冬の味覚「あんこう」を旅先で味わおう!
濃厚な旨味とコクが特徴的なあんこう。江戸時代から珍味として重宝され、特に「海のフォアグラ」と称される「あん肝」は絶品!ほとんど捨てる場所がなく、コラーゲンたっぷりで低カロリーなのも魅力です。今回は、あんこう鍋や漁師料理のひとつ「どぶ汁」など、あんこう料理が食べられる温泉宿の中でも、料理に関するお客さま評価が4.5以上の宿を10軒ご紹介します。今しか味わえない冬の味覚を食べに出かけてみませんか?
※このランキングは、過去1年間の「お客さまの声」食事評価が4.5以上の宿泊施設の温泉宿を対象に、宿泊プラン名に「あんこう」のキーワードを含む宿泊実績(2019年11月1日~2020年3月31日)を元に集計したものです。(お客さまの声 集計期間:2019年11月1日~2020年10月31日)
料理4.5以上の高評価!あんこう付プランが人気の温泉宿
- 第1位
- 【茨城】 平潟港温泉 民宿 暁園
- 第2位
- 【茨城】 としまや月浜の湯
- 第3位
- 【福島】 海鮮料理の宿 旅亭小瀧
- 第4位
- 【福島】 いわき湯本温泉 松柏館
- 第5位
- 【福島】 いわき湯本温泉 魚々彩々 旬味の宿 うお昭
- 第6位
- 【福島】 いわき湯本温泉 湯の宿 美笹
- 第7位
- 【新潟】 柵口温泉 権現荘
- 第8位
- 【福島】 いわき湯本温泉 ホテルいづみや
- 第9位
- 【鳥取】 登録有形文化財の宿 木屋旅館
- 第10位
- 【新潟】 ホテル国富アネックス
平潟港(ひらかたこう)の目の前に佇む「平潟港温泉 民宿 暁園」。北茨城の海の幸を使ったお食事が人気の宿で、中でも一番の目玉は、地元名物の「あんこう」料理。
「あんこう鍋」か、郷土料理「あんこうのどぶ汁」、2つの鍋から夕食プランが選べます。鍋をいただいた後は、あんこうの出汁が絶妙なスープで作る雑炊に舌鼓。あんこうのフルコースプランでは、あんこうの刺身やステーキも登場します。
温泉は塩分を含んだナトリウム・カルシウム塩化物泉で、べたつきのないサラサラとした肌触りが自慢。大浴場はないですが、誰にも気兼ねせずに温泉を堪能できる、貸切風呂を2つ用意しています。
海辺の温泉旅館ではめずらしい、硫黄泉を楽しめる「としまや月浜の湯」。太平洋や阿武隈(あぶくま)山脈を望む、大浴場や露天風呂で温泉を堪能できます。2つの無料貸切風呂も備えており、プライベートに湯浴みを満喫することも可能。
客室は和室やバリアフリー対応のツイン、源泉100%の内風呂付きなど、利用シーンやニーズに合わせて選べる8タイプを用意。
冬季限定のあんこうプランは、あんこう鍋・あんこうのどぶ汁からセレクト。鍋で使うあんこうは、黒潮と親潮が交じり合い豊富なプランクトンが生息する常磐沖で獲れる「きあんこう」。肝の油が上質で美味しさは間違いなし!船頭料理を体験したい人は、より濃厚などぶ汁を味わって。
小名浜(おなはま)の奥座敷に佇む、全9室の小さなお宿「海鮮料理の宿 旅亭小瀧」。新鮮な魚介類が中心の割烹料理が自慢で、ソーシャルディスタンスが保たれたお食事専用の個室でいただくことができます。
小名浜名物のあんこう鍋は、11月から3月までの冬季限定メニュー。スープにあん肝をふんだんに使用し、濃厚な旨味とコクのある味わい。味噌仕立てで食べやすいのがポイントです。
大浴場は足触りが気持ちよく、濡れても滑らない畳敷き。小さなお子さまやお年寄りも安心の造りになっており、リラックスして温泉が楽しめます。客室は、広さの異なる和室を用意。一般客室でも10畳とゆったりとした広さを確保しています。
創業300年以上、江戸時代末期には諸大名が泊まる本陣として親しまれてきた「いわき湯本温泉 松柏館」。格式ある純和風の外観で、館内は歴史ロマンあふれる空間。貴重な調度品の数々が随所に配され、ミニ美術館さながらの鑑賞が楽しめます。
男女別の純和風展望風呂は、大きな窓を配した開放的な造り。神経痛や皮膚病に効能があるといわれる、硫黄泉を加水なしの源泉かけ流しで堪能できます。一部の客室を除き、各部屋の内湯にも温泉を引き湯しているのも、うれしいポイントです。
「日本料理全国大会」で厚生労働大臣賞を受賞した板前が作るお食事は、旬の素材をひとつひとつ最高の状態でいただける和食膳。冬は「海のフォアグラ」と称されるあん肝がたっぷり入った、あんこうの小鍋と共に舌鼓を打って。
