水戸・偕楽園が光のアート空間に!「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」開催中

チームラボ 偕楽園 光の祭 2022

茨城県水戸市にある偕楽園で、アート集団チームラボによるアートイベント「チームラボ 偕楽園 光の祭 2022」が開催されています。園内の梅林や大杉森といった自然そのものを、光のアートへと変えるプロジェクト。夜の偕楽園を幻想的に彩る作品が展示されています。会期は2022年3月31日まで。園内の梅も見ごろを迎え、甘い香りとともに来園者を迎えます。

 

開園180年を迎える偕楽園で繰り広げられる、壮大なデジタルアート

「生命は連続する光-梅林」

「チームラボ 偕楽園 光の祭2022」の舞台となっている偕楽園は、金沢の兼六園、岡山の後楽園とならぶ日本三名園のひとつ。江戸時代に水戸藩9代藩主・徳川斉昭(なりあき)によって造成された借景式庭園で、国の史跡および名勝に指定されています。

梅の名所としても広く知られる偕楽園。園内に植えられた約100品種、3,000本の梅が早春を彩ります。早咲き、中咲き、遅咲きと品種によって開花時期が異なり、長い期間にわたって梅の花を楽しめるのも魅力。

 

「Walk, Walk, Walk-孟宗竹林」

今回のアートプロジェクトを手がけるチームラボは、デジタル技術を活用した作品で知られるアート集団。「自然そのものが自然のままアートになる」という考えのもと「Digitized Nature」プロジェクトを行っています。

長い年月をかけてつくられた自然の造形を活かすことで時間や生命の連続性を表現しており、本展においても偕楽園の自然を舞台に「Digitized Nature」の魅力が発揮されています。

 

園内を彩るインタラクティブなアート作品を紹介。今年は新作も登場!

「増殖する生命の巨木-太郎杉」

開催2回目となる2022年は、無数の光の線がうごめき続ける新作「我々の中にある火花」を初公開。また樹齢約800年の巨木に花が咲いては散る「増殖する生命の巨木-太郎杉」や、孟宗竹林に沿って多様な肖像群が歩き続ける「Walk, Walk, Walk-孟宗竹林」など、変化し続ける映像が訪れた人を幻想的な世界へといざないます。

 

「自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森」

こちらは老杉がそびえる大杉森に卵形のオブジェが並ぶ「自立しつつも呼応する生命と呼応する大杉森」。オブジェは風に吹かれたり、人の手で押された刺激を受けたりしながら光の色を変え、周辺の木々もそれに呼応するように色を変えていきます。

人々の存在によって作品が変化するインタラクティブ(双方向の)アート。見る人と作品との境界が溶け合うような感覚を演出し、五感を刺激します。
 

「呼応する松とつつじ」

ほかにも約1,500本の梅の木が光を放つ「生命は連続する光-梅林」や、樹齢約300年の霧島ツツジが光り輝く「呼応する松とつつじ」など、偕楽園の自然をそのまま活かしたインタラクティブアートが春の夜を彩ります。広大な園内で繰り広げられるアートの世界を、存分に堪能しましょう。

 

チームラボ 偕楽園 光の祭 2022

住所
茨城県水戸市常磐町1
料金
大人:1,800円
中高校生:800円
小学生以下:無料
営業時間
18:00~20:30(最終入場20:00)
アクセス
【車】常磐自動車道水戸I.Cより約20分/北関東自動車道茨城町東I.Cより約20分/北関東自動車道水戸南I.Cより約20分
【電車】JR常磐線水戸駅北口より偕楽園行きバスで約20分、「偕楽園東門」「偕楽園前」「偕楽園」「千波湖」下車、徒歩3~10分
詳細
チームラボ 偕楽園 光の祭 2022 公式サイト
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