提供:金沢日和
全面復旧後、初の企画展。「線ーライン」を通じて、自己と他者、過去と現在を探求するアートな時間を楽しもう。
今年で20周年を迎える『金沢21世紀美術館』。子どもから大人まで、金沢市民はもちろんのこと、県内・県外・海外からも高い評価を得るアートスポットとして知られている。
観光地として人気の同館だが、令和6年1月に発生した震災により一部の建物が被災し、閉鎖中の施設もある。そんな同館の全面復旧後初の企画展「ラインズー意識を流れに合わせる」が、6月22日(土)~10月14日(月・祝)に開催される。
本企画展は、開館当時から21美が収集してきたコレクションに焦点をあてたもので、現在4,200点に達した収蔵品の中から今回のテーマに相応しいものを含め展示している。
線の持つさまざまな側面が、私たちの生活や人間関係をどのように形作っているのかを探求。芸術家たちが作品制作の基本要素として線をどのように使っているのか、線がどのように意味、動き、感情を伝えるのかを、作品を通して思考を巡らす場となりそうだ。
現代アフリカ美術を代表する彫刻家「エル・アナツイ」の作品『パースペクティブス』や、ネオンシリーズで知られる「横山奈美」の『Shape of Your Words[in India 2023/8.1-8.19]』など、自身の目で見たい作品が並ぶ。今年で20周年を迎え、全面復旧後初のこちらの企画展覧会に足を運んでみよう。
「ラインズー意識を流れに合わせる」
- 期間
- [開催中]2024年6月22日(土)〜10月14日(月・祝)
- 時間
- 10:00〜18:00
※金曜、土曜は20:00まで
※入場は閉場の30分前まで - 休日
- 月曜(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日、10月14日は開場)
※7月16日、8月13日、9月17日、9月24日は休み - 料金
- 一般 1,200円(1,000円)
大学生 800円(600円)
小中高生 400円(300円)
65歳以上の方 1,000円
※本展観覧券は同時開催中の「コレクション展」との共通券
※( )内はWEB販売料金と団体料金(20名以上)
※当日窓口販売は閉場の30分前まで - 場所
- 金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
- 公式サイト
- 「ラインズー意識を流れに合わせる」
- 問い合わせ先
- 金沢21世紀美術館
電話番号/076-220-2800
※掲載されている情報は、時間の経過により実際と異なる場合があります。
※この記事は、2024年6月「金沢日和」で公開された記事を転載したものです。