​​大人気アニメ『しかのこのこのここしたんたん』EDで話題!奈良公園で聖地巡礼

SNSで大注目のアニメ『しかのこのこのここしたんたん』。中毒性のあるオープニング映像のフレーズとダンスが話題の、鹿にフィーチャーした今までにないコメディアニメです。

作品の舞台は東京・日野ですが、エンディング映像(以下ED)は奈良公園の鹿を中心とした映像で、観光ついでに立ち寄りたい聖地がたくさん。『しかのこのこのここしたんたん』のEDに登場する、奈良公園内のおすすめスポットをご紹介します。

 

 

SNSで話題『しかのこのこのここしたんたん』とは?

人気イラストレーター・おしおしおが原作を手掛けるTVアニメ『しかのこのこのここしたんたん』。主人公は憧れの存在として学校中から慕われている才色兼備な優等生・虎視虎子(こし とらこ)。ですが、ある朝、電線にツノが引っかかった不思議な少女、鹿乃子のこ(しかのこ のこ)と出会い、実は元ヤンであることを見抜かれてしまいます。

さらに、偶然にも虎子と同じクラスに転校してきたのこは、謎の部活「シカ部」を発足。のこのお世話係として(半強制的に)入部させられた虎子とのこの、ハートフルな日常を描いています。

 

謎すぎる設定と終始ハイテンションで進んでいくストーリーはもちろん、OPテーマのつい口ずさんでしまう「しかのこのこのここしたんたん」のフレーズとダンスがSNSで大バズリ!

公式TikTokアカウントに投稿された虎視虎子がOPダンスを踊る「OPテーマイントロ耐久」動画は、約2,400万回再生、約150万いいね(2024年8月現在)と空前の大ブームを巻き起こしています。

 

あわせて注目されているのが、「ほぼ奈良公園のPR動画じゃないか」とまで言われるED。アニメの舞台こそ東京・日野ですが、テレビアニメ化の際に奈良県マスコットキャラクター・せんとくんが喜びのコメントをするほど、奈良県民イチオシのアニメです。

 

奈良公園で聖地巡礼!おすすめスポット4選

鹿乃子のこの大好物「鹿せんべい」をあげてみよう

鹿乃子のこの大好物である「鹿せんべい」。EDでは鹿せんべい作りが取り上げられていました。奈良公園では、園内で購入した鹿せんべい(200円)を鹿にあげることができます。

鹿せんべいは、園内の道端や参道脇にある露店、茶屋、土産物屋などで購入可能。春日大社内の鹿苑(ろくえん)と、春日大社の国宝殿前には鹿せんべいの自動販売機「I LOVE シカ 自動販売機」もあり、お店が閉まっている時間でも気軽に購入できます。

鹿せんべいを持っているだけで、鹿乃子のこのように鹿たちがわらわらと大集合! 想像以上に押し寄せてくるので、怪我をしないよう注意しながらあげましょう。

 

東大寺 二月堂

東大寺の境内の中でも一際高いところに位置する、国宝「二月堂」。毎年3月1〜14日の間に行われる「お水取り」で有名で、お水取りが終わると古都に春が訪れると言われています。このお水取りが旧暦の2月に行われていたことから、二月堂と呼ばれるように。

二月堂の見どころのひとつが絶景。特に回廊から眺める景色が見事で、大仏殿や堂塔、奈良の街並み、遠くに生駒山まで一望できます。また、第1話のアイキャッチとしても登場する東大寺中門も合わせて訪れてみては。

 

興福寺 五重塔

法相宗の大本山であり、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されている「興福寺」。三重塔や北円堂、東金堂など国宝指定の建造物が点在し、中でも興福寺のシンボルであり、古都奈良の象徴する塔として知られているのが五重塔です。

高さ50.937mの木造建築で、現在の塔は1426(応永33)年ごろに再建されたもの。夜はライトアップが行われ、日中とは異なる幻想的な光景が広がります。

2023年7月より約120年ぶりとなる大規模な保存修理工事を行っており、2024年8月現在、塔全体が素屋根(工事用の覆屋)に覆われているため、残念ながら見ることはできません。工事完了予定はなんと2031年! 塔を見ることはかなわないものの、近くまでは行けるので、EDの雰囲気を味わってみては。

また、第1話のアイキャッチでは、虎視虎子と鹿乃子のこが五重塔をバックに記念撮影している様子が描かれています。

 

春日大社

EDでは、一の鳥居から少し歩いた参道に座る鹿が登場している「春日大社」。768(神護景雲2)年に創建された春日神社の総本社です。「古都奈良の文化財」のひとつで、興福寺などとともに世界遺産に登録されています。

EDにこそ登場していないものの、朱塗りのあざやかな回廊に囲まれた本殿は国宝に指定されていて、一見の価値あり。春日大社国宝殿では、所蔵する国宝354点、重要文化財2,505点のほか、貴重な文化財を鑑賞できます。

また、境内には、縁結びのパワースポットとして知られる「夫婦大国社(めおとだいこくしゃ)」をはじめ、金運アップの「金龍神社」など多くの神社が点在。神社を巡り、さまざまな神様とご縁を結ぶ「若宮十五社めぐり」で、パワーを授かるのもおすすめです。

EDと同じ画角で撮影するなら、鹿の後ろに映っている四角い石がヒント。のんびり散策しながら探してみましょう。

 

元ヤンの優等生とシカ少女が織りなす、奇想天外なガールズコメディ『しかのこのこのここしたんたん』。アニメを見て鹿に会いたくなったら、ぜひ奈良公園へ遊びに行ってみては。鹿せんべいをたくさんのあげていると、いつの間にか、鹿乃子のこも釣れているかも! シカ部の一員として、鹿と仲良くなってみませんか。

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©おしおしお・講談社/日野南高校シカ部

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