色彩と光の幻想世界!山形県の銀山温泉で「千年廻廊 2022」が開催

銀山温泉街全体がプロジェクションマッピングで光に包まれます

山形県の銀山温泉で色彩と光の幻想世界「千年廻廊 2022」が、2022年12月4日まで開催中です。同イベントは今年で第3回となる大人気企画。ガス灯の灯るレトロな温泉街が、色とりどりのプロジェクションマッピングによって美しく彩られます。

銀山温泉は、大正末期から昭和初期に建てられた旅館が軒を連ねるノスタルジックな温泉街で、どこか懐かしくどこか新しい、映画の世界に入り込んだような風情ある街並み。昼と夜で異なる表情を楽しみながら、カランコロンと下駄を鳴らして歩けば、時空を旅するような非日常感が味わえます。
 

色彩と光がノスタルジックに演出する大正浪漫の世界

大正浪漫あふれるノスタルジックな銀山温泉

銀山温泉の名は、江戸時代初期に銀を採掘した「延沢銀山」に由来します。閉山してからも湯治場として利用され、大正末期から昭和初期には木造多層構造の旅館が銀山川の両岸に軒を連ねました。昭和60年には「延沢銀山遺跡」として国の史跡に指定され、翌年には景観を守るための「銀山温泉家並保存条例」が制定されるなど、風情あるノスタルジックな街並みが大切に受け継がれている温泉地です。

その温泉街全体がプロジェクションマッピングによって幻想空間へと変貌する「千年廻廊 2022」。人気企画のため入場は完全事前予約制ですが、12月4日までの開催期間中、銀山温泉に宿泊していれば、無料で参加することができます。

 

艶やかなプロジェクションマッピングが創造する幻想空間

水面を彩る「水と光の舞踏会」

日没後、漆黒の闇に包まれた山間に、忽然と現れる光の空間。自然に囲まれた昼間の景色とは打って変わり、街全体がプロジェクションマッピングに彩られた光の幻想空間に姿を変えます。

温泉街の中心を流れる銀山川の水面は夜の訪れによってスクリーンとなり、幾何学模様を描いた「水と光の舞踏会」や、遊歩道をカラフルに彩る「虹の架け橋」、幻の世界へと誘うプロジェクションマッピング「いにしえの遊季」など、次々と現れる色彩と光の演舞を演出。滝の手前では、銀山温泉の歴史を辿るスライドショー「銀山浪漫」が上映されており、江戸時代から続く銀山温泉の歴史に触れることができます。
 

 

白銀の滝を光で演出した「白銀の七彩変化」

どこを切り取ってもフォトジェニックな「千年廻廊」。そのクライマックスは、一番奥に位置する「白銀の滝」です。ゴウゴウと流れ落ちる水しぶきの音と、色鮮やかにライトアップされた光の融合。大正浪漫のレトロな街並みとはまた一味違った、大自然の迫力を感じることができるでしょう。

食べ歩きや足湯を楽しみながらアートまで堪能できる「千年廻廊 2022」。秋の夜長にぴったりのアートイベントで、色彩と光が織りなすロマンチックな夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

銀山温泉「千年廻廊 2022」

住所
山形県尾花沢市上柳渡戸364-3
料金
大人:オンライン事前購入1,000円/当日券1,500円
学生(小学生~高校生):オンライン事前購入・当日券500円
未就学児:無料
※入場料にはシャトルバスの料金を含む
※期間中、銀山温泉に宿泊の場合はチケット不要
営業時間
17:00~21:00
アクセス
【電車】JR「大石田」駅より「はながさバス」で「陶芸センター」下車、大正ろまん館で受付
【車】「大正ろまん館」駐車場を利用
詳細
「千年廻廊 2022」公式サイト

 

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