和歌山県白浜町に広がるビーチ「白良浜(しららはま)」で2023年10月28日から2024年2月29日までの約4カ月間、砂浜を光と音で彩るライトアッププロジェクト「SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe」が開催されます。オフシーズンの海岸線で行われる一風変わったライトアップイベントで、会場ではTシャツアート展やアカペラライブ、年越し花火など様々な関連企画も予定されています。
秋冬の海を彩るカラフルな光と音に酔いしれよう
白良浜は海水浴など「夏」のイメージが強い場所ですが、オフシーズン中も散策に訪れてほしいと白浜温泉旅館協同組合や南紀白浜観光協会、地元企業などが大規模なライトアップイベントを企画。秋から冬の終わりまでの125日間、延長620mの白い砂浜が光と音に彩られます。
期間中は夕暮れのマジックアワーからナイトタイムにかけて、光に合わせてゆったりとしたアンビエントミュージック(=環境音楽)による演出が行われるほか、15分ごとにアップテンポな音楽とカラフルな照明が会場を盛り上げます。
同イベントのテーマ「Light up!」には「ライトを点灯する」といった本来の意味に加えて、訪れた人や地元の人たちが楽しく生き生きと輝けるようにという願いを込めたとのこと。イベント初日の10月28日は17:30から点灯が始まる予定で、少し肌寒くなってきた秋の海辺がロマンチックな景色に包まれます。
白良浜を楽しむ関連企画も続々!
初日の10月28日は点灯式だけではなく、「白良浜ハロウィンナイト」と銘打ったイベントも開かれます。スタンプラリーやダンスイベント、仮装コンテストなどが予定されていて、観光客や地元の人たちが一緒に楽しめる一日になりそうです。
11月3~6日は、福祉、アート、観光を組み合わせたバリアフリーアートイベント「白良浜deひらひらTシャツアート展」が開催されます。全国から募集した絵画、イラスト、写真、書などの作品をそれぞれ胸元に印刷したオリジナルTシャツが、洗濯物を干すように砂浜に展示。イベント期間中は砂浜にビーチマットが設置されるため、車いすやベビーカーで訪れる人も安心です。
また、初日の11月3日は、Tシャツ製作時に出る端切れを活用したワークショップなども開かれるとのこと。
11月11日は19:30から白良浜の特設会場で、神戸発の女性アカペラグループ「Queen's Tears Honey(クイーンズ ティアーズ ハニー)」のライブコンサートが開催されます。イルミネーションの明かりに包まれながら、ムーディーなアカペラを堪能できる夜になりそうです。入場無料で、荒天の場合は翌12日に順延されます。
大みそかの12月31日は、会場で年越しの「カウントダウン花火」が打ち上げられます。夜空を彩る花火と砂浜を照らすライトアップの幻想的な競演は、一年の締めくくりにぴったりの思い出になるでしょう。当日は紀州南高梅が入った年越しそば1,000食が無料で振る舞われる予定です。
関西有数の観光地である南紀白浜の新たな一面を求めて、この秋冬は光に照らされた夜の白良浜を散策してみてはいかがでしょうか?
白良浜シーサイドイルミネーションSHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe
- 会場
- 白良浜海水浴場
- 開催期間
- 2023年10月28日~2024年2月29日
- 時間
- 17:30~ 22:00、15分ごとに約3分間(予定)
- アクセス
- 【電車】JR紀勢本線「白浜」駅から車で約15分
【車】紀勢自動車道「南紀白浜」ICから約15分
【バス】最寄バス停「白良浜」下車徒歩すぐ
※会場周辺は交通規制が行われます。 - 詳細
- 「SHIRARAHAMA LIGHT PARADE by FeStA LuCe」公式サイト