提供:金沢日和
自然豊かな景観が今もなお残る白山麓や加賀海岸、九谷焼や山中漆器などの伝統工芸、4つの温泉地からなる加賀温泉郷など、石川県南部には観光名所や見所が満載。ソウル・上海・台湾といった国際線も発着する空の玄関口・小松空港に加えて、2024年春頃に北陸新幹線の金沢(石川県)-敦賀(福井県)間の開通を予定しており、交通の便がますます良くなる。
なお、このエリアには薔薇やひまわりの絵で有名な日本画の巨匠・中川一政をはじめ、九谷焼にまつわる美術館・博物館など、芸術系の文化施設が充実。観光名所を巡る際にぜひ参考にしてほしい。
小松市立本陣記念美術館
名建築家・黒川紀章氏設計の美術館。
小松市出身の銀行家・故本陣甚一氏が収集した美術品を展示・収蔵。近現代日本画と古九谷をはじめとする東洋陶磁器や茶道具を中心に、油彩画、漆工、金工など1,000余点を所蔵する。
- 住所
- 石川県小松市丸の内公園町19
- TEL
- 0761-22-3384
- 関連サイト
- 小松市立本陣記念美術館
石川県九谷焼美術館
江戸前期以来の九谷焼の歴史を目の当たりにできる。
江戸前期以来の伝統を誇る古九谷を中心に、その様式を継承した吉田屋窯や松山窯などを展示。3つの展示室では作品の様式に合わせ、雰囲気を変えている。
- 住所
- 石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13
- TEL
- 0761-72-7466
- 関連サイト
- 石川県九谷焼美術館
宮本三郎美術館
昭和の日本洋画家・宮本三郎氏の美術館。
昭和の日本洋画界に多大な影響を与えた宮本三郎画伯の生誕の地、小松に2000年開館。戦前、戦中、戦後と多様な表現に取り組んできた氏の油彩画やデッサンを目当てに多くのファンが訪れる。
- 住所
- 石川県小松市小馬出町5
- TEL
- 0761-20-3600
- 関連サイト
- 宮本三郎美術館
松任中川一政記念美術館
薔薇やひまわりの絵で有名な日本画の巨匠の美術館。
日本洋画壇の巨匠、中川一政の作品をテーマ展などを通し紹介する美術館。油彩、岩彩、書、陶器などの幅広い作品から、中川一政の創作に対する情熱を感じることができる。
- 住所
- 石川県白山市旭町61-1
- TEL
- 076-275-7532
- 関連サイト
- 松任中川一政記念美術館
※この記事は、2023年5月15日に「金沢日和」で公開された記事を転載したものです。