創業100周年、白州蒸溜所竣工50周年を迎えるサントリーは、山梨県北杜市の「サントリー白州蒸溜所」をリニューアルオープン。ものづくりの現場を体感できる2種のツアーもスタートしました。
リニューアルした「サントリー白州蒸溜所」
南アルプス甲斐駒ケ岳のふもと、広大な自然に囲まれ「森の蒸溜所」とも呼ばれる「サントリー白州蒸溜所」では、竣工50周年を迎え、主要施設を刷新。新しい姿で2023年10月2日より一般公開が開始されました。
日本の自然・風土に育まれ、つくり手の技によって生み出される、日本人ならではの繊細なウィスキーづくりや、ものづくりの現場である蒸溜所の魅力を体感できる施設となっています。
「白州蒸溜所」と「サントリー天然水 南アルプス白州工場」共通の玄関口として「ビジターセンター」を設け、オリジナルグッズを販売するショップも併設。竣工当時より設けている「バードサンクチュアリ」では、同社の野鳥保護の取り組みと、豊かな白州の自然を身近に感じられるよう、鳥の声を聞ける集音器や展示などが新設されました。
「セントラルハウス」には、壁一面の窓越しに「白州の森」が広がる「テイスティングラウンジ」や、ライフスタイルグッズを扱う「セントラルハウスGift Shop」を設置。希少なウイスキーのテイスティングやフードペアリング、オリジナルグッズ購入などが叶います。
2つの新見学ツアーでものづくりの現場を目撃
水や気候などの自然条件に加え、発酵槽や蒸留釜といった設備の違いにより、唯一無二の個性を持つ原酒を生み出し続けている同蒸溜所。そのものづくりの現場に触れられる2つの見学ツアーも事前予約・抽選制にて新たにスタートしています(20歳未満の方はご参加いただけません)。
所要時間約90分、3,000円で参加できる「白州蒸溜所 ものづくりツアー」では、ウイスキーの製造工程を見学。蒸溜所ならではの香りや温度を体感できます。「サントリーシングルモルトウイスキー白州」や希少な「モルトウイスキー原酒」、「白州森香るハイボール」のテイスティングも可能。終了後には「白州オリジナルテイスティンググラス」を持ち帰れます。
ワンランク上の体験が叶う「白州蒸溜所 ものづくりツアー プレミアム」は、所要時間約130分、参加費5,000円。同ツアーでしか立ち寄れない製造エリアや、貯蔵庫内での特別なテイスティングを通して、白州蒸溜所ならではのつくり手のこだわりや、自然環境をじっくりと見学できます。テイスティングは「白州12年」や希少な「モルトウイスキー原酒」、お土産には「白州オリジナルテイスティンググラス」と「グラスホルダー」が提供されます。
南アルプスの大自然と共生しながら、繊細な匠の技で唯一無二のものづくりを続ける「サントリー白州蒸溜所」。四季折々の姿を見せる、周辺の自然も楽しみの一つです。リニューアルしたこの機会に、訪れてみてはいかがでしょうか。
サントリー白州蒸溜所
- 住所
- 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
- 料金
- 入場無料(要予約・各ツアーは有料 ※抽選)
- 営業時間
- 9:30〜16:30(最終入場 16:00)
- アクセス
- 【電車】JR中央本線「小淵沢」駅よりシャトルバス(期間限定)約20分、タクシー約15分
【車】中央自動車道「小淵沢」ICより約20分