「日の丸ウイスキー」をつくっている茨城県石岡市の「木内酒造・八郷蒸留所」に、ビジターセンターが2023年11月11日に開設。酒造の歴史やウイスキーづくりへのこだわりを紹介する展示コーナー、ウイスキーと自社製の生ハムを楽しめる飲食コーナー、これまでにリリースされた「日の丸ウイスキー」や限定ボトルを取りそろえるショップなどを備えています。「八郷蒸溜所」内の見学コースもリニューアルし、ツアーの開催日も以前より拡大します。
茨城県の歴史ある酒蔵「木内酒造」は、県産の古代麦・金子ゴールデンの栽培にはじまり、自社で「日の丸ウイスキー」を製造。独自のこだわりを込めたジャパニーズウイスキーをリリースしています。
その「日の丸ウイスキー」を製造する「八郷蒸溜所」に、2023年11月11日より付属施設としてビジターセンターが開業しました。「木内酒造」の歴史や、地域の環境に配慮した取り組みなどをパネル展示で紹介するコーナーを設け、よりジャパニーズウイスキーへの関心と理解が深まるスポットになっています。
同施設にはショップを備え、今までに販売された数量限定品を含む「日の丸ウイスキー」のラインナップがそろいます。ここでしか買えない限定ボトルも登場する予定です。
また、ショップで販売されるアイテムを飲食できるコーナーも完備。ウイスキーのほか、お土産にも適した自社製「常陸野ハム BARREL SMOKE」もいただくことができます。使用する豚肉は「八郷蒸留所」の隣にある「細谷ファーマーズ」に依頼したものを使用。ウイスキーの蒸留廃液を混ぜた飼料で育てた豚を買い入れて、ビジターセンター内で加工しています。仕上げには、ウイスキーを熟成させたオーク樽のチップでスモーク。「木内酒造」が目指す、地域での食の循環を具現化した自信作です。
「日の丸ウイスキー」の試飲付き見学ツアーが週5日に拡大
土・日・祝日限定で行っていた蒸留所内の「試飲付き見学ツアー」が、定休日以外のすべての曜日に拡大。ビジターセンターの開業にあわせ、蒸溜所内の見学コースもバージョンアップしました。製造工程ごとにわかりやすい解説パネルなどを設置し、日本語と英語の表記だけでなくQRコードをスマートフォンで読み取れば中国語や韓国語などでも解説を見ることが可能です。
ビジターセンターで受付を終え、蒸溜所へ向かうアプローチの道のりも、筑波山麓の自然を感じられるひととき。見学の最後にはテイスティングも用意されています。五感でジャパニーズウイスキーを体感できる「木内酒造・八郷蒸留所 ビジターセンター」へ足を運んでみませんか。
木内酒造・八郷蒸留所 ビジターセンター
- 住所
- 茨城県石岡市須釜1300
- 営業時間
- 10:00〜17:00
- 定休日
- 火・水曜日
- アクセス
- 【車】常磐道「土浦北」ICまたは「千代田石岡」ICより約20分
【電車】JR「石岡」駅よりタクシーで約30分 - 公式サイト
- 木内酒造・八郷蒸留所 ビジターセンター