「星野リゾート 西表島ホテル」では、夜のジャングルを体験するツアーや早朝の絶景クルーズなど、デイタイム以外での楽しみ方を多数提案。昼間には味わうことのできない島の魅力を伝えるとともに観光客の集中を分散させ、連泊を促すことで島の環境保護と地域経済振興をめざしています。
ナイトタイムコンテンツで島の魅力を体感
沖縄県八重山郡竹富町の「星野リゾート 西表島ホテル」は、島の美しい自然を守るため、環境負荷を軽減した運営をめざすエコツーリズムホテル。環境に配慮したホテル運営に加え、島の魅力を伝えるネイチャーツアーの実施や野生動物保護の取り組みを通し、世界自然遺産に登録された同地において、持続可能な観光の仕組みづくりに取り組んでいます。
そんな同ホテルでは、日没から日の出までに楽しめるナイトタイムコンテンツを拡充。早朝には「絶景早朝サガリバナクルーズ」や「早朝SUP」、「おめざめマングローブストレッチ」を実施しています。
夕方には「夕暮れマングローブカヤック」や「夕凪SLOW SUP」、「月ヶ浜サンセットタイム」を、夜には「ヤエヤマヒメボタル観賞ツアー」や「ナイトカヤック」に加え、今回新たにスタートした「夜の動物散策!ジャングルナイトツアー」で、昼間とはまた違う島の魅力を楽しむことが可能です。
観光客分散と連泊促進でSDGsな西表島観光を
この取り組みの背景にあるのは、昨今指摘されてきた西表島のオーバーツーリズム。観光客が人気エリアに集中することで自然環境が損なわれることが問題視されてきました。
また、西表島は石垣島から日帰りで訪れる観光客が多く、島内での宿泊が低調なことから、観光による地域経済への効果が期待できない点も課題となっていました。「星野リゾート 西表島ホテル」はこの2つの課題を克服するために、ナイトタイムエコノミー推進に着手しました。
昼間ではなく夜間や早朝の魅力を発信することで、観光客の訪問時間と場所を分散。自然環境への影響が懸念されるオーバーツーリズム解消をめざします。また、日帰りでは参加が難しい日没から早朝にかけてのコンテンツを充実させることで、島での滞在を促します。これにより、地域の経済効果を高めることも狙いです。
持続可能なエコツーリズムサイクルの確立をめざす「星野リゾート 西表島ホテル」のナイトタイムエコノミー推進。夜行性の動物と出会えたり、宿泊するからこそ持てる地域との接点により独自の生活や文化に深く触れられたりと、訪れるゲストにとっても良いことづくめです。世界遺産となった西表島の奥深い魅力に触れるためにも、ぜひ島でのステイを検討してみてはいかがでしょうか。
星野リゾート 西表島ホテル
- 住所
- 沖縄県八重山郡竹富町上原2-2
- 総部屋数
- 全139室
- アクセス
- 石垣港離島ターミナルより西表島上原港行きフェリーにて約45分、上原港から車で約10分