デルタ航空でロサンゼルス旅行へ！羽田〜ロサンゼルス搭乗レポート＆ラウンジも紹介

いつかは行ってみたいディスティネーションとして、人気の高いアメリカ・ロサンゼルス。ハリウッドやサンタモニカビーチ、アナハイムまで足を伸ばせば「カリフォルニア ディズニーランド・リゾート」や大谷選手の本拠地「エンゼルスタジアム」などがあり、都会と自然、エンターテインメントを同時に満喫できるのが魅力です。

 

日本からロサンゼルスへは、羽田発着でアクセスのしやすいデルタ航空が便利。日本語対応の自動チェックイン機や、日本発着の全便で日本語を話す客室乗務員が複数乗務するなど、言葉の壁を感じずに搭乗できます。デルタ航空ロサンゼルス線のサービスと、ラウンジ「デルタ スカイクラブ」の情報をご紹介します。

 

デルタ航空のロサンゼルス直行便、羽田から毎日運航

デルタ航空は、2020年春に運航拠点を成田空港から羽田空港に移転。東京からのフライトはすべて羽田発着になり、アクセスが良く利用しやすくなりました。羽田からは現在、アトランタ、シアトル、デトロイト、ロサンゼルス、ミネアポリスの5路線を毎日運航、また10月29日からはホノルル線も新規就航します。

 

2023年10月現在、デルタ航空の羽田〜ロサンゼルス線は毎日運航。羽田を16:45に出発し、ロサンゼルスには同日11:10に到着するので、着いた日から観光を楽しめます。

 

搭乗クラスは、「デルタ・ワン スイート」、「デルタ・プレミアムセレクト」、「デルタ・コンフォートプラス」、「メインキャビン」の4種類。今回、「メインキャビン」と「デルタ・プレミアムセレクト」に搭乗してきたので、機内サービスの内容をレポートします。

 

デルタ航空スカイマイル®への入会やアプリのダウンロードでより快適な空の旅を

  
「Fly Delta アプリ」は英語のみの対応ですが、搭乗ゲートへのナビ機能や預け荷物の追跡などができます。「預け荷物が飛行機に搭載されました」「搭乗を開始しました」など、リアルタイムで通知されるので安心して搭乗できました。

 

対象フライトでマイルが貯まるデルタ航空スカイマイル®に加入していると、米国国内線ではほとんどのフライトで高速無料Wi-Fiを利用可能。2024年末までに国際線も順次無料になる予定です。スカイマイルは無料で入会できて、貯めたマイルに有効期限がないので、出発前に入会しておくのがおすすめです。

 

また、iMessageやFacebookメッセンジャーなどのテキストメッセージは無料で送受信できるので、気軽に家族や友人に連絡できました。

 

羽田〜ロサンゼルス　エコノミークラス「メインキャビン」搭乗レポート

羽田〜ロサンゼルス線を運航するのはAirbus330-900 neo。従来のモデルより約25％燃料効率の良いサステナブルな新型機材です。

 

メインキャビンのシートピッチは最大約83.8センチメートル、リクライニング最大10.1センチメートルとゆったり。形状記憶機能付きクッションなど、細かい配慮がほどこされており、長時間のフライトでも快適に過ごせます。

 

エコノミークラスなのに機内用スリッパ、トラベルキットなどが配られるのもうれしい。ドリンクサービス前にボトルウォーターを1本配布してくれます。

 

機内エンターテインメント「デルタ・スタジオ」では、約300の映画を上映。英語コンテンツがメインですが、ディズニー作品や日本でヒットしている最新映画などは日本語対応もしていました。

 

羽田〜ロサンゼルス間の約10時間のフライトでは、離陸後に夕食、離陸前に朝食の2食が提供されました。夕食はチキン、ポーク、パスタの3種類から選ぶことができ、パスタをチョイス。白ワインと合わせていただきました。

 

デルタ航空では、機材だけでなく機内でもサステナブルな取り組みを実施しています。機内食を可能な限り現地の農家や職人から調達するようにし、就航都市の地域社会と協力して作っています。また、機内食のナイフやフォークも木製、食器も再利用可能な生分解性素材を採用。

 

食後にはハーゲンダッツのアイスクリーム、スターバックスのコーヒーなども提供。ギャレーにはドリンクとスナックの用意があるので、小腹が空いたときに自由にいただけます。

