冬の石垣島旅行、おすすめ観光スポット・アクティビティ・グルメ【楽天トラベル】

公開日: 2022/02/24

沖縄

沖縄本島から約410km、台湾まで約280kmという立地にある石垣島。美しい海に囲まれ、西表島や竹富島、小浜島といった個性豊かな離島への拠点にもなっています。

石垣島への旅行というと、夏のイメージが強いかもしれませんが、実は冬こそ狙い目。冬の石垣島旅行のメリットから、冬におすすめの観光スポットやグルメ、マリンアクティビティ、プランニングのコツや服装まで紹介します。

冬の石垣島旅行のメリット

航空券もホテルも安い！人気スポットも空いている！

冬の石垣島旅行をおすすめする理由のひとつが、夏に比べると旅行客が少なく、その分、航空券やホテルが安いこと。

また、人気の観光地やお店なども、冬なら空いているのもポイントです。

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台風の心配がない！

夏の沖縄旅行は台風で飛行機や船が欠航になったり、観光に出かけられなくなったりすることも。その点、冬は台風の心配は無用です。

沖縄気象台のデータでは、2006～2020年の15年間、12～3月の間に石垣島周辺に接近した台風はゼロ！ 1951～2020年の50年間でみても1つだけ（2004年12月）と、台風の心配をせずに、思いっきり旅行を満喫できます。

マリンアクティビティが楽しめる！

石垣島は冬でもシュノーケリングやダイビング、SUPといったマリンアクティビティが楽しめるのも魅力。しかも、台風が来ない冬は海中の透明度がアップし、魚やサンゴがクリアに見えます。

→ 冬でもできる石垣島のアクティビティをチェックする

日差しがやわらぐ冬は外で過ごすのに最適！

夏の沖縄は日差しが強く暑いので、外で長時間過ごすのはちょっときついものが……。その点、冬は日差しもやわらぎ、ビーチやテラスなどでゆっくり過ごすのに最適です。

島内には海を望むテラス席のあるカフェやレストランが多数。エメラルドグリーンの海を眺めながらのんびりするのは、冬の石垣島だからこそ叶う贅沢です。

→ 冬の石垣島のおすすめグルメをチェックする

南十字星が見られる

十字形にかがやく星座・南十字星は、北半球ではめったに見ることができませんが、石垣島をはじめ、竹富島、小浜島、西表島などを含む八重山諸島では、12～6月頃にかけて見ることができます。

また、西表石垣国立公園は、国際ダークスカイ協会（IDA、米国アリゾナ州）が認定する「星空保護区」に、2018年に国内で初めてに認定された世界有数の星空観測エリアでもあります。空気が澄む冬は、より美しい満天の星空を見られるチャンス。晴れの日には、南十字星だけでなく、天の川やたくさんの流れ星に出合えるかもしれません。

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冬の石垣島で楽しめるアクティビティ

バンナ公園セグウェイツアー

標高約230mのバンナ岳におよそ290haに渡って広がる日本最南端の森林公園「バンナ公園」。この広大な公園内をセグウェイで巡るツアーがあります。

このツアーを実施しているのは、2022年に創業50周年を迎える石垣島の観光ツアーのパイオニア「平田観光」だけ。この日は副社長の奥平さんが、おもしろく丁寧にガイドしてくださいました。

まず最初に、30分ほどのセグウェイの講習から。乗り方・降り方から、操作方法、扱い方までしっかり教えてもらえるので、セグウェイに乗ったことがない人でも安心して参加できます。30分経つ頃にはご覧のとおり、未経験者でもスラロームもスイスイ、曲がるのも止まるのも思いのままに乗りこなせるように。

そして、いざ公園内に繰り出すと、全長約100mの「聖紫花（セイシカ）の橋」、芝生広場、ヤシ園、蝶園などが広がり、南国らしい花や草木、蝶などに出合えました。

熱帯雨林のような森の中を風を感じながらセグウェイで走るのは、なかなかできない体験。石垣島というと海のイメージが強いですが、山の大自然も満喫でき、新たな石垣島の魅力を知ることができました。

