日本気象株式会社は、北海道から鹿児島まで、およそ1,000カ所のソメイヨシノについて2024年1月10日に「第1回桜の開花・満開予想」を発表。高めの気温が予想される今シーズンを経て、平年並みか平年より早い開花を予想しています。
待ち遠しい桜の開花は全国的に早めを予測
「日本気象株式会社」が2024年1月10日に発表した「第1回桜の開花・満開予想」によると、今春の桜は全国的に平年並みか平年より早い開花となるとか。全国の開花予測は上のマップの通りです。
3月18日に高知で開花がスタートし、続いて九州、東海、関東甲信越でも続々と開花しはじめる予想となっています。この予測は北海道から鹿児島までおよそ1,000カ所のソメイヨシノについて、その花芽の状態を調査した独自データに基づくもの。桜の花芽は開花前年の夏につくられ、休眠と覚醒(休眠打破)、生長を経てようやく開花します。
花芽の覚醒率を表す「開花メーター」は、2024年1月3日時点で上表の通りです。
あの街の開花はいつ?全国の開花傾向は
主な都市の桜の開花・満開予想日は、上表の通りとなっています。北日本では平年並み、それ以外の地域では早めの予想です。
秋の気温が高かった今シーズン、休眠打破の時期は平年より遅くなる見込みだとか。とはいえ、休眠打破後の1月から3月にかけては比較的高めの気温が予測されるため、順調な成長により遅れを取り戻せると見込まれ、全国的に平年並みか平年より早い開花が予測されています。
高知は平年より4日早く、宮崎では3日早い開花を予想。東京の開花は平年より1日早く、昨年より9日遅い、3月22日ごろとなりそうです。
桜の開花予想に関わる情報は、無料サイト「お天気ナビゲータ 桜ナビ」や、3カ国語に対応した無料アプリ「桜のきもち」でも公開されています。ぜひチェックして、桜前線を追いかける旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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