前身が魚屋であり、月替わりの漁師料理が好評の「いわき湯本温泉 魚々彩々 旬味の宿 うお昭」。冬季の人気は、味噌とすり潰したあん肝を混ぜ、独自の汁で仕上げた「浜仕立てのあんこう鍋」。コラーゲンと旨味たっぷりの味わいを堪能して。料金追加で漁師仕立ての「あんこうドブ汁」に変更も可能です。
お食事の後は、湯量豊富なかけ流しの天然温泉でゆったり。温泉保養士のバルネオスペシャリストの資格をもつスタッフがいるので、効能を活かした入り方を教わって温泉を楽しむのもおすすめです。
宿は、JR常磐線湯本駅より徒歩約1分、いわき湯本ICより約10分の近さ。徒歩15分圏内にはには、「いわき市石炭・化石館」や「いわき湯本 温泉神社」があり、足湯や公衆浴場も点在しているので散策もおすすめです。
JR常磐線湯本駅から徒歩約5分に位置する「いわき湯本温泉 湯の宿 美笹」。高級魚のキンキや、生うに、福島牛などの美食が堪能できる全8室の小さなお宿です。
冬は濃厚な肝の旨味とコクが味わえる、味噌ベースのあんこう鍋が好評!クチコミには「あんこう鍋美味しかったです」「評判通りの美味しさで、遠い所から来た甲斐がありました」などの声が寄せられています。
もうひとつの魅力は、源泉100%かけ流しの温泉。2名さま以上での利用なら、貸切にして温泉を堪能することもできます。
周辺には、全天候型屋内プールやスパを楽しめるレジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」があるので、旅の計画に組み込むのもおすすめ。
全客室から能生川(のうがわ)が望める大自然に囲まれた宿「柵口(ませぐち)温泉 権現荘」。旬の海山の幸や地元の食材にこだわったお料理が、ボリューム満点でおいしいと好評です。冬の糸魚川の味覚である、あんこう鍋も人気。濃厚なコクと旨みがあり、コラーゲンたっぷりな鍋で体の芯までほっこり!
温泉大浴場には、おもいっきり身体を伸ばしてくつろげる大きな湯船を配置。熱すぎないお湯で、じっくり浸かって体の疲れを癒せます。川沿いの露天風呂で、清流のせせらぎや景色を楽しみながら湯浴みを満喫するのもおすすめ。
冬の宿泊プランには、「シャルマン火打スキー場」のリフト割引券付きも用意。ウィンタースポーツの旅先としても最適です。
24時間好きなときに天然温泉を満喫できる「いわき湯本温泉 ホテルいづみや」。大浴場と露天風呂付き客室で、源泉かけ流しのお湯が楽しめます。美人の湯といわれる温泉は、保温効果をはじめとする効能にも期待。
客室は、ツインベッドルームと落ち着いた雰囲気の和室を中心に揃え、露天風呂付き客室も限定1部屋を用意しています。お食事は旬を重視した海鮮料理を提供。冬は、あんこう鍋が付いたプランがイチオシです。
宿は、JR常磐線湯本駅より徒歩約3分、いわき湯本ICより約10分の近さ。車で約10分の場所には「スパリゾートハワイアンズ」もあります。
明治元年創業、木造3階建ての全館が国指定登録有形文化財に認定されている「登録有形文化財の宿 木屋旅館」。明治、大正、昭和と増改築した客室は、各時代の建築様式を残した落ち着きある空間。大正浪漫な雰囲気の洋館風和洋室は、特別な日の宿泊にぴったりです。
温泉は、デトックス効果の高い高濃度ラドンを含んだ三朝(みささ)温泉。複数の自家源泉を使用し、4つの浸かるラジウム温泉、吸う温泉、飲む温泉、寝る温泉で堪能できます。
契約農家の野菜や日本海の幸を中心に仕上げたお食事も自慢。豆乳と白味噌の出汁で調理した「豆乳あんこう鍋」は、冬季限定のイチオシメニューです。
姫川の清流と山々の美しい稜線が楽しめる、糸魚川温泉のお宿「ホテル国富アネックス」。温泉は地下約1,000mから湧く1,500万年前の化石海水で、97度の高温の源泉が自噴。豊富な湯量で、ミネラルたっぷりなお湯が心と体を癒してくれます。
お料理は日本海の海の幸をはじめ、新鮮な山の幸、四季折々の旬の味覚を会席料理で。あんこうが食べられる冬限定プランでは、あん肝やあんこうの唐揚げ、味噌仕立てのあんこう鍋のほか、紅ずわい蟹の甲羅盛りなどの美食も味わえます。
宿があるのは「ユネスコ世界ジオパーク」の認定エリア。周辺には、日本列島の生い立ちや糸魚川を代表するヒスイ、国内外の化石や鉱物を展示する「フォッサマグナミュージアム 」や「谷村美術館・玉翠園」などの見どころがあります。