集合・開催時間（10～3月）: ［午前の部］9:45集合、10:00～
［午後の部］14:45集合、15:00～
※現在送迎は行っておらず、現地（バンナ公園内基地）集合・解散のみ
所要時間: 約2時間
料金: 8,200円/人
対象: 16～70歳、体重45～117kg
定員: 各回6名まで
予約: 平田観光バンナ公園セグウェイツアー

バンナ公園から中心街に向かう途中には、街と海を一望できる「エメラルドの海を見る展望台」も。夜には夜景も見ることができます。

そして、1年を通して温暖な石垣島では、冬でもウェットスーツを着て、マリンアクティビティが楽しめます。現地のツアー会社などが実施する体験ツアーなら、ガイド、ウェットスーツや機材のレンタル、ホテルへの送迎などがセットになっているので、初心者でも気軽に参加可能。冬でも体験できるおすすめのツアーをいくつかご紹介します。

シュノーケリング

ダイビングのライセンスはないけれど、石垣の美ら海に潜ってみたいという人におすすめなのが、シュノーケリングの体験ツアーです。

「青の洞窟」シュノーケリング＋洞窟探検ツアー

話題の秘境「青の洞窟」でシュノーケリングができる半日ツアー。シュノーケリング初心者はもちろん、子どもからシニア、泳ぎがちょっと苦手という人も参加できます。

料金: 大人1名 6,900円～
時間帯: 9:00～、13:00～（所要約2時間）
雨の日: ○

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「青の洞窟」探検＋星砂探し＋ウミガメシュノーケリングツアー

「青の洞窟」の半日ツアーには、星の形をした砂「星砂」探しと高確率でウミガメに会えるシュノーケリングがセットになったものも。足の届く浅瀬で、ライフジャケットのレンタルも含まれているので、泳げない人も安心です。

料金: 大人1名 4,000円～
時間帯: 8:45～、11:45～、14:45～（所要約2時間）
雨の日: ○

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スキンダイビング（素潜りシュノーケリング）半日ツアー

泳ぐのが得意な人には、自由に石垣の海を楽しめるスキンダイビング（素潜り）のツアーもおすすめです。

料金: 大人1名 8,000円～
時間帯: 8:00～、13:00～（所要約4時間）
雨の日: ○

石垣島スキンダイビング（素潜りシュノーケリング）半日ツアーを
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ダイビング

マンタやウミガメに会える確率が高いことで、人気のダイビングスポットとしても知られる石垣島。せっかく行くなら、石垣の海でダイビングをしてみませんか？

体験ダイビングツアー

ライセンスを持っていない人でも体験できるダイビングツアー。たっぷり2ダイブ楽しめます。

料金: 大人1名 17,820円～
時間帯: 8:15～（所要約4時間）
雨の日: ○

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シュノーケル＋サンゴ礁ダイビング＋幻の島半日ツアー

ダイビングもシュノーケリングも体験したい人におすすめなのがこのツアー。マンタやウミガメが住むポイントでシュノーケリング、サンゴ礁で体験ダイビング、さらに海の中に現れる「幻の島」にも上陸できます。

料金: 大人1名 12,500円～
時間帯: 8:00～、13:00～（所要約4時間30分）
雨の日: ○

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SUP

海に潜るのもいいけれど、美ら海を海上からも楽しみたいなら、ボードの上に立って、パドルを漕いで進んでいくSUP（スタンドアップパドルボード）もおすすめです。

サンセットSUP体験

SUPに乗って、水平線に沈む夕日を眺めるおよそ2時間のツアー。最初にレクチャーがあるので、SUP初心者でもOK！ガイドが無料で写真を撮ってくれるので、思い出作りにピッタリです。

料金: 大人1名 7,500円～
時間帯: 日の入り1時間前集合（所要約2時間）
雨の日: △

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川平湾SUP＋無人島上陸半日ツアー

『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で3つ星を獲得した、エメラルドグリーンの美しい海が広がる「川平湾（かびらわん）」でSUPを体験できるこのツアー。さらに、無人島にも上陸します。

料金: 大人1名 7,000円～
時間帯: 9:00～、14:30～（所要約3時間）
雨の日: ○

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マングローブSUP or カヌー＋「青の洞窟」シュノーケリング 1日ツアー

