な雰囲気だ。赤・青・緑のコントラストが美しく、パワースポットとしても注目を集めている。

開湯は延喜16（916）年で千余年の歴史を誇る。共同浴場を中心に、30軒ほどある宿の多くが内湯をもたない温泉街本来の外湯スタイル。長期療養を目的とした湯治客を町ぐるみで支える。

大寧寺の住職が発見して以来、寺湯としての500年以上の伝統をもつ。共同浴場「恩湯」「礼湯」も、それにちなんで名付けられた。大きなホテルが多いが温泉街はひなびた雰囲気だ。

楊貴妃伝説が語り継がれ、安産、子宝、縁結びの寺として多くの参拝がある。境内には楊貴妃の墓と伝えられる五輪塔と、その菩提を弔うための重要文化財の本尊二尊仏があり、拝観できる。

北長門海岸国定公園を代表する景勝地。島の東部や北部、西部は奇岩怪石が連なりダイナミックな景観が広がる。北西部は「日本の渚百選」にも選ばれている。

漁港から届く新鮮な魚介類を販売。その場で炭火で焼いて食べられる店舗も備える。海の幸のほか、名物の長州黒かしわなども揃う。手作りで加工した干物を提供する食堂も評判。

もとは松並木が続く浜辺が見られる海岸だった。明治末頃から松の伐採が始まり、詩にはその寂しさが詠まれている。

応永17（1410）年、大内氏一族により創建。西の高野と称され、盛時は堂宇が立ち並んだが、現在は本堂、庫裡、開山堂、紫雲閣が残る。仏像や掛け軸を展示する歴史資料館がある。

日本の棚田百選に選ばれている景勝地。とくに田に水が入る5月中旬～6月上旬にかけて、棚田と夕日や漁火が織りなす風景は一段と美しく、撮影スポットとしても人気が高い。

元乃隅稲成神社から下ったところにある。運が良ければ、洞窟に波が打ち寄せ、海水が吹き出る現象が見られる。天に上る龍のように見えたことから名が付く。

シベリア・シリーズで有名な香月泰男の油絵、素描、版画、おもちゃなどを展示。常設展示のほか企画展も催される。玄関手前の銘文は俳優の緒形拳氏によるもの。

金子みすゞは大正後期から昭和初期に活躍した郷土出身の童謡詩人。記念館では遺稿集や当時の雑誌、みすゞの着物や写真などを展示する。記念館棟、金子文英堂、休憩室からなる。