兵庫県の六甲山に建つ「六甲オルゴールミュージアム」は、19世紀後半~20世紀初頭に欧米で親しまれていたオルゴールなどの自動演奏楽器を所蔵・演奏する博物館です。2021年7月16日に、「ROKKO森の音(ね)ミュージアム」としてリニューアルオープンすることが発表されました。
「SIKIガーデン~音の散策路~」で、六甲山の自然と音の調和を楽しもう
今回の「ROKKO森の音(ね)ミュージアム」のリニューアルオープンでは、“森の音(ね)「=心に届くメッセージ」を受けて優しくなれるミュージアム”をコンセプトに、六甲山の自然と調和を図る庭「SIKIガーデン~音の散策路~」を造成。
オルゴールの展示・演奏を楽しめるのはもちろんのこと、自然に包まれながら心地良い時間を過ごせるスポットとなっています。
六甲山の四季折々の自然の表情を楽しめる「SIKIガーデン」では、音にちなんだ野外展示を楽しめるほか、音楽家による野外コンサートも実施されます。
座ると自動的に音楽が流れる「音のベンチ」のほか、ハンモックやウッドデッキもあり、居心地の良い空間に浸れます。
そのほか、骨組みのない透明の幕のみで仕切られた「SIKIドーム」も。プライベートな空間でゆったりくつろげます。
冬には、日本初となる「ウィンターガーデン」の造成も予定しています。
「森の音ホール」では、アンティーク・オルゴールなどを展示するほか、コレクションによる「演奏家のいないコンサート」を毎日実施。以前15分間だったコンサートは、リニューアルによって30分間に延長。椅子に座ってリラックスしながら、音色にじっくり耳をすませましょう。
また、「神戸オルゴールスタジオ」では、オルゴールの組立体験をすることもできます。自分だけの音色に仕上がるオルゴールは、旅行の思い出の品としてもぴったりです。
そのほかお土産を購入するなら、オルゴールはもちろん、天然木・音をモチーフとした雑貨やくつろぎグッズなどがそろう「ミュージアムショップ時音」もおすすめです。
なお、旧シュトラウス・カフェをリニューアルした「森のCafé」では、ワンプレートランチやセミセルフ式のコーヒーなどを楽しめます。ちなみに飲食メニューは、SIKIガーデン内のテラス席でいただくことも可能。緑いっぱいの開放的な空間でいただくメニューが格別です。
六甲山の豊かな自然環境を活かしたリニューアルオープンによって、コロナ禍でも気兼ねなく心地良い時間を過ごせる施設に生まれ変わった「ROKKO森の音(ね)ミュージアム」。
ぜひこの機会に、六甲の森で音に包まれるような、やさしい居心地を体験してみてください。
※工事のため、6月21日~7月1日は臨時休業を予定しています。最新情報はホームページをご覧ください。
ROKKO森の音ミュージアム
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
- 料金
- 大人(中学生以上) 1,050円
小人(4歳~小学生) 530円 - 営業時間
- 10:00~17:00 (16:20受付終了)
休館日:毎週木曜日(※7/22~8/26、9/16~11/18の期間を除く) - アクセス
- 阪神御影駅・JR六甲道駅・阪急六甲駅より神戸市バス16・106系統に乗車→六甲ケーブルに乗車→六甲山上バスに乗車→「ミュージアム前」にて下車
- 詳細
- 六甲オルゴールミュージアム 公式サイト