SUPもシュノーケリングも両方やってみたいなら、おすすめはこのツアー。国の天然記念物に指定されているマングローブ群落「宮良川のヒルギ林」でのSUP、またはカヌーと、「青の洞窟」でのシュノーケリング、両方満喫できます。

料金: 大人1名 13,500円～
時間帯: 9:00～（所要約6時間）
雨の日: △

石垣島マングローブSUP or カヌー＋「青の洞窟」シュノーケリング 1日ツアーを
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グラスボート

水着に着替えたり、海に潜ったりせずに海の中をのぞいてみたいなら、グラスボートが手軽に楽しめておすすめです。

川平湾グラスボート

石垣島観光ではずせない「川平湾」。このツアーなら、エメラルドグリーンの海の中のカラフルな熱帯魚やサンゴを、ボートに乗ったままのぞくことができます。運がよければウミガメの姿も見られるかもしれません。

料金: 大人1名 1,200円～
時間帯: 9:00～17:00の間、15分ごとに出航（所要約30分）
雨の日: ○

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星空観察

前述のとおり、冬の石垣島は空が澄んで、クリアな満天の星空が見られます。星空観測ツアーで、思い出作りに出かけてみませんか？

星空観察＆ペンライトアート撮影

記念日旅行などにおすすめなのが、満天の星空観察と、無料の写真撮影がセットになったこのツアー。人と星空をきれいに撮るのはなかなか難しいですが、このツアーではしっかり撮ってもらえて、データも無料でもらえます。

料金: 大人1名 3,800円～
時間帯: 19:45～（所要約1時間30分）
雨の日: ×

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冬の石垣島だからこそ味わえるおすすめグルメ

島野菜CAFE RE:HELLOW BEACH

海を目の前に臨む一軒家カフェ「RE:HELLOW BEACH（リハロウビーチ）」では、その日仕入れた島野菜を使ったメニューがそろいます。暑すぎない冬は、島にんじんや島らっきょうなど旬を迎える野菜が豊富なのだとか。

島野菜をたっぷり味わえるおすすめメニューがバーニャカウダ（ランチ1,350円）。この日は、島だいこん、島にんじん、ゴーヤ、島かぼちゃ、紅いも、ハンダマ（水前寺菜）、スターフルーツなどが。沖縄県外ではなかなか出合えない野菜ばかりです。ソースには、沖縄のおつまみの定番で、アイゴという魚の稚魚を塩漬けにした「スクガラス」を使っているそう。

また、ディナータイムには、島野菜の食べ放題（1,210円）も実施しています。（食べ放題のみの注文は不可、食事とセットで注文可能）

もうひとつのおすすめメニューの「素揚げ野菜カレー」（ランチ1,260円）は、島果実を煮込んで作ったルーに、島野菜が10種程度のって、見た目もカラフル。ルーは甘口で、スパイスを足して辛くすることもできるので、子どもにも大人にもおすすめです。

そのほか、ドリンクやスイーツメニューも充実。「石垣島産極上マンゴーのスムージー」（1,480円）は、濃厚なマンゴーの味をしっかり堪能できます。

ランチメニューにはスープやジュース、さんぴん茶などのドリンクバーが付いているのもうれしいポイント。モーニングからランチ、カフェ、ディナーまで1日中使え、海を眺めながらのんびり過ごせます。

島野菜CAFE RE:HELLOW BEACH

営業時間: モーニング 8:00～11:00（10:00L.O.）
ランチ 11:00～16:00（16:00L.O.）
ディナー 16:00～19:00（18:00L.O.）
定休日: 無休
住所: 沖縄県石垣市真栄里192-2
詳細: RE:HELLOW BEACH 公式サイト

メンガテー

冬に食べたくなるおでん。沖縄のおでんはテビチ（豚足）が入っているのが特徴です。そんな沖縄おでんを食べにぜひ行ってほしいお店が「メンガテー」。しっかり煮込まれたぷるぷるのテビチはハマってしまいそうなほど絶品！おかわりしたくなったら、テビチ単品（600円）での注文も可能です。

食事メニューは、おでんの盛り合わせ（1,000円）と八重山そば（600円）の2つのみ。深夜までやっているので、飲んだあとの〆ラーメン的に、八重山そばを食べに行くのもおすすめです。

