松江城周辺がライトアップされるイベント「松江水燈路」が、今年約3年ぶりに開催されます。開催期間は、2022年9月23日~10月16日の土・日・祝日の計10日間。築400年を超える国宝・松江城と江戸時代から続く町並みが無数の行燈(あんどん)や光のオブジェに照らし出される光景に、昔にタイムスリップしたような感覚を味わえます。
遊覧船の運航や松江城の登閣で楽しむ幻想的な夜
松江水燈路は、松江ライトアップキャラバン(事務局:一般社団法人 松江観光協会内)が主催する光のイベント。松江城、塩見縄手通り、松江堀川地ビール館(ふれあい広場)に行燈が設置され、光と影が織りなす城下町の幻想的な風景を楽しめます。
開催20回目の節目の年にあたる今回の「水燈路」の目玉は、1年でこの時だけの堀川遊覧船の夜間運航。船上から、風情ある街並みや水燈路行燈のゆらぎや数々の行燈といったライトアップを眺めるスペシャルな体験ができます。ゆっくりと堀川を進む遊覧船から、行燈のほのかな光に照らされた夜の塩見縄手を楽しみましょう。
松江城周辺のライトアップや、松江城の夜間登閣も注目のポイント。天守閣から城下町の美しい夜景を眺めることができます。
そのほか参加型の手作り行燈コンテストや行燈づくりワークショップも開催予定。松江堀川ふれあい広場と松江城馬溜りでは屋台の出店や特別企画もあり、参加型イベントも盛りだくさんとなっています。松江歴史館のライトアップや、小泉八雲記念館・武家屋敷の開館時間延長、小泉八雲旧居での演奏会・書道パフォーマンスもあり、散策がてら立ち寄ってみるのもおすすめです。
松江城や塩見縄手周辺が、城下町・松江の秋にふさわしい「静かな光」「希望の光」で彩られる「松江水燈路」。松江の市民が行燈を手作りしたり、ボランティアで参加するなど、地域一丸となってイベントを盛り上げていて、松江の伝統文化になりつつあるイベントです。この秋は、幻想的な風景を楽しめる「松江水燈路」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
松江水燈路
- 行燈設置エリア
- 松江城、塩見縄手通り、松江堀川地ビール館(ふれあい広場)
- 料金
- 無料
- 開催期間
- 2022年9月23日~10月16日の土・日・祝日(9/23・24・25、10/1・2・8・9・10・15・16の10日間)
- 開催時間
- 18:00~21:00
- 詳細
- 松江観光協会 公式サイト