東京の観光地・渋谷で人気の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」。地上229mのオープンエアな空間で、360度ぐるりと大都会・東京を見渡せるスポットです。SHIBUYA SKYは時間によって表情を変えていく景色も魅力。おすすめの時間帯や入場方法など、詳しくご紹介します。
東京・渋谷の絶景スポット!「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」
SHIBUYA SKYは「展望せよ。渋谷。世界。自分。未来」というコンセプトのもと、2019年11月に誕生した展望施設。渋谷エリアで最も高いビル「渋谷スクランブルスクエア」の14・45・46階・屋上にある、渋谷の新名所です。
アクセスは渋谷駅直結。渋谷スクランブルスクエア館外の1階もしくは2階にあるSHIBUYA SKYエレベーターから14階に向かいます。
14階にはチケットカウンターがあり、こちらでチケットを購入。もしくは事前にWEBで購入していたチケットを提示します。
SHIBUYA SKYの入場料金はWEBチケットが大人(18歳以上)2,200円、中学生・高校生1,700円、小学生1,000円、幼児(3歳~5歳)600円。当日窓口チケットが大人(18歳以上)2,500円、中学生・高校生2,000円、小学生1,200円、幼児(3歳~5歳)700円。チケットは時間指定券のみの販売で、枠数には限りがあるため、事前のWEB予約がおすすめです。
期待が膨らむ!移行空間「SKY GATE」
SHIBUYA SKYは、3つのゾーンで構成されており、1つ目のゾーンが14~45階の移行空間「SKY GATE(スカイゲート)」。エレベーターホール「SENSING HALL(センシングホール)予感の部屋」では近未来的な映像や光の演出とともに、屋上へとのぼるワクワク感がかき立てられます。
エレベーター「TRANSITION POD(トランジションポッド)移行する部屋」に乗り、まるで異世界に導くような音楽を聴きながらあっという間に45階へ! そのまま光に誘われるようにエスカレーター「LEADING LINE(リーディングライン)導きの光」に乗り、いよいよ展望フロアへと到着です。
360度、東京の絶景が広がる!屋上展望空間「SKY STAGE(スカイステージ)」
2つ目のゾーン、屋上展望空間「SKY STAGE(スカイステージ)」へ!……と言いたいところですが、屋上にあがるためには事前準備が必要。完全なオープンエアなので、持ち込めるものはポケットに入るスマートフォンやネックストラップ付きのカメラなどに限られています。バッグや帽子はロッカーに入れ、もしポケットがない洋服の場合はインフォメーションで持ち込みOKの専用バッグを借りることも可能です。
準備を整えたら、46階からエスカレーターに乗って屋上に向かいます。ここから先は、完全なオープンエア。風が気持ちよく吹き、開放的な空間で景色を楽しめます。
ルーフトップは芝生の広場を中心に約2,500平米もの広さで、360度どこからでも景色を見渡せます。周りの建物はすべて渋谷スクランブルスクエアより低く、思わず「すごい!」と言いたくなるほどの眺望です。
東は東京タワー・東京スカイツリー、西は富士山・SHIBUYA109、南は東京湾・横浜方面、北は新宿のビル群・国立競技場と、それぞれの方向でさまざまなランドマークを楽しむことができます。
SNSでもよく投稿されているSHIBUYA SKYのアイコニックなスポットが「SKY EDGE(スカイエッジ)」。眼下にはスクランブル交差点を見下ろし、顔から上は仕切りのない状態で景色を見られる絶好のスポットです。
ここでは友達同士で撮影ができるほか、スタッフによるフォトサービスも行っており、のちほど購入も可能です。
SHIBUYA SKYで最も高い場所が「GEO COMPASS(ジオコンパス)」。ほかの空間より一段と高く設定され、頂点に立つと天下をとったような気分で東京を望めます。
足元のコンパスに描かれているのは、「NEW YORK 10,864km」など世界都市までの距離。異国に思いを馳せ、遠くを見つめるのも粋な時間です。
ぐるりと360度景色を楽しんだあとは、「CLOUD HAMMOCK(クラウドハンモック)」でゴロンと休憩。空がとても近く感じ、雲の流れを見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまう癒しスポットです。
幻想的な夕焼けとマジックアワー。おすすめの時間帯
SHIBUYA SKYは滞在時間制限がないことが特徴。そのため、もし日が沈む2〜3時間前に入場すると、青空・夕焼け・夜景のすべてを見ることができます。地上229mから見る夕日は、かけがえのない思い出になること間違いありません。