ちなみに、八重山そばと沖縄そばの違いは、八重山そばは太い丸麺、沖縄そばは平たい麺を使う点にあるそう。

カウンター席と座敷3卓だけの店内は、早い時間は旅行者で、遅い時間は地元の人で、常に賑わっています。路地の奥にあり、最初は躊躇してしまいそうですが、入ってみると女将さんもほかのお客さんも気さくに迎えてくれるので、1人旅の夜ごはんにもおすすめです。

メンガテー

営業時間: 17:00～深夜
定休日: 日曜日
住所: 沖縄県石垣市美崎町10-19
TEL: 0980-82-8065

まだんばし家

「まだんばし家」は地元の人に人気の居酒屋で、沖縄・石垣ならではの料理が豊富にそろいます。おすすめは、その日の新鮮なお造りが味わえる盛り合わせ（画像上／2人前1,300円～）。また、石垣ではお刺身といったらマグロ！というほど、食卓にもマグロがよく並ぶのだとか。大トロ、中トロ、赤身を食べ比べできる天然本マグロの盛り合わせ（画像左下／各1貫ずつ、計3貫500円）もおすすめです。

そして、沖縄以外でなかなか食べられないシャコ貝のお刺身（画像右下／980円）も絶対に味わっておきたい一品。シャコ貝は石垣島で「ギーラ」と呼ばれ、コリコリとした食感がたまりません。

ほかには、沖縄風豚の角煮のラフテー（680円）、冬に旬を迎える島らっきょうの天ぷら（680円）、とろふわたまごがのったオリジナルスタイルのゴーヤチャンプル（780円、ハーフサイズ580円）も見逃せません。ラフテーは醤油で煮込んだものが多いなか、まだんばし家のラフテーは琉球王朝時代から食べられていた白みそ仕立てのやさしい味わいが特徴です。

〆には八重山まぜそば（680円）をぜひ。八重山そばの袋麺とサバ缶を袋に入れて混ぜ合わせて食べる石垣島のB級グルメ「からそば」からヒントを得たもので、八重山そばを汁なしのまぜそばスタイルでいただけます。

まだんばし家

営業時間: 日～木 17:00～23:00
金・土 17:00～24:00
定休日: 月曜日
住所: 沖縄県石垣市石垣294
TEL: 0980-82-2018

メバチマグロ、ビンナガマグロ

前述のとおり、石垣島の食卓によく登場するマグロ。日本最大級の漁場が近くにあり、島内の鮮魚店には1年中天然マグロが並びます。ただ、時期によって種類が異なり、メバチマグロやビンナガマグロが冬に旬を迎えます。

また、島内の鮮魚店では午後になると刺身用の魚を天ぷらとして売り出すという、独特の天ぷら文化が。300円で6～7個、500円で10～12個など袋いっぱいに入って、安くてボリューム満点！午後、小腹が減ったら鮮魚店に立ち寄ってみては？

ジェラート、スムージー

年間を通してテラスでジェラートやスムージーを楽しめるのも、冬の石垣島旅行のメリット。「ミルミル本舗」では、毎朝とれたての新鮮なミルクを使ったジェラートを海を一望するテラスで味わえます。マンゴーやパイン、紅いも、塩黒糖など石垣島の旬の素材を使ったフレーバーがそろいます。

「光楽園（ひかりらくえん）」でも、自家栽培のグァバや石垣島育ちのトロピカルフルーツを使ったスムージー、フラッペ（かき氷）、フレッシュジュースなどをテラス席で楽しめます。

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お天気の心配なし！石垣島の屋内スポット

天気が変わりやすい冬の石垣島。急に天気が崩れても心配無用の屋内で楽しめるスポットを紹介します。

ユーグレナモールでお土産さがし・グルメめぐり

日本最南端のアーケード商店街「ユーグレナモール」。土産もの店や飲食店などが軒を連ね、天気を気にせずお土産選びやグルメを楽しめます。

ユーグレナモール内には「石垣市公設市場」も。フードコートのようになっていて、八重山かまぼこや石垣牛のハンバーガー、八重山の素材にこだわった手作りソーセージのホットドック、西表米粉で作られたかわいいパイン型の鯛焼き、八重山ならではのフレーバーがそろうスムージーやアイスクリーム、泡盛の飲み比べなど、思い思いに石垣グルメを満喫できます。