スーパーホテル「プラスチック廃棄物の削減」を目的に一部アメニティ提供方法を変更

「LOHAS」をホテル運営の基本コンセプトとするスーパーホテルは、日本全国だけでなく海外にも拠点を持つホテルチェーンです。現在、国内169店舗、海外2店舗を運営しています。

「LOHAS」とは、lifestyles of Health and Sustainabilityの略で、健康的で持続可能なライフスタイルを意味します。人にも地球にもやさしいサービスを提供するスーパーホテルでは今回、プラスチック廃棄物の削減を目的に、一部アメニティの提供方法を変更しました。

プラスチック廃棄物の削減を目的とした取り組み

フロントロビーに設置された歯ブラシ・かみそり・お茶

持続可能な開発目標(SDGs)を支援するスーパーホテルでは、「SDGs」の目標達成に向けた取り組みとして、これまで客室に設置していたプラスチック製アメニティの設置を取りやめました。客室内の設置取り止めの対象となるのは、歯ブラシやカミソリなど。希望する宿泊客は、フロントロビーに設置されたブースから、必要な分だけ受け取る仕組みに変更となります。

この取り組みは、2022年4月1日より施行される「プラスチック資源循環促進法」をきっかけに開始。マイ歯ブラシやマイカミソリの持参を促進し、プラスチック廃棄物の削減を目的としています。

また、この取り組みの開始と同時に、以前から実施していた「エコひいき活動」の一部を変更。「歯ブラシの返納」や「マイ箸の持参」を申告すると、地域のお菓子などと交換する活動をしていましたが、終了となりました。

なお、連泊時に清掃不要を申し出た宿泊者を対象に、「ミネラルウォーター1本をプレゼント」する活動は継続しています。
清掃不要を申し出ることで、客室清掃1回あたりに必要な水約7リットルと、リネン洗濯に必要な水約14リットルの削減が可能。連泊する宿泊者の40%近くが申し出ているとのことです。

「持続可能なライフスタイル」を提案するスーパーホテル

ベッドメイキングをするホテルスタッフ

スーパーホテルは、Natural、 Organic、 Smartな体験の提供を目指しています。Naturalとは、内装に珪藻土(けいそうど)などの自然素材を使用し、心地よい空間をつくることを意味しています。Organicとは、有機野菜をつかったオーガニック朝食をはじめ、からだの内外から健康を目指すこと。Smartとは、シンプルな内装やおもてなしで、地球と人にやさしい時間を提供することを意味しています。

また、国内169店舗、海外2店舗の拠点をもつスーパーホテルは、大浴場や天然温泉を設けている施設が多いのも特徴です。

リーズナブルな料金と、地球環境に配慮したサービスの提供で宿泊客をおもてなしするスーパーホテル。次回のホテルステイで利用してみるのはいかがでしょうか?

 
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