日が沈んだ後、夜が濃くなるまでのマジックアワーも幻想的です。芝生に座って眺めたり、ハンモックに寝転んでみたり。その日しか見られない、空のアートを大満喫できます。
19時以降、30分に1度開催される光と音の演出「CROSSING LIGHT(クロッシングライト)」。上空をキャンバスに光が照らされ、季節で変わる音楽とともに、時間の経過を教えてくれます。
期間限定!ルーフトップバー「THE ROOF SHIBUYA SKY」
2023年1月9日までは「THE ROOF SHIBUYA SKY(ザ・ルーフ 渋谷スカイ)」が期間限定でオープン! 東京のきらめく夜景を目の前に、ドリンクやおつまみを味わえます。
座席はソファが7シート(30席)、スタンディングテーブルが8席。ソファ席のみ事前予約が必要です。
料金は「THE ROOF SEAT & CHAMPAGNE SET(ザ・ルーフ シート & シャンパン セット)」が1人5,500円、「THE ROOF SEAT & 2DRINKS SET(ザ・ルーフ シート & 2ドリンク セット)」が1人4,500円。両方とも入場料込み、スナック1品付きでドリンクが異なります。スナックはナッツ、ポップコーン、ドラジェから選択可能。
ソファ席は東側に向いており、東京タワーや東京スカイツリーが見られる特等席。日没後、瞬く間に光が浮かび上がる東京の夜景は感動的です。ソファ席の利用は50分以内、2人から予約できます。
スタンディングテーブルは予約なし、アラカルトで注文可能。席が空いていれば、入場後にふらっと利用できます。THE ROOF SHIBUYA SKYの営業時間は16:00~22:00(L.O. 21:30)、8月のみ17:00~22:00(L.O. 21:30)です。
雨の日でも安心。46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」
SHIBUYA SKYの3つ目のゾーンが46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY(スカイギャラリー)」。屋上は強風、降雨、異常高温など、気象条件によっては閉鎖されてしまうことがありますが、SKY GALLERYは天候に関係なく入場が可能です。
46階にある「Paradise Lounge(パラダイスラウンジ)」は10:00〜22:30(L.O. 22:00)の営業で、景色を眺めながらアルコールやソフトドリンクを楽しめます。11:00からはホットドッグやフライドポテト、空色の「“SKY” ラムネソフトクリーム」も販売。
最後は46階にあるショップ「SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP(シブヤスカイスーベニアショップ)」でお土産探し。SHIBUYA SKYオリジナルアイテムや渋谷のシンボル、忠犬ハチ公にちなんだグッズなどお菓子から雑貨までバラエティに富んだアイテムから選べます。
人気は「SHIBUYA プティ シガール」(16本入り・1,080円)。東京・青山の「YOKU MOKU」を代表するお菓子「プティ シガール」のSHIBUYA SKY限定缶です。イラストレーター・松本セイジさんが描いた渋谷の街のデザイン缶はここでしか買えない特別品!
渋谷の頂点から、東京の景色を一望できる展望施設「SHIBUYA SKY」。特に東京タワーのライトアップを眺めながら、シャンパンやビールを楽しめる「THE ROOF SHIBUYA SKY」が一押しです。地上229mのオープンエアな屋上で、日本一の大都市・東京を見渡してみてくださいね!
SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-24-12(渋谷駅直結・直上)
- 営業時間
- 10:00~22:30(最終入場21:20)
- フロア
- 渋谷スクランブルスクエア14・45・46階・屋上
- 高さ
- 地上約230m
- 入場料金
- WEBチケット:大人(18歳以上)2,200円、中学生・高校生1,700円、小学生1,000円、幼児(3歳~5歳)600円
当日窓口チケット:大人(18歳以上)2,500円、中学生・高校生2,000円、小学生1,200円、幼児(3歳~5歳)700円
※チケットは時間指定券のみの販売、枠数には限りあり - チケット購入(楽天)
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- 渋谷スクランブルスクエア公式サイト
取材・撮影・文/小浜みゆ