愛媛県は「蛇口からみかんジュースが出る」という都市伝説が現実に! 道後温泉にある1970年代の食卓を再現したカフェ店に、異なる種類のみかんジュースが出てくる蛇口を20本設置。好みのジュースを自分で注ぎ、飲み比べを楽しめます。
愛媛県の都市伝説を具現したスタンドが誕生
道後温泉のアーケード商店街に、20種類のみかんジュースを蛇口から注いで楽しめるカフェ「愛媛の食卓1970」がオープンしました。みかんの生産量が多い愛媛県では1970年代頃から「蛇口からみかんジュースが出る」という都市伝説が流布されるようになりました。それを実現したのが同店。内装は当時の食卓をイメージし、台所と応接間の2つの空間が設けられています。
愛媛県は40品目以上の柑橘が栽培されているみかん王国。「愛媛の食卓1970」では蛇口から提供するすべてのジュースが愛媛産柑橘100%のストレート果汁という贅沢さ。県内の様々な生産者とタッグを組み、紅まどんな、甘平、ブラッドオレンジといった珍しい品種も取りそろえています。
同店の利用方法は、蛇口から自分で飲みたいジュースを注ぎ、レジでお会計するだけ。トレイは店舗の入り口付近に、カップは蛇口の脇に用意されています。ジュースを注ぐ20本の蛇口のほか、子ども向けの蛇口が3種類あり、家族でも楽しめます。価格は品種によって220~400円となっています。
イートインスペースで一服。焼き菓子やビールの提供も
イートインスペースは店舗手前側の蛇口とベンチを設置した食卓、テーブルやカウンターのある奥の応接間です。1人でさくっと1杯、もしくは家族や友人とゆっくりジュースの飲み比べ、などと目的によって選びましょう。
みかんジュースと一緒に楽しむフードとして、「おかあさんの英国風スコーン」(180円)、「おばあちゃんのまるぼうろ」(180円)が用意されています。
また、店内では「おとうさんの湯上がり生ビール」も300mlのデキャンタ(400円)にて提供。好みのみかんジュースにビールをプラスして、オリジナルのみかんビールを楽しむことができます。
「愛媛の食卓1970」の建っている道後商店街は「道後温泉」駅から温浴施設の「道後温泉本館」を結んでいます。周囲には素敵な宿泊施設もあるのでゆっくりと滞在し、散策してみてはいかがでしょうか。
愛媛の食卓1970
- 住所
- 愛媛県松山市道後湯之町12-30
- 営業時間
- 9:00〜19:00
- 定休日
- 不定休
- アクセス
- 【電車】路面電車「道後温泉」駅から徒歩約1分
- 詳細
- 「愛媛の食卓1970」公式サイト