ビーチリゾートだけじゃない!サイパンで歴史を感じる旅へ
日本から直行便で約3時間半で行けるビーチリゾート。のどかで自然豊かなサイパン島は世界有数の海の透明度を誇り、ダイビングやスノーケリングなどのマリンアクティビティが人気です。スペイン統治時代や日本統治時代、戦争時の面影が残されており、深い歴史を感じられるスポットも点在します。
- 時差
- +1時間
- 言語
- 英語、チャモロ語
- 通貨
- 1USD=約111円
- 気候
- 平均気温は約27度。乾季と雨季がありますが、年間を通じて気温はあまり変わらず、基本的に服装はTシャツに短パンでも大丈夫です。雨季の6月〜11月頃は、一日にスコールが数回ある程度です。乾季は日差しが強く、帽子やサングラスなどの日差し・日焼け対策をおすすめします。
サイパン島の沖にある、周囲約1.5kmの無人島。白い砂浜と、抜群の透明度の海を誇り、国立公園に指定されています。レストランやロッカーを完備したレストハウスがあるほか、ライフガードもいるので安心です。マリンスポーツを楽しんだり、ビーチで読書をしたり、ゆったりとした時間を過ごせます。
- アクセス
- 市街地ガラパンからボートで約15分
サイパン島の最北端にある岬で、正式名称は「プンタン・サバネタ」。高さ約80mの断崖絶壁にあり、現在は平和記念公園として整備され、見事な景色が見られるスポットとして人気です。太平洋戦争末期に多くの人が亡くなられた場所でもあり、多数の慰霊碑が建てられています。2005年には天皇・皇后両陛下が慰霊され、注目されました。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約20分
サイパン島北部に位置するマッピ山の崖下にある戦跡地です。日本軍が造ったトーチカという鉄筋コンクリート製の防御陣地があり、アメリカ軍の砲弾によって直径2mほどの穴が開いています。大砲や戦車の残骸もあり、激戦地であったことを体感できるスポット。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約20分
第二次世界大戦の戦没者を供養し、平和を祈るため1974年に建立された碑です。石碑は遺骨箱をかたどっており、台座の下には遺品が納められています。2005年に天皇皇后両陛下も訪問された場所です。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約20分
正式名称はチャモロ語で「鳥たちが眠る島」という意味を持つ「イスレタ・マイゴ・ファハン」。多くの海鳥の生息地となっている陸繋島です。人間は上陸することができない無人島ですが、対岸に整備された展望台からバードアイランドを望むことができます。撮影スポットとして人気であるほか、双眼鏡を持って行けばバードウォッチングやウミガメ観察も楽しむことができます。多くの日本人が移住していたころは、月見の名所として知られており、「月見島」とも呼ばれていました。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約25分
標高約475mある、サイパン島で一番高い山です。島の中央に位置しているため、サイパン島を360度見渡せる絶景スポット。展望台からは、マリアナブルーのラグーンに浮かんでいるマニャガハ島、天気の良い日にはテニアン島やロタ島まで望むことができます。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で20分
島の北部に位置する、世界的にも有名なダイビング・スノーケリングポイント。冬の時期は風や波の影響により潜れないことがあるので夏がおすすめです。116段もある心臓破りの階段を下りて水に潜ると、青くて暗い海に光が差し込み、光のカーテンなど幻想的な光景が広がります。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約25分
標高約250mある断崖絶壁。崖からは、青い海と濃い緑の素晴らしい景色が広がっています。第二次世界大戦に多くの人々がここで命を落とした場所でもあり、現在は平和公園として整備されていて、多数の慰霊と観音像が建っています。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約30分
サイパンにあるパワースポットのひとつ。終戦後に生き長らえたことを神に感謝するとしてマリア像が安置されたと言われています。良質の水に恵まれていない土地ですが、祭壇の手前にある井戸水は飲めるほどの真水であることから、奇跡を起こした聖水と伝えられています。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で20分
砂糖産業に貢献し"砂糖王"と呼ばれていた松江春次の功績を記念して1934年に造られた公園です。当時サトウキビの運搬に使われていた蒸気機関車や松江春次の銅像が園内にあります。彩帆(サイパン)香取神社の石碑もあり、日本統治時代の雰囲気が漂うスポット。
- アクセス
- Tギャラリアより徒歩約15分
サイパン島の南部に位置する南国ムードたっぷりのビーチ。珊瑚礁が美しく、ダイビングスポットとして人気で、スノーケリングも楽しめます。浅い海ですが、カラフルな魚をたくさん見ることができます。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で25分
東海岸のプロフィールビーチに佇む奇岩。波で浸食された岩の姿はその名の通り、まるで海を眺める老人の横顔のようです。この不思議な形をした岩には精霊が宿っているという伝説も残っています。
- アクセス
- 市街地ガラパン地区から車で約25分
第二次世界大戦時の旧日本軍弾薬庫跡がサイパン国際空港の近くにあります。当時の姿のまま残っており、天井には砲弾を運ぶために使われていたレールが付いたままです。サイパンの歴史を物語るスポットのひとつ。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約15分
島の北部にある「Saipan」オブジェ。「i」がマリアナ諸島で見られるサンゴ石の石柱群「ラッテ(タガ)・ストーン」のような形をしています。写真撮影におすすめのスポットです。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約25分
サイパン北部のジャングルの中にある神秘的な洞窟。「カラベラ」とはチャモロ語で骸骨を意味し、スペイン統治時代に牢獄として使われていた場所で、古代のサイパン先住民族の骸骨が積み重なるように葬られていたと伝えられています。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約30分
- アクセス
- Tギャラリアより徒歩約15分
北マリアナ諸島の歴史と文化を紹介する博物館。建物は日本統治時代だった1922年に建てられた日本病院跡を改築したもので、1998年に博物館としてオープンしました。スペインの難破船から引き上げられた壺や財宝、日本統治時代の生活様式の資料などがあり、サイパンの歴史を学ぶことができます。※現在改装中、2019年10月終了予定
自然保護区に指定されているサイパンの南東部にある島です。島まで地続きになっていて、まるで陸から切り離されたかのような姿。自然保護区の入り口までは車で行けますが、そこから先はジャングルの中をトレッキングする必要があるので、ガイド付きツアーに参加するのがおすすめです。崖を下りたところに、透明度の高い天然スイミングプールがあり、その近くには洞窟内プールもあります。
- アクセス
- 市街地ガラパン地区から車で約30分
スペイン統治時代に建てられましたが、太平洋戦争で倒壊してしまい、1949年に再建された北マリアナ諸島最大のカトリック教会です。日本統治時代には、この周辺にサトウキビ工場があり、サトウキビの豊作を願う神社もありました。このエリアは現在墓地になっていますが、カトリックのお墓や十字架が並ぶなか、当時の灯籠や鳥居が残されています。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約10分
両サイドが岬に囲まれているため、プライベートビーチ気分が味わえる小さなビーチ。遊泳には不向きですが、海の抜群の透明度と景色が美しく、週末に地元の人がバーベキューなどを楽しむスポットです。
- アクセス
- 市街地ガラパンより車で約20分
※この記事は2018/03/05に公開した内容を更新したものです。