「雨庵 金沢」「ザ・スクエアホテル」「ロワジール」「チサン」など17のブランドを持ち、国内64カ所、海外1カ所で宿泊施設などを運営するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社が、2023年春に同社初となる温泉宿「嬉野温泉 ホテル桜」を佐賀県の嬉野温泉に既存施設をリブランドして開業します。
嬉野温泉の情緒と現代を融合させたモダンな空間
奈良時代初期に編纂されたといわれる『肥前国風土記』に記載されるほど古い歴史を持つ、佐賀県の嬉野温泉。江戸時代から長崎街道の宿場町として栄え、現代も九州を代表する温泉街です。また、「嬉野茶」や「肥前吉田焼」などの伝統文化が残り、レトロな雰囲気が残る魅力的な街並みや「日本三大美肌の湯」に選ばれた良質な温泉が湧くことで広く知られています。
「嬉野温泉 ホテル桜」では、こうした嬉野温泉の特徴を館内の施設などに取り入れ、モダンな個性ある空間を作り上げています。若い世代には斬新に、高齢の世代には懐かしさを感じるような、幅広い世代の宿泊客の感性にふれる温泉宿です。
最上階の大浴場でアート作品を眺めながら「日本三大美肌の湯」を満喫
嬉野温泉に湧く湯は、ぬめりがあり、ナトリウムが多く含まれる重曹泉。角質化した肌をなめらかにし、湯上りは、みずみずしい肌によみがえらせるといわれています。また、飲用としては、胃腸や肝臓などの機能を活性化させる効果も期待されるほか、この温泉水を使って豆腐を煮た料理「温泉湯どうふ」は、嬉野温泉の名物として知られる一品です。
同ホテルでは、宿泊客がこの「美肌の湯」を最大限に楽しめるようにと、最上階に大浴場を設置。内風呂には歓楽街として栄えた嬉野をイメージしたタイルアートを施しており、昔の嬉野温泉の情景を現代風にアレンジしたアートを眺めながら「美肌の湯」に浸かり、旅や日常の疲れを癒すことができます。
嬉野温泉の伝統と文化、現代の感覚を融合させた個性的な作りの空間で、あらゆる世代の宿泊客に嬉野温泉の魅力を発信する宿としてリブランドする「嬉野温泉 ホテル桜」。新感覚の空間で温泉を満喫してみてはいかがでしょうか。
嬉野温泉 ホテル桜
- 住所
- 佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙1021
- 総客室数
- 57室
- アクセス
- 「嬉野」ICより車で約5分、「長崎空港」より車で約40分