群馬・浅間山麓の「鬼押出し園」は、4年ぶりに冬季営業を再開。積雪により形成された白と黒の絶景コントラストのなかで、初日の出や節分豆まき、スノーシュー体験などを楽しめます。
白と黒のコントラストが圧巻！冬の「鬼押出し園」
群馬県吾妻郡嬬恋村の「鬼押出し園」は、上信越国立公園の一部で、2016年には浅間山北嶺ジオパークにも認定。1783（天明3）年の浅間山噴火で流れ出た溶岩が織りなす景勝を楽しめる場所です。
そんな「鬼押出し園」では、この度4年ぶりに冬季の営業を再開。積雪を受けて、白と黒のコントラストに包まれるこの時期ならではの絶景とともに、季節のイベントやアクティビティを楽しめます。
元日には朝6:20より特別営業が開始され、浅間山観音堂の舞台から初日の出を礼拝することが可能。先着100名にノンアルコールの甘酒がふるまわれ、新年最初の運試しとしておみくじの頒布も。鐘楼堂では雄大な浅間山に向かっての鐘つき体験も叶います。
「鬼は外」はタブー！独特の節分やスノーシュー体験も
「鬼押出し園」では、鬼は鬼大師として崇められる存在。節分の日にも「鬼は外」はタブーです。2月3日の節分当日には、浅間山観音堂の舞台で落花生の配布も。標高1,300メートルの別天地から、「福はうち！」と大きなかけ声とともに、ダイナミックな豆まきを楽しめます。
さらに、積雪の白と溶岩の黒が非日常のコントラストを織りなす冬の「鬼押出し園」を満喫できるアクティビティがスノーシュー体験。現代版の「かんじき」ともいえるスノーシューを着用し、雪上散歩に出発です。強く壮大な景観を眺めながら、大自然の静寂に包まれるひとときは、まさに非日常の時間に。カップルやファミリー、わんちゃん連れでも参加できます。澄んだ空気を体いっぱいに吸い込めば、日頃のストレスも吹き飛んでしまいそう。
夏とはまったく異なる表情を見せる冬の「鬼押出し園」。異世界へと誘われる瞬間がここにあります。4年ぶりの再開となったこの機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
鬼押出し園
- 住所
- 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
- 入園料金
- 大人（中学生以上）700円、こども（小学生）500円
※障害者手帳をお持ちの方は受付にて提示。介護者は付き添い1名まで同料金（団体にも適用） - 冬期営業期間
- 2023年12月1日（金）～2024年3月31日（日）
※冬期営業期間中はレストランの営業はありません - 営業時間
- 8:00～17:00（最終入園16:30）※元日は6:20より営業開始（日の出時刻7:10頃）
※天候により変更する場合があります - 売店営業時間
- 9:00～16:00
※御朱印、お守りは浅間山観音堂授与所にて頒布 - 無料駐車場
- 乗用車750台・バス35台
- アクセス
- 【電車】北陸新幹線「軽井沢」駅からバスで約40分。しなの鉄道「中軽井沢」駅からバスで約30分、吾妻線「万座・鹿沢口」駅からバスで約25分
【車】上信越自動車道「碓氷軽井沢」ICより約45分、「小諸」ICより約50分