 

朝食にはサンドイッチとフルーツが提供されました。

 

ロサンゼルス〜羽田　プレミアムエコノミー「デルタ・プレミアムセレクト」搭乗レポート

帰国便は疲れを癒やすために「デルタ・プレミアムセレクト」に搭乗。ロサンゼルス国際空港を9:50に出発し、翌14:15に羽田空港に到着します。

 

「デルタ・プレミアムセレクト」は、出発空港での優先チェックイン、優先搭乗、手荷物の優先取り扱いなど「スカイ プライオリティ」のサービスが受けられます。荷物にも専用タグを付けてもらえるので、到着時に早くピックアップできます。

 

シートピッチは最大約96.5センチメートル、座席幅48.3センチメートル、リクライニング最大17.8センチメートルとゆとりのある設計。可動式のレッグレストとヘッドレスト、ペットボトルの収納スペースなど、よりパーソナルなスペースがあるのも特徴です。

 

モニターサイズは13.3インチ。モニターが大きいので機内エンタメに没入し、映画鑑賞中に涙を流すほどでした。

 

アメニティもメインキャビンよりワンランク上のものが提供されます。専用スリッパやノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォン、サムワン・サムウェアのアメニティキットの中には、グロウン・アルケミストのスキンケア製品、ボールペン、歯ブラシなど機内で欲しい物が詰まっていました。

 

シートの広さや座り心地、こだわりのアメニティのおかげで、長時間のフライトでも疲れを感じずに過ごせました。

 

 
「デルタ・プレミアムセレクト」では、離陸後すぐにスパークリングワインや水とお菓子を提供する「Bubble ＆ Bite（バブル＆バイト）」のサービスがあります。

 

さらに、食事の際にはカトラリーやナプキンの用意もあります。夕食は、洋食、パスタ（ベジタリアン）、和食の3種類から選択可能。和食の場合は、ミシュラン2つ星を獲得した上野法男シェフの監修料理を空の上で楽しめます。

 

朝食は、往路と同様にサンドイッチとフルーツが提供されました。「デルタ・プレミアムセレクト」では、アルコールの選択肢も豊富になり、ビール、ワイン、スピリット、カクテルなどを好きなときに注文可能です。

 

ロサンゼルス国際空港第3ターミナルにあるラウンジ「デルタ スカイクラブ」

ロサンゼルス国際空港の搭乗前に、特別に「デルタ スカイクラブ」に立ち寄りました。通常は、「デルタ・ワン」もしくはスカイチーム加盟航空会社運航便のファースト・ビジネスクラスに搭乗、スカイマイル提携クレジットカード本会員の方が利用できるラウンジで、毎日4:30〜翌0:30まで営業しています。

 

ロサンゼルス国際空港は、デルタ航空のハブ空港のひとつであり、現在、世界約53都市へ毎日150便を運航しています。デルタ航空が使用するターミナルは改修され、チェックインロビーも広々としていました。

 

ラウンジ内には、デジタル作品、彫刻、地元アーティストをフィーチャーした作品などの展示もあるほか、ロサンゼルスのダウンタウンやハリウッドヒルズを一望できる全天候型のテラス席「スカイデッキ」もありました。

 

ダイニングには、地元産の食品や飲料を中心にさまざまなフードが並びます。好きな具をトッピングできるタコスバーもありましたよ。

 

日本では 、羽田空港第3旅客ターミナル5階に「デルタ スカイクラブ」があります。こちらにはバーテンダーが常駐し、季節限定のカクテルやモクテルを作ってくれるサービスや、醤油ラーメンなどをその場で調理してくれるヌードルバーなどもあり、提供する国によってサービスを変えています。

 

日本からロサンゼルスを訪れる際は、3泊5日〜5泊7日程あると、主要観光スポットを余すことなく巡れます。年中温暖な気候ですが、9〜10月は夏と比べると日差しも少し弱まるため観光に適しています。

 

また、11月終わりのサンクスギビング明けからクリスマスまではセールシーズンとなり、ショッピング旅行におすすめです。久しぶりの海外旅行に、デルタ航空でロサンゼルスを訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

取材・撮影・文／加藤あやな 

 

 

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